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2023年12月 8日 (金)

食品商業1月号の発売

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日は12月8日(木)

  食品商業2024年1月号の発売日

今回も当方は、「ファイブマネジメント」と「52週MDマネジメント」を執筆。

  ファイブマネジメントは「競合」の第二回目。

競合マネジメントに掲げる「顧客の五感」。「鮮度感」「季節感」「安さ感」「安定感」「親近感」の五つの感度で競合店以上に自店で強みとして磨いていくことが、顧客の来店動機を高めていくのである。

  顧客の五感の「季節感」が今月号のテーマ。

季節感ほど、顧客の入店直後の演出が全てだと考える。その瞬間に多くのお客様は、今の季節、旬、そして美味しさが伝わってくるのである。

  当然主役は青果。

更には、入店と同時にグロサリーの企画コーナーを展開するお店も多いであろう。

  よってグロサリーによる季節感も重要となる。

そして、入店した直後にお客様は今の季節や旬、そして近々催されるイベントを知るのである。要はそのお店に入店した段階で今の旬に気づくのである。

  お店から今の旬を学ぶ。

お客様がそのようなスタンスを持つことで、そのお店の存在価値となっていく。それが季節感を高めることの重要性。更にこの関係が安定してくると、そのお店で今の季節を感じ、そしてメニューに気づき、更にイベントに使用する食材を買い忘れせずに購入できることになる。

  それが季節感を強みとするお店の存在価値。

そこで展開される季節感を感じる商品自体に力が付いてくると(商品力)、更に来店動機を極めることになっていく。

  “あのお店ではこの時期必ずあの商品が展開されている”

その信頼関係が季節感を重視する目的となる。よって、季節感を磨くその裏側には、そのような顧客との信頼関係構築が目的となり、結果としてその季節の来店動機が高まるとい関係。それが52週続くことのメリット。それが安定したリピーターの獲得となっていく。

  52週MDは2月編。

52週MDが本格スタートするのが2月の節分商戦からと言ってもいいであろう。節分商戦から一年がスタートし、そこからいろいろなイベントへと拡大していくのである。

  節分から今年一年の強みを磨いていくスタートライン。

そして、そこから派生して、次の季節感であり、次のご馳走感であり、次のイベントに繋げていくというスタートラインと位置付けることが重要であろう。

  節分から次のどのイベントに繋げるのか。

そこから、次のひな祭りに繋がり、次の入園入学に繋がり、次の母の日に繋がるというように、どんどn派生していき、そのイベントの強化が次の52週MDイベントが強くなっていくという連鎖になっていく。

  これが52週MDのスタートラインの意味となる。

そんな内容が今月号の内容となる。

  是非ご視聴頂きたいと思うのである。




食品商業2024年1月号が発売されました。

20241
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。




研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。
株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。



株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
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PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(1月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

そうですね、そろそろ公開が出来る社会観になってきたでしょうか。

今月号にも、仲間が登場しましたね。この業界もどんどん狭くなっていくような😎。

投稿: てっちゃん | 2023年12月 9日 (土) 16時18分

コメント遅れて失礼致しました。
一期一会、食品商業愛読者は是非あちらの会に参加して頂きたいですね。サプライズ?間違いなし(笑)。会場のキャパもあるのでなんとも申し上げられませんがこの場で参加者募るのも宜しいかと。

投稿: dadama | 2023年12月 9日 (土) 15時03分

hataboさん、コメントありがとうございます。

→なんで果物が一番前にあるかわかる?ってお決まりの質問をします

この答え、おそらく店内の正社員でも明確に回答できる人間はいないと思いますよ(笑)。

それだけ、目の前の業務にしか目が行っていないのでしょうね。

考え方→実践の積み重ね→考え方の進化

そんな流れで従業員の実力が伴っていくのではと思います。

投稿: てっちゃん | 2023年12月 9日 (土) 08時24分

小学校の社会科見学で店内をまわりながら説明するときに、なんで果物が一番前にあるかわかる?ってお決まりの質問をします(笑)
だいたい違う答えが返ってきます(笑)

季節感をもってしっかり販売していきたいですね。

投稿: hatabo | 2023年12月 9日 (土) 07時14分

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