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2023年12月12日 (火)

買い物難民の増加

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日、NHKのクローズアップ現代を見ていた。

  テーマは「あすのごはんが買えない」。

今、全国でスーパーの閉店が相次いでいます。

  そんなセリフから始まったクローズアップ現代。

そして、鳥取県では一気に17店舗の食品スーパーが閉店したという。しかし全国的には、微増を続けるスーパーの店舗数。要は人口増の都心部では増加しているが、過疎化が進む地方では経営困難となり廃業するスーパーが急増。

  結局は地方での買い物難民が増加。

そのような構図が顕著になってきたのがここ数年の流れだという。そしてそのような環境で不便を感じているのがクルマの無い高齢者である。
免許を返納しても、徒歩で行けるスーパーがあったからこそなんとか食材を購入してこれたが、そのスーパーが閉店したと同時に、バスと徒歩で往復1時間以上をかけて、買い物をしているという。

  途中で75段の階段の上り下りも含まれるという。

よって、従来はほぼ毎日買い物をしていたが、今は週に2回程度に減少してしまった。同時に、食べるおかずの量が減ったという。更にスーパーの閉店によっての弊害は、

  家に閉じこもりがちになった、という。

かって、近くにスーパーがあった時は、家を出ないという日は無かったという。そのスーパーがコミュニティの場でもあったからだ。ご近所の方との会話であったり、店員との会話であったり、いろいろな情報共有、要は会話の場があった。

  それが最近はめったに外出しなくなったという。

そのような現象は意外にも都市部でも始まっているという。

  大きな団地の近くほどこの傾向が強い。

団地が開発され、同年代の家族が一気に住み始めると、当初はスーパーも乱立するが、その団地の住民の高齢化と共に、食の需要も激減していく。同時にスーパーも減少し始め、いずれ皆無となっていくという流れ。確かに数キロ先には大型の賑わうスーパーはあるが、その団地に住まわれる方は、小さくても近くの従来からあったスーパーの方が買いなれているし、コミュニティーとしての使われ方もしてきた。

  その代替が移動販売車やネットスーパーではあるが。

とは言いながら、私同様に現金主義の方はネットスーパーには馴染まない。移動販売車もその地域をカバーしてくれればいいが、そうでない地域も多いであろう。

  スーパーの閉店は住民だけの問題ではない。

当然、地域の取引先も打撃を受けることになる。特に零細な地域の製造メーカーや市場の影響は大きい。

  地域全体の潤滑が途絶えてしまうのである。

そうやって、徐々に人々の往来が無くなり、一人一人が孤立化していく。

  やはりスーパーという買い場の役割は大きい。

地域に根差した中小スーパーの役割と地域での期待。それに特化したスタイルで生き残りを図り、あくまでも地域住民の支えになれる存在を模索していくことが重要なのであろう。







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食品商業2024年1月号が発売されました。

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当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



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部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
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52週MDマネジメント(1月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。




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コメント

通りすがりの業界人さん、コメントありがとうございます。

→いっそのこと、てっちゃん党つくりませんか

確かに、来年酒を卒業すると公言しておられる方に代表になって頂き、公の場で発言していただければと思います。

会のメンバー一人一万票を獲得して頂ければ、大それたことも可能かと😎。

あっ、通りすがりの業界人さんは、10万票でお願い致します👍。

投稿: てっちゃん | 2023年12月12日 (火) 14時15分

移動スーパー、デリバリー、ネットスーパーなどありますが高齢者から店舗より高い売価をつけて販売するのか?といつも疑問を感じてしまいますɿ(。・ɜ・)ɾⓌⓗⓨ?
近いという付加価値はあると言えるでしょうが、、、、( ︶⌢︶ ‘’)
過疎地域には、国の補助、市町村の協力、そして小売業がある程度運営できる仕組構築がないと成立しない問題だと考えています。
今の議員さんたちじゃダメだろうなぁ〜
いっそのこと、てっちゃん党つくりませんか\\\\٩( 'ω' )و ////
1票いれまっせ((꜆꜄ `•ω•)꜆꜄꜆アータタタタタタタタ ・*・:≡ - ̗̀📄 ̖́-

投稿: 通りすがり業界人 | 2023年12月12日 (火) 13時50分

k,kさん、コメントありがとうございます。

人間の一生とは、、
 
 歴史に学ぶ時
 先端を歩む時
 後塵を拝す時

に分かれるような。
そう考えると、常に先端を歩む人生とは、常に変化対応していく姿勢なのかと思います。

 ブログを書き始めた時

これが先端を歩む時とすれば、更に時代の先端を歩むための進化が大切なのだと、今日の皆さんの記事から自分なりに感じました。

ありがとうございます。
 

投稿: てっちゃん | 2023年12月12日 (火) 12時45分

うちの親も移動スーパー利用しています。その他に生協をやっているのでどうにか。 田舎者の私には不可解な東京の世田谷でも移動スーパーが重宝しているニュースを見て疑問でした。便利なのに何故? 近隣には高質スーパーしかなくて年金暮らしの地元民には買えない。なので庶民的食材を団地の前まで運んでくれる。助かっているようです。田舎は野菜等も近所からもらったりしますから違う意味で地域コミュニティが助けてくれます。パソコンやスマホも使いきれない年配者には重要な生活手段ですね

投稿: K,k | 2023年12月12日 (火) 12時32分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

まずは地域で勝ち抜くことでしょうか。
それにしても、医薬品も無免許で販売できる環境に早くなって欲しいですね。

そうなると、医薬品自体も価格競争の世界に巻き込まれ、生鮮の販売力が経営を支える時代となると思われますので。

投稿: てっちゃん | 2023年12月12日 (火) 11時27分

当社の地方部に存在する店舗客数を見ても70歳以上の顧客減が続き新規顧客分の溝が埋まらず客数全体が逓減しています。
客待ちから出前のシフトも真摯に考えねばならない時代となりましたね。移動スーパーはかなり定着はしてきましたが採算面を確実にせねばならない。コロナ禍が終わり2019年来の環境に戻った今、この3年間を見据えて動いた企業流された企業差は大きくなるでしょうし、私的には生産性の高いドラックストアが地方部では台頭してくるのではないかと思います。

投稿: dadama | 2023年12月12日 (火) 11時18分

hataboさん、コメントありがとうございます。

そうですね。地域のインフラを守ることがどれほど重要で、貢献度の高いことなのかが分かりますね。

2011年の3.11の時も、地域のインフラを守る食品スーパーの存在価値の高さを思い知らされましたが、地域のコミュニティーとしての自覚と覚悟を持たねばと思わされました。

投稿: てっちゃん | 2023年12月12日 (火) 11時09分

スーパーの閉店によりメーカーさんも倒産してしまうケースを見たことがあり、依存してしまうとこういうことになるんだなと、同時に絶対に潰れちゃいけないなと感じました。
居抜きで違うスーパーが入ってくれればお客様は買い物はできますけど、入るかどうかはまた別問題ですね。
移動スーパーやっていると、人と話したいんだなぁって感じることが多々ありました。
中小が生き残らないと地域の様々なところに影響が出てしまうので頑張ります!

投稿: hatabo | 2023年12月12日 (火) 07時56分

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