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2023年9月

2023年9月30日 (土)

52週MDの今後

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


52週MD。

  毎年同じ週に同じMDの繰り返し。

そこには52週毎に訪れる祭事もあれば季節感としての展開計画も含まれる。

  日本の春夏秋冬に合わせた52週毎の販売計画と販売事例。

そして、今年度の曜日の関係から、52週毎の売場計画の微調整をしていくのが当方の今年度の計画であり、コンサル先でも毎月52週MDは昨年から微調整を重ねながら実践している研修内容となる。

  今年はその違和感が強かった。

これだけの猛暑と、9月に入ってからの猛暑日の連続。つい先日の28日も関東で30度を超える真夏日を観測しているのである。

  お盆後は秋の味覚とおでんの展開。

今年に限っては、この52週MDが完全に裏目に出た。お盆後でも猛暑日が続き、なかなか秋の気配を感じることなく9月に突入する。それでもまだまだ秋の気配は無い。

  今年は我が家でも9月にも関わらず冷房の入れっぱなしが続く。

通常の年であれば、冷房の入れっぱなしは8月前半のみで、お盆後は冷房のお世話になることは無かったが、流石に今年は夜中まで冷房を入れないとやってられない。

  食欲にまで影響してくる気温であった。

そしてこれが食品スーパーの売れ筋を相変わらずの涼味類で上位を占める結果となった。売場は秋を思わせるホットメニューや菓子関係で彩られているのであるが、売れ筋は定番に戻した涼味類や乾麺、サラダ材、生食、そして薬味類である。

  “52週MDも考え直すべきか”

そう思ってしますほどの、今年の猛暑ぶりである。問題は、これが今後とも続いていくのか、それとも今年が特異なのか。

  結論は来年に持ち越しとなるであろう。

しかし、そう思いつつここ数年が経過してきているのも事実である。

  “来年の52週MDは修正すべきだろうなぁ~”

特に8月から9月そして10月前半の気温に対応した52週MDの修正であろうか。イベントは毎年気温に関係なく到来するので問題無いが、気温に準じたお盆後から9月前半の約一か月間の52週MDの流れである。

  ここの気温が下がり切らずに食生活にズレが発生しているのだ。

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」とは言われてきた。それはまさにその通りであり、秋彼岸を迎えると日中の涼しさが増してくるのであるが、それ以前から朝夕の涼しさは増してくるのが、お盆過ぎの傾向であった。

  しかし今年はそれが無い。

彼岸を過ぎてようやく朝夕の涼しさが出てくるという様相である。

  猛暑の暑さは秋彼岸まで

それが今年の実態であった。これが今後も続くのか、それともやはり今年だけのものなのか。
この疑問を持つ続けながら、当面は52週MDと向き合うことになりそうだ。






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食品商業10月号が発売されました。
202310_20230907072201
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



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AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。




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2023年9月29日 (金)

あるべき売場の維持

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


コンサル仕様の売場。

  よく聞く話ではある(笑)。

普段はボロボロなのだが、月一回のコンサル来店時には組織として総力を挙げて売場を作る。

  「問題の無い売場ですよ」

コンサルにそのようなコメントをされて安堵する店長の姿。よくみる光景である。しかしこれに対しては賛否両論があるだろう。

  『その時だけで問題解決になるのか?』

当然、その通りである。その時だけということは、普段はその真逆で欠品だらけ、前出しも無しという基本のキの字も感じられない売場であれば、当然業績の改善には程遠い。本来見るべき目の前の顧客を無視して、月一度のコンサルに褒められることを目的として仕事。

  本末転倒とはこのことである。

しかし、また別の意見もあるだろう。

  『あるべき売場が見えただけでも進化』

コンサル仕様の売場、そしてコンサルが認める売場を月一回でもいいから作れるという事実。これもまた評価の対象となると私は考える。

  コンサルによって月一回のあるべき売場が作られる。

この、あるべき売場の頻度をどう上げていくかが課題なのである。

  月に一回 ~ コンサルによる指導
  週に一回 ~ トップによる指導
  日に一回 ~ 店長による指導

このような流れで、月一回のあるべき売場作りが、組織のトップや販売部長の指導によって週一回の出現となり、週一回の出現から店舗の店長の行動によって毎日一回はあるべき売場が完成するところまで進化していくことで、大きな進歩ではないだろうか。

  要は月一回を毎日一回へ進化させること。

あるべき売場とは理想の売場であり、その売場をとにもかくにも作れることがまずはスタートラインだと考える。しかしそこには相当の時間と苦労が伴うもの。

  しかしあるべき売場が店舗全員で共有できるのは大きな意義がある。

全ては、そこからスタートしていくものだからだ。そして月一回でもあるべき売場を作り、その売場を店舗全員で確認する事で、店舗としての大きな自信が湧いてくるのである。

  “自分達でもできるんだ!”

