食品商業10月号の発売
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今日は9月8日。
食品商業10月号の発売日である。
今月号でも、当方執筆の二時限の講義が記載されている。
①ファイブマネジメント
②52週MDマネジメント
ファイブマネジメントは、先月号と今月号で「組織マネジメント」を深掘りしている。
PDCAの継続して回していく仕組み作り。
それが組織マネジメントの最終到達点である。そんな記事を書いた。
お陰様でこの記事が好評のようだ。
ありがたいことである。
そして今月号も「組織マネジメント」の深掘りである。
今月号は、52週MDの自身の実践と組織としての実践の継続によるメリットとは何か、をテーマにしている。継続とは人間が意識的にやり続けるということであり、そこにリーダーの存在価値があると思っている。
組織としての継続力こそがリーダーの役割。
その為に、食品スーパーとしての、そして店舗としてのリーダーである店長の役割とは。そんな内容が今月号であろうか。
特に52週MDの継続は店舗において重要である。
それを、店長のリーダーシップによって52週が継続されていくことで、販売力が店舗力に転換され、その結果としてようやく隣の競合店が見えてくるのである。
競合店ありきの競合対策。
どの企業もその為にいろいろな対策を打って業績改善を図ろうとしている。が、なかなか効果が現れない。
よく聞く話である。
しかし、競合対策の前に店舗の基本的店舗力を高めなければ、どんな対策も店舗として継続されないのである。どんな対策も継続して初めてその効果が数か月後に現われるものであり、高い店舗力があってこそその効果が数か月後に現われてくるのである。
店舗力なくしての競合対策は時期尚早なのである。
組織マネジメントの習得によって、高い販売力が高い店舗力に転換出来るのである。
そしてこの高い店舗力が競合マネジメントで活かされることになる。
よって、組織マネジメントは競合マネジメントの階段を上る布石となるのである。そのように店舗のリーダーにとって組織マネジメントとはいよいよ店舗運営者としての店長の本領が発揮されてくるマネジメントの領域となる。
ここを固めることが競合対策のスタートラインとなる。
そんな想いで組織マネジメントに取り組んで欲しいものである。
そして二時限目は52週MDマネジメント。
今月号は、11月を対象とした52週MDである。10月は鮮魚部門強化として、そして和文化強化の月間。
それに対して11月は洋文化強化の月間。
そこから、ワイン強化、ワインにあわせたメニュー強化、そして七五三ご馳走需要の拡大から、若者世代を取り込んで12月のXmas商戦へと連動させていくべき月間となる。
そんな11月の52週MD。
いよいよ12月の最大商戦への橋渡しとなるかどうか。11月の販売力次第で、年末商戦での来店動機が決定するのである。
12月商戦の階段を確実に上り詰めていきたいものである。
是非、食品商業10月号のご購読を。
食品商業10月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
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PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(9月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメント(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。
基調講演の内容
①ファイブマネジメントの概略
②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
③競合対策としての顧客の五感の実践
④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
業績を作るのは、あくまでも個人の意志、そしてそれを支えるのが熱意であり情熱でもある。そしてそれは職場環境としてのリーダーの雰囲気創りがもたらす環境整備でしょうか。
結局はリーダーシップとはその環境整備の循環であり、それが組織の吸引力なのだろうと思うのです。
業績対策を一つ一つバラバラに取り組むよりも、このような環境整備の循環として捉えると、リーダーの存在価値が見えてくるのではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2023年9月 9日 (土) 00時25分
敵は内に有り。勿論前向きなスタンスでの敵よりライバルは切磋琢磨には必要ですね。厄介なのは屁理屈が得意なメンバー。2-6-2の法則で必ず存在する。彼らを如何にポジティブな姿勢に持って行くのか?バスケのトムさんではないですがトップや店長の熱き想い。熱血漢と言うとパワハラとか近年の呪文(笑)が囁かれそうですが戦う姿勢、お客様や競合と真摯に向き合う情熱は失ってはならないしやり甲斐や働き甲斐、楽しさを共有するのも店長の権利であり義務ですね。
投稿: dadama | 2023年9月 8日 (金) 22時00分