球辞苑から
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
「球辞苑」という番組をご存知だろうか。
NHK BS 夜9時~より放映
決して今日は芸能ネタの日ではないが(笑)、先日の球辞苑のテーマが「挟殺」であったので、ブログに記載してみた。
野球というスポーツ。
球辞苑では、プロ野球における様々なプレーに関しての深掘りをする番組として放映している。
毎回のテーマがマニアックなのである。
私も中学~高校と野球部に所属していた。一応高校時代は甲子園を目指したりもした(誰もが口にする言葉だが笑)。よって、野球用語もある程度理解してはいるが、この番組に登場する元プロ野球選手や現役選手の深掘りされた内容は流石である。
先日のテーマが「挟殺」だった。
挟殺とは、塁に出た走者が何かのきっかけで塁間に挟まれ、そこでタッチアウトになることを挟殺という。例えばランナー2塁でバッターがセカンドゴロを打った時に、2塁走者が3塁に突進した場合、セカンドがボールを補給して1塁に投げずにサードに送球したとする。その時に2塁走者が途中で立ち止まり、3塁と2塁の間で挟まれて、タッチアウトなったという場面などを挟殺と呼ぶのだ。
挟殺プレーをYouTubeで見てみよう
このようなプレーを挟殺プレーという。
中学高校時代は挟殺プレーはあまりなかった。
それだけ、走者も足がそれほど速くなく、塁間で挟まれるというプレーには至らなかったのかと思う。
動画を見ると挟殺プレーはあまりにも複雑である。
特に守る方は、下手をするとその途中で不必要な得点を与えてしまったり、挟殺プレーの途中で暴投してしまったりして、結局は相手が得する場面になったりするのである。
相手がわざと挟殺プレーに持ち込む場面もあるらしい。
どうしても1点が欲しい場面。そしてバッターが強打者ではない場面などの時に、走者1,3塁の場面で、わざと1塁走者が盗塁の途中で1,2塁間に挟まれたりするのである。
その間に3塁走者がホームに帰るというサインプレー。
それにまんまと乗せられて一点献上するという場面も意外に多かったりする。逆にそれを見越してキャッチャーも2塁に投げるマネをしてそのまま3塁に投げて挟殺に持ち込むというプレーもあったりする。
駆け引きの連続が挟殺プレーではないだろうか。
だからこそ、敢えて挟殺というテーマを今回の球辞苑では取り上げたのだと思われる。
ちなみに、視聴者が球辞苑で取り上げてほしいテーマは以下の通りである。
①球場
②雨天
③本塁打
④流れ
⑤挟殺
⑥ユニフォーム
等となっている。堂々の第5位に挟殺が位置しているのである。やはりマニアには興味のあるテーマが挟殺だったのである。
相手を挟み込む。
競合店を挟み込む。これもまた挟殺といえるのではないだろうか(笑)。
競合店を挟むという出店計画。
どちらにとっても、リスクのある出店となるが、挟み方次第では大きなチャンスに転換できるかもしれない。これもまたこの業界の戦略なのである。
野球の挟殺に学びたいものだ。
研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
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株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
当方の執筆は以下の通りです。
1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(1月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
*今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施
農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。
基調講演の内容
①ファイブマネジメントの概略
②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
③競合対策としての顧客の五感の実践
④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
hataboさん、コメントありがとうございます。
→ランダンプレーですね。
詳しいですねぇ~(笑)。
高校時代はそう言っていましたね。たしかに、挟殺プレーとは言わなかった。
コメントから察するに、いっちょ前に硬式野球らしきものをかじっていたようですね。今度野球談議に花咲かせましょう😎。
投稿: てっちゃん | 2023年12月21日 (木) 23時18分
通りすがりの業界人さん、コメントありがとうございます。
→競合店を挟むリスク高いなぁ◤◢◤◢⚠︎◤◢◤◢
諸刃の剣(p*・ω・)p🆚q(・ω・*q)
経験者が語る挟殺プレーでしょうか😎。
挟んだつもりが、自社競合に終始してしまう可能性。自社同士の連携という意識を持たないと、周囲の店舗すべてを敵に回してしまうリスクも生まれてしまいますからね。
やはり、この業界での挟殺プレーもまた難しい課題かと(笑)。
投稿: てっちゃん | 2023年12月21日 (木) 09時23分
競合店を挟むリスク高いなぁ◤◢◤◢⚠︎◤◢◤◢
諸刃の剣(p*・ω・)p🆚q(・ω・*q)
戦略なのか?安易な考えなのか?