そんな感動が、月一回から販売部長の後押しもあって週一回の頻度に拡大していく。週一回がルーティン化してくると、あるべき売場が特別なものではなく、52週MDと同様に感じられるようになってくるもの。

  ここまで来たらしめたもの。

後は、店長の存在が大きな鍵となる。私はそれは日々の売場の写真撮りで部門担当者と意志疎通していた。

  必ず一日一回はあるべき売場を各部門が作る。

その為に、そのあるべき売場を写真で記録に残すのである。それが52週MDの実践として共有掲示板に張り出すのである。それがルーティン化してくると、各部門毎に時間の差こそあれ、一日のどこかのタイミングであるべき売場が実現されるようになってくるのである。

  青果なら開店直後
  鮮魚なら午前11時
  精肉なら午後2時
  惣菜なら午後4時
  グロなら閉店間際

そのように、各部門毎にあるべき売場の完成する時間は異なれど、一日に一回は最低でもあるべき売場が完成されるようになる。

  ここまでくればしめたもの。

最後は、一日一回が一日を通して継続されるようになっていくものである。






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  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
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 ①ファイブマネジメントの概略
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2023年9月28日 (木)

研修講義の動画

皆さん、こんにちは。
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コンサル開業から今年6月で3年目。

  まる二年が経過して三か月。

昨年後半から、講義における研修に際しては動画を録画することにしてきた。

  zoomで動画を録画しYouTubeで限定公開。

それによって、YouTubeのURLを取得したコンサル先の受講生はだれでもYouTubeにてコンサル動画を視聴することが出来るのである。

  当方の研修サービスの一環として導入してきた。

当時はまだまだコロナ感染者も多く、特に店舗での感染者への対応として本部や店長が部門に入るという実態であった。よってそれが理由にコンサル当日に不参加の受講生が多く発生したのである。

  “せっかくの機会にもったいないなぁ~”

なんとか、不参加のメンバーにも同様のセミナーを後日受講させたいとの想いがあった。しかしどうすればそれが可能なのか?。

  コンサル先の事務局に録画依頼するか?。
  
セミナーに使用する資料(PDF)は、後日配布され、その資料を見ればセミナーの内容は理解されるが、リアル感は全くない。リアルに受講することで体に響く、心に響くワードがあるものである。しかしそれがまったく感じられないのであれば、リアル視聴者とのギャップは拡大していくであろう。

  そこで思いついたのがzoomに録画機能があることだ。

zoomでホストになると画像を録画することが可能となる。自分だけzoomに入り、そこでPowerPointをメインにセミナーを実施して録画する。それを後日テーマ毎に編集して、YouTubeに限定公開する。そうすると、実際のセミナー同様にPowerPointと私の音声が入った動画を視聴することが出来る。

自分で資料を閲覧するのとは全く異なるリアル感を感じながら、その動画から伝わる本質が伝わってくるのである。

  “これはイケるなぁ”

そう直感したのである。そしてコンサル先の企業で実践する講義に導入して企業毎にその動画を現場の担当者まで視聴可能にしたのである。そうすると、リアルに参加出来ない現場の担当者が視聴し、そして売場に反映させ、業績を変え始めてきたのである。

  但しまだまだ個人差はあるが。

それでも、個人差が確実に業績に連動し始めてきたのであるから、やはり同じ講義を視聴して、上司から同じ話を繰り返しされることで、部下は実践意欲が大いに高まるのである。

  動画視聴にて自らが納得して実践する。

上司から言われて実践するのと、動画を視聴してから上司い言われるのとでは、受け取り方が全く異なるのであろう。

  自分で学んで納得した後に店長からの依頼。

これによって、受け取る側の「違和感」が解消されるのである。

  受け取る側の違和感が解消されると実践スピードが加速する。

それが、どんどん業績を押し上げていくのである。

  更に動画をどのように活用していこうか?。

そんな思考回路でコンサルサービスの拡充を図っていきたいと思っている。






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2023年9月27日 (水)

若年世代の台頭

皆さん、こんにちは。
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先日、ある店長研修会で講師を務めた時のこと。

  30代~50代の店長達が各企業から集結していた。

年々私の年齢からかけ離れていく店長の平均年齢(笑)。

  “今回は若い店長が多いなぁ~”

