« 年上部下と年下上司 | トップページ | 組織運営能力の評価基準 »

2023年9月21日 (木)

資料作成とプレゼン

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


組織のリーダーや店長ともなれば、いろいろな資料作成が求められる。

  毎週週報。
  年度計画。
  月間企画。
  年間予算。
  部門予算。
  利益計画。
  販売計画。

多種多彩な計画立案があり、結果報告があり、更に次へのステップとしての他企業事例等も含まれるであろう。上司やトップに報告する際は、その後にその資料をプレゼンする機会もあるかもしれない。

  緊張の一瞬である。

そこでの成功?で安堵して、終了?、ではない(笑)。

  提出資料は実践して初めて意義があるのだ。

それじゃぁ~、誰が実践するのか。

  当然自分の組織であり、部下達である。

十分な情報を集め、検討し、反省資料や方針資料、更には具体的な実践計画等、いろいろな資料を作成し、上司に報告又は提出し、自店の実践計画や反省を元に、更に新たな方向性を見出していく。

  しかし重要なのは部下に伝わってナンボである。

伝わってナンボであるが、それを部下が実践して初めてナンボ、更には継続して初めてナンボ、となり、その結果としての業績向上してナンボへと繋げていかなくてはならない。

  部下が実践してみようという意志へと連動させられるかどうか。

よって、資料作成提出の後は、部下が結果を出せるような意志へと連動するプレゼンが重要となる。

  ここから先は固有名詞に対しての具体的アプローチとなる。

自店の計画を、部門リーダーという相手ではなく、リーダーのだれだれに対するプレゼントなるのである。よって、そのだれだれの意志を固めるプレゼンが必須となる。なんとなく戦略を述べるのではなく、だれだれという固有名詞に対する具体的対象を相手にプレゼン(コミュニケーション)するのである。

  それをチーフミーティングでプレゼンする。

そんな場面が想定されるだろう。

  そこからが非常に重要な局面を迎える。

そのような場面で、単に店長が下の資料を見て読み上げるように伝達したのでは、受ける部下達に何も伝わらない。いや、伝わるかもしれないが、意志というスイッチは入らない。

意志というスイッチを入れるには、以前「知の管理」と「情の管理」を記したが、

  「知」で資料作成
  「情」でプレゼン

それによって、「情」という要素の中の部下の目を見て伝えることにより、部下達全員が店長を向いて、店長の表情や動作、そして店長の目線、口調、強弱等を感じながらその意図を感じることが重要なのである。

  コミュニケーションの8割は言葉以外にある。

言葉や文章は、コミュニケーションの2割ほどでしかない。残り8割や発進者の上記のような目線や表情、動作、そして言葉の強弱によって、言葉以上により鮮明に相手という人間に伝わるのである。

  チーフミーティングの場では尚更それが重要となる。

単なる世間話ではなく、組織としての方向性と具体的行動の指針が発信されるのである。よって、受信者も自分事として受信する必要がある。その為のプレゼンであるから、むしろ上司やトップにプレゼンする以上に重要な局面となる。

  しかし現実はどうか?。

伝えて終わり、言ったからやるだろう。後は部下次第。

  そんなスタンスではないだろうか。

現場が実践し続けていく要因として、部下へのプレゼン能力が問われるのである。そして、継続している現場は確実にそのプレゼン能力と維持継続する仕組みが定着しているのである。

  資料作成とそのプレゼン。

上に対するプレゼン能力など大した問題ではない。

  部下が実践したくなるプレゼンが重要なのだ。


  
  


株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。

研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。

株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
Img_2245



食品商業10月号が発売されました。
202310_20230907072201
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(10月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
  
  52週MDマネジメント(10月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメント(9月編)ダイジェストの視聴はこちら


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





|

« 年上部下と年下上司 | トップページ | 組織運営能力の評価基準 »

店長の仕事」カテゴリの記事

コメント

hataboさん、コメントありがとうございます。

PowerPointが持つ表現力は画期的でしたね。当方は現役時代は全てExcelで資料をまとめ、プレゼン(当時は発表という表現でした笑)していました。
コンサルになってExcelからPowerPointに切り換えて資料作成していますが、未だに仲間が作ってくれたPowerPointの原紙をそのまま流用しています。

PowerPointは文字のExcelよりも数段表現力があり、伝わりやすいツールと思っていますが、逆に流されやすいデメリットもあるのでしょうか。

やはり画像と表現をリアルに対面で伝えていく事が重要でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2023年9月23日 (土) 08時05分

プレゼンにパワポをよく使いますが、映像として認識してしまうので、頭にちゃんと入っているのかは謎です(笑)
パワポでプレゼンしながらパワポにないことを補足で言うことが多く…
そっちのほうが大事だったりと、なかなか想いを伝えるプレゼンて難しいですね

投稿: hatabo | 2023年9月22日 (金) 10時44分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

プレゼン能力。これは数をこなすことに尽きると思いますね。但し、伝えて実践することが最終目的ですし、そこから成功へと継続していくことが更に重要になってきますから、単に伝えるのではなく、相手の意志に響き、そして継続するというスイッチをどう押すかも重要でしょうか。

私は、ブログの継続で少しずつ身に付いたように思えます(笑)。

投稿: てっちゃん | 2023年9月21日 (木) 17時14分

自己満足で終わるプレゼンばかりですみません(笑)。下手なプレゼンでも数をこなすと自らの意志や思いも腹に座ってきますし、部下やメンバーに如何に伝える事に腐心するようになりますね。自らを深掘り出来るのもプレゼンや資料作成のメリットと感じます。

投稿: dadama | 2023年9月21日 (木) 12時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 年上部下と年下上司 | トップページ | 組織運営能力の評価基準 »