やる方の身になってみろよー٩(💢`Д´)وイラッ
こんな場合、ちゃんとマーケット分析して自社A店はどの地区からお客様取るの?B店はどこの地区?明確にして競合に行かせないことを考える事が必要ですな(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
挟殺と言うトリックプレーは野手同士の信頼度合がポイント‼️ドミナンスという内野手の連携は自社競合と同じだなぁと考えてしまいました(。・ω・。)フムフム
でも、内野手の個性は大事!社長、店舗運営部長、エリア長という監督の采配がキーポイントとなるのではないでしょうか( ´~` )💭( `・ω・) ウーム…
投稿: 通りすがりの業界人 | 2023年12月20日 (水) 18時30分
k,kさん、コメントありがとうございます。
もの凄い挟殺プレーを鮮魚部門で体験されてこんられたんですね。なんか懐かしさもあり恐ろしさもあり(笑)。
でもお互いに、酒を飲んで忘れてしまう。それもまた信頼関係になっていったりして。
信頼関係の結び方もいろいろでしたね。
投稿: てっちゃん | 2023年12月20日 (水) 08時00分
挟み撃ちですね、専門店に入った時に味わいました。卸し屋というポジションで刺身と切り身に魚を卸して廻す役目です。最初は早くしろ、ちんたらやってんじゃねえぞコラーっと煽られますが、馴れてくると振り回す。それからが楽しいんです。先輩方を溜まってるんですけどどうしました?冷蔵庫にしまっておきますか?。それが出来てから他のポジションにいける。売場を見て進行具合を見て鮮度の良し悪しをみて頼まれなくても余計に卸して煽る。それが鮮魚の醍醐味ですねー それが今では役に立ってます!
投稿: k,k | 2023年12月19日 (火) 17時41分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
→逝っとけダイヤ。
なかなか面白そうな対応ですね(笑)。
とにかく、今現場でお客様の為に出来る事を、現場の最新の情報から実行する。まさに小売りの現場の現実ですね。特に大地震や停電、震災時には本部情報から閉ざされた現場の判断での行動しか不可能となる。
3.11の時はそのような現場力が多いに活かされたのではないでしょうか。願って起きて欲しいものではないですが、それでもいつ起こるか分からないし、今後もあり得る事態でしょうから。
投稿: てっちゃん | 2023年12月19日 (火) 07時17分
ランダウンプレーですね(笑)
高校の頃さんざん練習しました。
次塁方向でアウトにしてもめっちゃ怒られましたね(笑)
ホーム三塁間なら三塁に走らせてるときにタッチする、こんな決まりがありました。
セオリーだとは思いますが、守ってる側も緊張する場面ですね(笑)
そもそも野球って一球ごとにプレーが止まりますから、ランダウンプレーのように追いかけることあまりないですもんね(笑)
ランダウンプレーをスーパーに落とし込むとは、さすが会長です(笑)
投稿: hatabo | 2023年12月19日 (火) 07時17分
将棋の捨て駒も然り勝つ為に敢えてリスクを負う戦略も有りですよね。その戦略は先を読んだ入念な物である筈。これがチームプレーとなるとメンバーにも戦略を熟知して貰わねばならない。
何事もスキルを高めるには共有、共振が必要不可欠と言う事でしょうか。
お得意の脱線話になりますが、脱線繋がりで関東某私鉄の「逝っとけダイヤ」思考も個人的には好きですね。突発的事故があった場合どうダイヤを立て直すのか?この私鉄は通常のてつ(笑)を踏まず乗客を如何に早く運ぶかを最優先に考えるそうです・・・「鉄」繋がりに興味が有れば調べてみて下さい(笑)。
投稿: dadama | 2023年12月19日 (火) 06時25分