参加店長の中で、約3割が30代店長で占められていた。

  “静かな店長研修会になるだろうなぁ~”

そんな危惧をしていたのである。なぜなら、若い店長ほどその未経験さから年上や年配の店長に遠慮するものである。よってグループワーク等でも、どうしてもグループセッションをリードするのは年上の店長であり、それに追随するのが年下の店長という枠組みはどこも同じであろうか。

  しかし今回は違っていた。

30代店長が意外にもグループ内でより積極的に討議をリードし、更に発表者を演じたり、書記を演じたり、更にはリーダーを演じたりしていたのである。

  同じメンバー同士の研修会という要因もあるだろうか。

逆に中堅クラスの年齢の店長達の方が、落ち着いた感じで存在していたように思える。

  30代の世代。

彼らは、ミレニアル世代とも呼ばれ、この世代は、パソコンやスマートフォンなどのITリテラシーが高く、コミュニティとの接点に恵まれてる。多様な価値観やライフスタイルに触れてきたため、人との違いに対する疎外意識が無いが、一方で保守的な面を持ち合わせており、リスクや失敗を恐れる意識が強いのも、ミレニアル世代の特徴だという。

  従来の価値観とは異なるコミュニティ意識を持つ。

よって、組織内でも世代間ギャップが少なく、より本質に迫った価値観と行動をする世代なのであろう。

  思えば男女問わずその世代が組織を変えつつあるのは事実。

今の課題をネット検索によってPowerPointにまとめ、全体の設計図から課題を絞り込んでいく。

  情報収集と集約に長けたミレニアル世代。

だからこそ、世代間のギャップを意識することなく堂々と世代を超えて意見交換が出来るのかもしれない。そう思うと納得できる店長研修会での彼らの行動であった。

  私は高い親近感を感じたのである。

そんな話を、今回の事務局と話をしたら「逆に失礼な態度は無かったですか?。」との返答が返ってきた(笑)。しかしそう感じさせない行動と態度が彼らの持ち味なのかもしれない。

  受講生も確実に世代交代している昨今のセミナーである。





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2023年9月26日 (火)

精肉バブルの終焉?

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精肉バブルが終焉したのだろうか?。

  今そんな感覚にとらわれている。

鮮魚から精肉に生鮮の主力部門が転換して久しい。そしてここ数年はコロナ禍による買い溜めという買い物動機の転換にて、益々精肉部門の売上が拡大してきた。メガパックで1,000円以上の商品がどんどん売れていく時代が続いた。

  そして今年からアフターコロナの認識が高まってきた。

それと同時に、人流が活発化し、年末年始から、春彼岸、GW、夏祭り、お盆、彼岸と従来に近いイベントでの活動をはじめ、外食、外泊、旅行等が再び活発化してきた。

  家中食事による買い溜め需要もピークを過ぎた感がある。

このような環境の変化から、本当に精肉部門のバブル的な売上が終焉してしまったのだろうか?。しかし、コロナ禍とはまた別の買い溜め要因が生まれてきた。

  ガソリン高。

それによてって、従来のコロナ前は週3回の買い回りが、現在も週1回と買い物回数が少ない現状は変わりない。

  買い溜めによる来店動機は不変なのである。

買い溜めによる来店動機が不変なのであるが、精肉の不振店の精肉の値頃はコロナ前以上に低下しているのではないだろうか。

  値頃の低下にて単価ダウン。

これが現状の精肉不振店の実態でもある。値頃という単純な対策以上に、これからの製造部門が重視しなければならない視点とは?。

  それは「商品価値」である。

顧客視点で見た時の「商品価値」とは?。

  それはお得感。

従来は、

  同じ量目なら当店のほうが安価。

これがお得感だったが、未だに続く買い溜め需要という暮らしを考えると、

  同じ価格なら当店のほうが増量。

これが、現在のお得感ではないだろうか。

  低価格でなく増量で単価を維持する方向。

これが来店動機となって、客数と単価を維持していくのである。

  まだまだ続く精肉バブル。

徹底して、精肉で攻めていきたいものである。






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   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


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2023年9月25日 (月)

