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2023年11月28日 (火)

鳥の目の重要性

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は「現場に火を付ける」を記した。

  今日はその続きとなる。

組織のリーダーが、自らの率いる現場に如何にしたら火を付けられ、組織員を具体的な行動に駆り立てられるのか。そんな記事であった。

  今日は組織員が身に付けるべき視点となる。

組織には個人毎に「役職」と「役割」が存在する。

  役職とは組織内での職位序列。
  役割とは組織内での役割分担。

それによって、自分はどの組織の誰の下でどのような役割を担うのか。それが確定する。

  社長直轄で企画部門の販促を担当する。
  店舗運営部のAエリア統括を担当する。
  店舗運営部のAエリアB店を担当する。
  店舗運営部のAエリアB店鮮魚を担当。
  商品事業部の水産鮮魚部門を担当する。

等々、それぞに役職と役割が与えられ、その役職に応じた意思決定とその役割に応じた責務を担うのである。

  そこで問われるのが自らの責務。

しかし、自らの責務を理解し、そしてその責務を果たせばいいのか?、という問いである。

  そこに企業間格差や個人間格差が生まれるのであろう。

そこで重要になるのが、魚の目、鳥の目、虫の目、そしてコウモリの目(笑)。

  特に鳥の目という視点を持つことの重要性。

鳥の目の視点とは、上記の分類でいえば「役職」という全体構図を把握することである。

  自分が属する組織の全体構図。

それは、組織のコンセプトや理念とい大きな枠組みを把握し、その鳥の目の視点から更に自分が属する組織の役割となる虫の目へと視点を絞り込んでいく流れとなるのである。

  鳥の目から虫の目へと絞り込む視点。

これが、自分が属する組織としての虫の目だけの視点に留まれば、自分の責務の領域が狭い範囲でしか実行されなくなっていく。

  “おれはここまでやればOK”

それ以外は他人の役割だから関与しない、というスタンスとなっていく。

  “この大きな組織のどこに位置しているのか”

自分が属する役割が、どの役職のどの位置に属しているから、この責務を担うのか、という魚の目、鳥の目を把握した段階での虫の目という現場視点を持つことが重要なのである。

  そこから組織間の溝が無くなっていくのである。

組織間には溝があってはならない。その溝を埋めのは上記のような役職の把握という鳥の目の視点である。

  組織の理念、戦略、戦術、技術、共有。

大きな枠組みを知るから、自らが属する戦略が理解でき、そこから現場で重要な戦術以下へと理解度が深まっていくのである。

  “俺は現場だから戦略以前は無用”

そう思ったら、組織間の溝は広がるばかりだ。組織人として全体把握からの虫の目への連動が、組織をコンパクト化させ同じ方向性にスピードを持って進める条件となるであろう。


  
  


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食品商業12月号が発売されました。

202312
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(11月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。




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コメント

通りすがりの業界人さん、コメントありがとうございます。

→スペシャリストを極めることができるからこそゼネラリストになれると考えています

その通りですね。だから担当者時代のスペシャリスト時代の深いツッコミがゼネラリストになっても他部門へ応用が可能となるのですよね。

これからの私は皆さんのようにアルコールを極めることでしょうか。こればかりは切にご教授願いたく存じます🙇

投稿: てっちゃん | 2023年11月28日 (火) 17時42分

管理職はゼネラリスト
部署、部門はスペシャリスト
誰もが部署、部門を経験して管理職や部署総括責任者などの上位職へとジョブアップをしていきますが、スペシャリストを極めることができるからこそゼネラリストになれると考えています。要は、仕事に対して真剣であること違う職であっても極めた同士、理解し合えるからこそリスペクトしあい仕事が潤滑にいくと考えます。
あっ!極悪も『極』でしたꉂꉂ(ˊᗜˋ*)アハハーʬʬ

投稿: 通りすがり業界人 | 2023年11月28日 (火) 17時27分

k,kさん、コメントありがとうございます。

同じ店舗で働く従業員として、店舗リーダーは全ての部門が自分の部下であり傘下である。そう考えると、全ての部門の就業意欲であり数値達成意欲も全て店舗リーダーに掛かってくるのではないでしょうか。

出身部門かどうは問題ではなく、逆に知らないからいろいろと関わって関心を持ち、そして出身部門の販売力を共有して全ての部下の意欲を高めていく。理想ですが、そういう意志は必ず部下に伝わるのでなと思うのですがねぇ~。

投稿: てっちゃん | 2023年11月28日 (火) 13時43分

記事を読んで、又皆さんのコメントを読んで自分自身もそうですが、うちの管理者はもっと自社以外の事、自分の経験してない部門の特性を理解しないと、らちがあかないと思いました。青果上がりだから魚は解らないから数字とコンプラだけ守ってもらえればよし。今はそんな現場ですがもっと見に来て質問してもらいたい。グロサリも解るけど。デリカは弁当買うからみてるけど。そんなだから新たな試みやっても見てない。魚食べるの苦手だから興味ない。トラブル起こさなければラッキー(^_^;) それでは尊敬してついで行けません。鳥の目は管理者には必要です(^∇^)

投稿: k,k | 2023年11月28日 (火) 11時42分

hataboさん、コメントありがとうございます。

→どこからどこまでが自分の仕事かわからない
今のhataboさんの立場であれば、そう思ったらそれが自分の仕事の領域ではないでしょうか(笑)。

自社を変えるということは、自分の枠組みを外さないと実現できないことであり、そこから更に鳥の目の視点が自分の味方になってくれるのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2023年11月28日 (火) 10時25分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

→自己満足で良いので色々な世界を見るべき
やらせという外部与件ではなく、自らの意志にはどこかに自己満足の部分が含まれますが、その自己満足がやりがいのスタートラインだと思いますよね。

社会人生活にある程度の経験を積んでいくと、必ずどこかで壁にぶつかるもの。それを打破してくれるのは鳥の目という視点であり、それはもしかすると自分の井の中の蛙から飛び出す時なのかもしれません。

そう感じたら、自らの意志でその枠から飛び出すという勇気と行動が、必ず後々の成功をもたらしてくれるということを知るべきだし、それを堂々と言える我々世代の言動が、その後を受け継ぐ世代に向けた強烈なメッセージになっていくのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2023年11月28日 (火) 10時21分

どこからどこまでが自分の仕事かわからないときがあります(笑)
視野が広くないと間違った判断になったりしちゃいますね。
各部門にしても、最終的には店長という職務についたり、部長になったりとあるので早いうちからそういう見方ができれば強いですね。

投稿: hatabo | 2023年11月28日 (火) 07時16分

鳥の目も低空飛行と高度飛行とで見える景色も違いますから先ず低空飛行で自らの周囲を見極め、高度を上げて見えなかった世界を俯瞰する事で某国🇰🇵のような井戸の蛙で終わる事は無くなりますね。あまり高く飛ぶと目眩から蝙蝠目線になりますが(笑)。日々の仕事に追われて余裕が無いのは理解しますし人生観や価値観も十人十色。
でも折角一度の人生、自己満足で良いので色々な世界を見るべきだと思いますね。やらせからは何も生まれない。自己啓発で人生の幅や楽しみをより多く太くして頂きたいですね。

投稿: dadama | 2023年11月28日 (火) 06時44分

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