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2023年12月14日 (木)

セブン流

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日のカンブリア宮殿。

  テーマは「セブンイレブンの次なる戦い方」。

コンビニエンスでは圧倒的なシェアを誇るセブンイレブン。

  セブンイレブンの日販は約70万
  他社のコンビニの日販は約50万

それほどの平均日販の違いを見せつけるセブンイレブンであるが、それでは他社と何が違うのか。おそらく他社は他社でまた異なる戦略と具体的仕組みによって対抗しているとは思うが、それでも顧客がセブンイレブンに抱くイメージは強い。

  圧倒的な商品力だと私は思う。

商売とは、「商品力」 × 「販売力」 だと私は以前にブログで書いた記憶があるが、セブンイレブン初め、コンビニにおける強みは圧倒的な商品力だと思っている。

  その他中でもセブンの商品力はずば抜けている。

だからこそ、同じ販売力ならばセブンに顧客が流れていくのであろう。

  今回の報道ではその販売力の源を放映していたと思う。

とにかく、新商品開発に賭ける執念はハンパではない。

  週間で100アイテムが入れ替わるという。

それは全く別の商品に入れ替わるということではなく、同じ商品でも進化が伴っての入れ替えという。

  特に主力品の進化力は随一ではないだろうか。

なんと言っても、そのカテゴリーの主力品は企業の利益の源泉である。その源泉を常に進化させて圧倒的な支持を得ていくからこそ、進化の資本が作られていく。その回転が軌道に乗って歯車が確実に回っているという印象だった。

  それを30代の社員が率先して取り組んでいる。

だから組織内にやりがいが生まれ、維持されていくのであろう。

  コンビニという業界はフランチャイズ制を取っている。

だから、商品力は高いレベルにあるが、オペレーションは画一的に、毎日の作業内容はほぼ一定のマニュアルに沿って運営されている。店舗規模、レイアウト、品揃え、発注、陳列、レジ業務等、全てのオペレーションは本部主導で固定のマニュアルに沿った運営であるから、個店毎の違いはほとんどない。

  だから数店舗を所有するオーナーも多い。

このような組織になればなるほど本部開発の「商品力」によって、店舗の売上が確定されていくのである。

  セブンの社員は商品開発力が全て。

そのような構図だからこそ、そこに全精力を集中させているように思う。そこに、ここ数年は地域性を盛り込んだ商品開発が伴ってきた。それも新商品開発の一翼となっている。

  “進化が止まらないなぁ”

生鮮食品スーパーとしては、グロサリーの開発力はともかく、生鮮での商品開発力、そして店内製造が武器の惣菜の商品力をどうやって対抗させていくか。そこが益々問われる時代となっていくのだろう。

  




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食品商業2024年1月号が発売されました。

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当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(1月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。




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コメント

k,kさん、コメントありがとうございます。

セイコーマート。残念ながらこちらに無いんですよねぇ~。

あれば立ち寄ってみたいと思います。

投稿: てっちゃん | 2023年12月14日 (木) 20時10分

やはりセブンがトップ。解ってはいることですが商品力はもとよりDAISOとコラボしたり進化してますよね🎵 地域商品も置いている店舗も多い。閉店してるのもセブンが目立ちます。多いから仕方ないですね。 個人的にはセイコーマートが一番使いやすいです。独自性はピカ一です。値段も安いし惣菜がおいしい。これは他社と比べ物になりません。是非使ってみて下さい(^^)d

投稿: k,k | 2023年12月14日 (木) 08時06分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

地方ほどいろいろな業態の小売業と連携して商業集積を高めたいものですね。

中小ほど自力での独立採算よりも商業集積に入り込んでその集客力を活かしながら自店の強みを明確にして生き残る。

いずれにしても人口減と過疎化は待ったなしですから、自社をどう変えていくか、かと思います。

投稿: てっちゃん | 2023年12月14日 (木) 07時39分

hataboさん、コメントありがとうございます。

1000坪のお店と200坪のお店が極力同じ品揃えをしようとすること自体が無理なことだと思います。それは生鮮部門も同様で、極力絞った商品では負けないというスタンスが重要なのではないでしょうか。

どの部門もどのカテゴリーも、絞ったら、そこで負けないという意識、絞れば絞るほど明確になるわけですから200坪のお店の方が強化しやすくなるのではと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2023年12月14日 (木) 07時30分

大手の商品力、効率性に対してどのように対峙していくのか?更には先日の買物難民の課題。近くに買物場所が有るだけで地域住民は助かるのですから効率性の高いコンビニやそれ以上にドラックストアは地方部への出店を視野に入れてる事でしょう。競争時代から淘汰時代に。インフラ的存在のスーパーとてボランティアや公共性だけでは経営は成り立ちませんから。

投稿: dadama | 2023年12月14日 (木) 06時54分

コンビニの売り場面積を考えると、改廃しないと品数が少ない分、お客様に飽きられてしまうのですかね。
スーパーも特に惣菜ではいつも同じ商品ではなかなか難しい時代になってきました。
名物以外の商品は一度見直さないと、他のスーパーと売ってるものが同じでは、結局値段になってしまいますから。

投稿: hatabo | 2023年12月14日 (木) 06時52分

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