陳列へのこだわり

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日、あるお店を視察した。

  開店前から行列ができていた。

野菜類など、強烈な価格で競合他社を圧倒していたのである。顧客は当然に開店前から並び、より新鮮な果菜類をその日のお買得価格で購入する為に並ぶ。

  強烈な来店動機がそこにはある。

しかし、私がそれ以上に印象深かったのは、その「陳列技術」。

  陳列技術といっても派手な什器など使用していない。

あくまでも商品のみを丁寧に、限られたスペースに陳列しているだけなのである。

  しかしその完成度は非常に高い。

通常、価格で売る企業は、商品陳列の効率化を図る為に、単品量販する野菜のスペースを8尺ぐらいスペースを取り、一回の陳列で10箱以上売場に出し切ったり、更には箱で売ったりしているが、そのお店は一般の食品スーパーのように箱から出して什器に陳列していた。流石に大陳して山のようには積んでいたが(笑)。

  同様に他部門も粗い商品化とSKUの売場が多い。

しかし、その店舗は多くのお客様が来店して、商品回転しているにもかかわらず、陳列が丁寧で尚更売場に隙間が無いのである。特に鮮魚、精肉、そして惣菜までもが陳列ケースの尺数に合わせてトレイを工夫し、時折縦にして陳列したりして陳列スペースに隙間の無い工夫をしながら最後はピシッと売場が揃うのである。

  “陳列者は相当考えているなぁ~”

思わず、そこで感動してしまった。このようなお店ほど、低価格で商売をする企業は、徹底した作業性をも追求し、結果的に売場はある意味「モノ置き場」然とした状態になっていることが多いが、このお店は真逆であった。

  逆に高質スーパーが学ぶべき陳列の巧妙さがある。

陳列に関しては、私もこだわってきた。確かに一品一品は同じである。更には製造部門であれば一品一品の商品化の方が重要かもしれない。

  しかし最後は売場に陳列された状態で顧客が購入する。

まずは、顧客がその売り「場」に立ち寄る事、立ち止まる事が重要であり、そこから一品一品の選択が始まるのである。

  いくら商品化が見事でもそれ以前の立ち留まることが優先なのである。

そして、概ねの店舗では製造者と陳列者は異なる人間が担当することになる。よって、せっかく製造者が見事な商品化によって商品を製造しても、雑な陳列では顧客がその商品の前に留まる確率は低下する。

  製造者と陳列者の想いが重なること。

ここに部門のチームワークが重要なのであり、製造者の想いを陳列者が引き継ぐという共通の想いがそのことを可能にするのである。

  この売場から陳列者のプライドのようなものを感じた。

そしてそれは、製造者の想いを売場に陳列技術で応えようとする陳列者のプライドとして現れてくるのである。

  そんなプライドを持って私も陳列していたのを思い出す。

製造スピードや商品化技術だけではない、売場としての一致団結心。それが陳列という側面で露わになるのである。






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    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



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AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
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2023年9月24日 (日)

堺雅人に振り回されて

皆さん、こんにちは。
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7月スタートのドラマの数々。

  続々と最終回を迎えている。

そして毎週日曜日の午後9時から放映の「VIVANT」も先週に日曜日に最終回を迎えた。

  何かと話題の「VIVANT」であった。

当初のホームページでも多くを語らず、ただ出演者のみが記載されているだけ。
初回から60分の枠を大きく超えて、初回だけでなく何度も79分の延長版として放映されてきた。

  その79分が長く感じないほどの中身の濃さ。

それはなぜか?。

  堺雅人に大いに振り回されたからである(笑)。

それだけ、今回の主人公である堺雅人の立ち位置が最後まで見えなかったということである。

  当初は商事会社の社員としての存在。
  その後別班としての謎の組織の一員。
  終盤はその別班を裏切り実父の下へ。
  最後はやはり一途に別班の使命遂行。

途中途中で、堺雅人は一体何者なのか?、というえも知れない不安と期待が入り混じる展開。

  本当に堺雅人に振り回された「VIVANT」であった。

しかし、その中にも、彼が何を大切にし何を信頼し、何にすがりながら今回の使命を遂行したのかが理解できた。

  家族の存在。
  国家の存在。
  仲間の存在。

それらが絶妙に入り混じりながら物語は進んでいき、最後は実の親子とお互いの使命感とのぶつかり合い。

  そしてどちらもwinwinを模索していく展開。

最後は、誰も犠牲にならずに(おそらく実父の役所広司も絶命は免れたであろう)、結末を迎えてのである。

  更にラスト2話からエンタメも登場してきた。

出演者達のインタビュー等が2週に渡り放映され、放映時間も79分が続いた。

  テレビ局の総力を挙げての盛り上げ方。

流石、これだけの豪華キャストが登場したドラマである。

  そして来月からは「下剋上甲子園」

10月15日(日)からのスタートとなる。

  楽しみにしたいと思う。







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AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


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2023年9月23日 (土)

