食品商業11月号の発売
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
食品商業11月号。
本日が発売日となる。
通常であれば毎月8日であるが、今月の8日は日曜日である為、前倒しで本日が発売日となった。
今月号の特集は12月商戦。
よって、当方の52週MDマネジメントも12月商戦における毎週の売場作りのポイントが執筆されている。月刊食品商業の執筆締め切りが毎月15日である為、今回の締め切りは9月15日であった。
お盆商戦が終わって間もなくの執筆スタート。
考えてみれば、お盆商戦は8月中旬であり、年末商戦はその4か月後。
年始からお盆までが8カ月。
何年経っても、お盆から年末までの短いこと短いこと(笑)。それはこの業界に就業されているかたは当たり前と思っている方がほとんどであろうが、何年やっても同じ感慨となるのは仕方がないのであろうか。
年末商戦。
年間最大の利益獲得期。平月の3か月分をこの12月で稼ぎ出すことになる。よって企業としての失敗は許されない。とは言ってもその利益のほとんどは後半の二週間で決定される。
その二週間は期待値からの来店動機。
よって、顧客による従来からの買い物体験による経験値の積み重ねが、この二週間で自らの年末の暮らしを考慮した店舗への期待値となって来店するのである。
ラスト二週間の買い物は既に決まっているのである。
だから、年末商戦はお盆から11月までの顧客の経験値(買い物体験)で概ねは決定していると言ってもいいであろう。
だったら年末商戦はどう捉えるべきか?。
よって、年末商戦の販売計画や数量計画は、経験値から見えてくる期待値(年末商戦で来店されるであろう客数予測)に対して、期待値通りの売場計画に終始すること。そしてその期待値に対して若干感動の売場を創造して、来店されるお客様を「待つ」ことなのである。
そこを間違えると利益は吹っ飛ぶことになる。
ファイブマネジメントは、競合マネジメントの第二回目。
顧客の五感の具体策。
今回は入店直後の五感を画像付きで詳細に執筆した。入店直後の顧客の五感には「鮮度感」「季節感」そして「安さ感」の三つの感度が同時に感じられる場所である。
入口が重要。
いつも記している言葉であるが、それは上記のような要因があるからである。それを店舗入口の狭いお店を事例として取り上げ、解説している。
また今月号は「POP大賞」の表彰もある。
新たな食品商業に生まれ変わって初めての「POP大賞」。当方も一審査員としてこの選定に携わらせて頂いた。このような機会が個人のモチベーションを高め、そしてそれが組織としての販売力に連動していくのであろう。だから、その優劣も大切だが組織内でのコトPOPに対する連鎖が重要なのである。
そこから想像以上の個人力が発揮されていく。
この積み重ねが組織力であり、店舗力となって店舗の店長を支えていく事になるのである。
是非ご購読を。
食品商業11月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
2.「POP大賞」における優秀賞作品等へのコメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。
研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。
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PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(10月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(10月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメント(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
*今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施
農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。
基調講演の内容
①ファイブマネジメントの概略
②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
③競合対策としての顧客の五感の実践
④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
今月号は暴コンサルの執筆など足元にも及ばないほどPOP大賞に注目ですね。
毎回の常連さんのなかにあって最優秀作品は、自分でいくつか試してみての提案ですので説得力がありますね。
私も何作品かにコメントを入れましたが、いずれも見入ってしまう出来映えでした。
そして、売場でどのように演出するかを想像しながらワクワクしておりました😄
投稿: てっちゃん | 2023年10月 6日 (金) 18時54分
今回は暴コンサルの執筆もさることながらコトPOP大賞に見入ってしまいました。某会のメンバーが頑張っられて嬉しい限りです。最優秀の方もスナックママの力で入会しないかなー(笑)。
投稿: dadama | 2023年10月 6日 (金) 15時27分
hataboさん、コメントありがとうございます。
POP大賞に応募の方は楽しみでしょうね。本日発売の本を早々に購読してご確認を(笑)。
おせちの売り切りの言い訳ですか(笑)。
やはりSDGsの観点からの言い訳がいいかと。節分時の恵方巻や土用丑の日のうなぎやうな重も同様に観点から、売り切れ御免を貫くスーパーが出現し始めていますので、お客様の納得感も得られるのでは。
投稿: てっちゃん | 2023年10月 6日 (金) 08時02分
まだ食品商業店舗に納品されていませんのでハラハラドキドキです(笑)
誰か入賞してくれたらいいなと考えながら、心の何処かでは自分がと考えてたりして(笑)
おせちの話ですが、企業によって考え方が全く違うなと。
先日グループの部長会でおせちの計画についてディスカッションがありましたが、ある企業では売り切ったらおしまい、それが29日であっても。
うちで29日におせち無くなったら怒られるだろうな、と…
昔は他店舗に買いに行かされたものですが、今はそこまでうるさくなくなりましたが。
粗利重視で考えれば売り切りが一番いいのでしょうが、チャンスロスでもある。
ぴったり発注って難しいですね。
早々になくなってしまったときの切り抜けるための言い訳のレクチャーを食品商業で執筆していただきたいものです(笑)
投稿: hatabo | 2023年10月 6日 (金) 06時58分