設計図の効果的活用

皆さん、こんにちは。
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今週は、店長視点の記事が多かった。

  なぜか?。

実は、週半ばにある店長研修会の講師として講義をしてきたから。講義の合間にいろいろな質問や悩みの相談がある。夜のミーティングでも同様に、いろいろな現場の現実。参加者の現状の課題等が寄せられるのである。

  それらを集約した中で今週の記事を載せたのである。

そして一昨日は「プレゼンの重要性」、昨日は「決め事の継続性」をテーマとした。

  店長としての組織マネジメントの重要性。

そのようなテーマの記事であった。リーダーとして組織をどうマネジメントするのか。まずはマネジメントというワードをどう理解するか。

  マネジメントとは組織内の設計図である。

設計図を実践する為に、組織内での固有名詞に役割を分担して実践継続することである。

  設計図という全体構図の把握。

これは重要なことである。組織員が自らの組織の全体構図を把握するかしないかで、自分の役割が明確にして使命感を持てるかどうかは、その設計図があるか無しかで大きな違いが出てくるであろう。

  これはグループワークにも共通するテーマである。

4人~6人程度のグループに分かれての研修。そこでいろいろな課題が与えられ、それに対してグループ内で役割を作って意見を集約して議論し、検討し、そして結論づける。最後は発表。そのようなスタイルでの研修会も多いであろう。

  その時に重要なのが設計図である。

設計図とは、全体を把握する為の地図のようなもの。

  議論する内容全般をまずは把握すること。

その為に、全体構図とそこから特性に合わせて中身をいくつかの議論項目に分け、議論項目で議論していき、その全体構図からどのような設計図が描かれるのか。

  全体構図の存在は議論の見える化として重要となる。

しかし、グループワークに入るや否や、一気に具体的事例としての意見集約から入り始めるのである。

  これでは全体構図の枠組みのどこを議論しているのかが見えない。

全体構図の中の今の議論はどこなのか?。それは時間を掛けて議論する価値があるのかないのか。もっと別のエリアの議論をすべきなのではないかという客観的視点をもたらしてくれるのが、全体構図なのである。

  議論以前に全体構図の表記が重要となる。

グループワークにおいては、この作業は主に書記の役割となろうか。しかしグループ討議をする以前に、この全体構図を設定してホワイトボードに書き出して、そこから意見集約するというスタンスがグループワークには重要となる。

  それは組織を預かるリーダーの大きな役割ではないだろうか。

そして、そのような過程を経て出来上がった設計図には、誰もが納得をするだろうし、強い意志を込めて各部が実践していく要因となろう。

  組織運営力。

それは最後は、共有力として認識されるのではないだろうか。






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2023年9月22日 (金)

組織運営能力の評価基準

皆さん、こんにちは。
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店長としての店舗運営能力。

  企業に問われる店長の能力。

しかし、一口に店舗運営能力と言われても、具体性が無い。一方で具体性を示されると、今度は逆にあまりの守備範囲愕然とするものである(笑)。

  それだけ店舗運営とは広範囲に渡るものがある。

だからこそ、店舗の店長は店舗運営における役割を明確にし、その役割に応じたルール設定をして自分が関わらなくても毎日ルーティンとして一日の営業に支障が無いように、そして顧客支持が高まるような売場のあるべき状態を維持していけるような管理能力が問われるのである。

  そのような設計図としての組織図の作成。

まずは、そこから着手する必要があろう。

  それはどのリーダーや店長でも実践している業務。

だから、上記のような設計図、そして組織図が描けないリーダーや店長は論外となる。おそらくその時点で降格は確定するであろう。それがスタートラインとも言える部分である。

  能力の差はそこから先の部分であろう。

一度設定した設計図が、毎日時間帯別に維持されているかどうか。そこが店舗運営者の評価基準となるのである。

  設計図の持続力と精度の高さ。

そこからが店長の評価基準として設定され、評価されていくのである。

  ならばどうすれば設計図が維持されるのか。

一つは、使命感からくる行動。
二つは、楽しさからくる行動。

  使命感は苦痛が伴う。
  楽しさは快感が伴う。

当初は使命感から苦痛を伴いながら毎日を継続させようとする使命感によって継続がもたらされる。しかしそればかりでは永遠に継続し続けることは不可能である。

  いずれその使命感が快感に転換しなければならない。

使命感という苦痛から、楽しさという快感へと転換していくことで、設計図は継続し続けていくのである。

  使命感からスタートした決め事の実践。

その実践の継続が、いずれ個々の実践力の進化に連動することで業績改善に繋がったり、顧客満足に繋がったり、単品量販力に繋がりながら、実践する従業員が自らの能力の上昇という自己有能感となり、それが今実践している決め事に対して更なるモチベーションの高まりを感じながら日々継続できるようになっていくのである。

  それを従業員の進化と呼ぼう。

そこまで到達すると、組織は安定成長が可能となる。

  使命感から快感を引き出すこと。

その快感をリーダーは具体的に示すことが、重要であり、それは自らが体験しない限り不可能となる。

  だからこそ担当者時代の成功体験が重要なのである。







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2023年9月21日 (木)

資料作成とプレゼン

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組織のリーダーや店長ともなれば、いろいろな資料作成が求められる。

  毎週週報。
  年度計画。
  月間企画。
  年間予算。
  部門予算。
  利益計画。
  販売計画。

多種多彩な計画立案があり、結果報告があり、更に次へのステップとしての他企業事例等も含まれるであろう。上司やトップに報告する際は、その後にその資料をプレゼンする機会もあるかもしれない。

  緊張の一瞬である。

そこでの成功?で安堵して、終了?、ではない(笑)。

  提出資料は実践して初めて意義があるのだ。

それじゃぁ~、誰が実践するのか。

  当然自分の組織であり、部下達である。

十分な情報を集め、検討し、反省資料や方針資料、更には具体的な実践計画等、いろいろな資料を作成し、上司に報告又は提出し、自店の実践計画や反省を元に、更に新たな方向性を見出していく。

  しかし重要なのは部下に伝わってナンボである。

伝わってナンボであるが、それを部下が実践して初めてナンボ、更には継続して初めてナンボ、となり、その結果としての業績向上してナンボへと繋げていかなくてはならない。

  部下が実践してみようという意志へと連動させられるかどうか。

よって、資料作成提出の後は、部下が結果を出せるような意志へと連動するプレゼンが重要となる。

  ここから先は固有名詞に対しての具体的アプローチとなる。

自店の計画を、部門リーダーという相手ではなく、リーダーのだれだれに対するプレゼントなるのである。よって、そのだれだれの意志を固めるプレゼンが必須となる。なんとなく戦略を述べるのではなく、だれだれという固有名詞に対する具体的対象を相手にプレゼン(コミュニケーション)するのである。

  それをチーフミーティングでプレゼンする。

そんな場面が想定されるだろう。

  そこからが非常に重要な局面を迎える。

そのような場面で、単に店長が下の資料を見て読み上げるように伝達したのでは、受ける部下達に何も伝わらない。いや、伝わるかもしれないが、意志というスイッチは入らない。

意志というスイッチを入れるには、以前「知の管理」と「情の管理」を記したが、

  「知」で資料作成
  「情」でプレゼン

それによって、「情」という要素の中の部下の目を見て伝えることにより、部下達全員が店長を向いて、店長の表情や動作、そして店長の目線、口調、強弱等を感じながらその意図を感じることが重要なのである。

  コミュニケーションの8割は言葉以外にある。

言葉や文章は、コミュニケーションの2割ほどでしかない。残り8割や発進者の上記のような目線や表情、動作、そして言葉の強弱によって、言葉以上により鮮明に相手という人間に伝わるのである。

  チーフミーティングの場では尚更それが重要となる。

単なる世間話ではなく、組織としての方向性と具体的行動の指針が発信されるのである。よって、受信者も自分事として受信する必要がある。その為のプレゼンであるから、むしろ上司やトップにプレゼンする以上に重要な局面となる。

  しかし現実はどうか?。

伝えて終わり、言ったからやるだろう。後は部下次第。

  そんなスタンスではないだろうか。

現場が実践し続けていく要因として、部下へのプレゼン能力が問われるのである。そして、継続している現場は確実にそのプレゼン能力と維持継続する仕組みが定着しているのである。

  資料作成とそのプレゼン。

上に対するプレゼン能力など大した問題ではない。

  部下が実践したくなるプレゼンが重要なのだ。


  
  


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将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





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2023年9月20日 (水)

年上部下と年下上司

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


30代の店長。

  年上部下も相当いるであろう。

更には、かっては自分の上司だったという部下(嘱託?)も存在すると思われる。

  “相当やりずらいだろうなぁ~”  

かっての上司を部下にもつという現実。意外に元上司の部下は年齢的なものもあり、割り切っている方は多い。

  しかし元部下の上司はかってのトラウマ?がある。

その当時、何もできない自分に対してその上司がどのような態度で接したのか。その時の記憶は一生ついて回るものだ。

  “あの時の恨みは一生忘れない” とか。
  “あの時の一言で俺は救われた” とか。
  “あの時の上司の背中に学んだ” とか。

当時を思い出して、現在の立場は逆転するものの、それが反動となって帰ってくるのか、それとも感謝として再びその恩義に報いようとかの感情が湧きたつものである。

  いずれ自分もそのような立場になるのである。

まずはそこを念頭に置くことが重要であろう。そしてそのような関係を直属の部下は見ているのである。そしてそれがそのまま未来に自分にブーメランのように返ってくるのである。

  そう考えると「自律」というワードが重要となる。

昔は昔、今は今。今現在のお互いの関係と相手の存在感を引き出し、そして今現在の年上部下の能力を十分に引き出せるのか。

  それは必ず年上部下に伝わるものである。

それと同時に、年上部下、年下部下関係なく、筋を通すことも大切なリーダーシップとなる。そこが曖昧になると、その両方から信頼を失う結果となろう。

  年下部下からは、“年上の部下には甘い”
  年上部下からは、“俺は優遇されている”

そのような認識が広まると、組織は徐々に纏まりを欠いていくことになる。

  年上上司が定年間近。

あと数年で年上上司が定年を迎えるとう状況。おそらく、その部下は再びの昇格は頭に無いであろう。

  “俺なんかどうにでもなれ”

そんな感情に陥っているかもしれない。しかし、そんな年上部下でもかってはその企業で一目置かれた存在だったかもしれない。何人もの部下が彼から育ち、そして自分もまた彼の手腕で今の自分があると思っている。そんな彼が定年を間近にして荒れている。

  され、どうするか?。

彼は、そのまま定年を迎えるという認識で頭がいっぱい。

  “俺はいずれここを去る”
  “守るものなど何も無い”

という感情がやる気を失い、そして部下との関係もどうでもいいという感情になっていることが多い。しかし、そのまま彼がその状態で企業から去れば、彼の名前に対して企業内ではいい思い出は何も残らない。彼から直属の部下だった人間が彼の存在感を知るのみである。

  俺の名前がいつまでも企業内で生き続けている。

最後は、そのような状態で企業を去りたいものである。残りの企業人生でそれを全うできるかどうかは、残りの時間の過ごし方で決まっていく。

  まだまだ十分に間に合うのである。

自らが持つ「技術」を、周囲の若手に伝授できるかどうか。長年の技術は、ある意味企業の宝でもある。その宝を引き継ぎ自分の技術に納められた部下は、その先輩社員の名前を一生忘れないであろう。

  “俺は一生あの方を忘れない”
  “今があるのはあの方のお陰”

そのような部下が次世代を担い、そして彼らの中にその先輩社員の名前が永遠に刻まれていくのである。そんな存在として定年を迎え、組織を去ることが出来れば、企業人としては成功したと言えるのではないだろうか。

  そうやって送り出したいものである。






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食品商業10月号が発売されました。
202310_20230907072201
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(10月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
  
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AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


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40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
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2023年9月19日 (火)

作業性と生産性

皆さん、こんにちは。
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作業性が高まれば、生産性も高まると思われている。

  しかしそこにリスクも伴うものである。

作業性が高まるということは、売場自体が単純になり、お客様から見た時に魅力の無い売場になってしまうリスクが伴うということである。

  売上が下がれば生産性も下がる。

そこに、作業性と生産性との微妙な関係が存在するのである。

  更にそこに従業員の意志が売上に大きく関わるのである。

だから、単純に作業性の追求のみに走ることは、売上へのリスク拡大へと繋がることを意識しなければならない。

  作業性とは具体的にどのようなことなのか?。

例えば、売場に品出しに行ったとする。

  10アイテム品出しに行って5アイテム残が残った。

残り5アイテムを持ち帰ってきて、再びバックヤードに収納する。通常はこのような作業の繰り返しをするのであるが、

  10アイテム品出しに行って全て売場に出し切れた。

そうすると、再びバックヤードに戻った際に、出しきてなかった残整理が無いため、そのまままた別の商品の品出しに行けるのである。

  残整理の無い作業が続けば作業性は大いに改善される。

しかし、中小スーパーの売場はせいぜい200坪程度であろうか。そうすると品揃えが豊富になればなるほど、品出し時の残の確立は高くなる。

  その関係をどう乗り切るか。

ここに、売上と作業性の相互関係が隠されているのである。生産性の高い企業やお店ほど、上記の関係改善に常に前向きに捉えていると思われる。

  ここが改善されれば在庫は激減する。

在庫が激減するということは、大いに作業性が良くなるということでもある。

  逆に売上は?。

そこに、適正な品揃えと発注精度という課題改善項目という認識が生まれ、常に現場サイドからの適正な品揃えの改善と、それと同時に入荷品が全て売場に出し切られる発注精度の改善が同時並行的に現場において実践され続けていくのである。

  定番の品揃えは適切か?。

常に、この視点から定番の品揃えが見直されているかどうか。

  当社は本部陳列台帳が全てだから。

そうやって現場サイドが作業のみの企業は、適正な品揃えと作業の効率化に対してアンバランスな部分が発生するのである。

  定番品出しの作業効率の改善。

これによって、フリースペースでの衝動買いを誘う売場作りに時間を費やし、定番安定と同時に特設やエンドでの点数改題を図る時間が増加する。

  目的買いと衝動買い。

そのような小さな取組みの積み重ねが、地道な点数増を生んでいくのではないだろうか。






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    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

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 ①ファイブマネジメントの概略
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2023年9月18日 (月)

スイッチ~パート編

皆さん、こんにちは。
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先週の中で「スイッチ」を記した。

  「顧客編」と「店長編」。

二つのテーマでスイッチに付いて記したが、今日は「パート編」を記してみたい。

  パート従業員。

この業界では正社員と同時にパート従業員やアルバイト従業員が非常に重要な位置を占めるのはお分かりであろう。

  食品小売業のパート比率は8割前後。

だから、パート従業員の成長がすなわち店舗の成長とイコールであることは、特に新店立ち上げに就かれたかたなら尚更実感としてそう思うのではないだろうか。

  それだけパート従業員の力は頼りになるものである。

先日、あるパート従業員の方とお話をする機会があった。

  ベーカリー部門にショートのパートで入社。

その後、ロングに変更し、そして社員として採用され、部門責任者に昇格し、今度ソムリエの試験を受けるべく勉強中だという。

  なぜそこまで意欲的なのか?。

それは、ショートで入社した時の、そのお店の店長にスイッチを入れられたという(笑)。

  どのようなきっかけでスイッチを入れてくれたんか。

難しいことではない。

  「売る楽しさ」
  「売れる喜び」

この二つは、教えてくれたのだという。本人は「教えてもらった」という認識なのだろうが、おそらくその店長は「共有」しただけなのだろうと思う。

  共有によって実践と学びを共有したのである。

今まで小売業には一切かかわったことの無い女性。早期に結婚し、家族が増え、専業主婦としてごく普通の生活をしてきた彼女にとって、生活のゆとりが出てきた段階で、家計の足しにと始めたスーパーマーケットでの仕事。

  入社のきっかけは「近い」から。

概ねのパート従業員の入社のきっかけは「近い」からという要因が多いのではないだろうか。

  近くて帰りに買い物が出来て。

本当にごく普通の入社動機であった。しかし、そこで店長との関わりから「売る楽しさ」「売れる喜び」という小売業が持つ働きがいを知り、そしてそこからスイッチが入り、意欲的に自分のキャリアを積みながら更に奥深くを探求してみようという欲求が高まってきたという。

  意外によく聞く話でもある。

但しそこには、必ず上司や店長の存在が大きく関わってくるのである。

  リーダーはそのような才能を有しているのであろうか。

そんな才能は皆同じように有しているのである。が、リーダーが個人的な才能を見分ける力などない。あるのは全ての従業員に同じように、そのような才能を引き出そうとする機会均等的な関わりなのである。

  そして数人の従業員にスイッチが入る。

能力の無い人間ほど、自分の立場を利用して指示命令のみで自分の地位の保守に努めるのである。情報の無い時代によく見かけた上司像ではないだろうか。

  しかし現代は情報過多の時代。

より精度の高い情報を如何に現場に近い部下から引き出せるか。

  部下から引き出す。

それは現場の最新情報でもあり、部下の強みでもあり、労働意欲でもある。

  引き出せる能力。

そこに共感して、部下のスイッチが入るのであろう。






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2023年9月17日 (日)

10月期ドラマ紹介②

皆さん、こんにちは。
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今日は日曜日。

  芸能ネタの日。

先週は10月スタートのドラマ紹介の第一弾であったが、今日はその第二弾となる。先週はどちらかというと定番中の定番の時間帯でのドラマを扱った。

  ゴールデンゾーンのドラマ各種。

そして今週は、どちらかというと深夜ドラマの紹介をしたいと思う。深夜ドラマだから表現も大胆な映像が多いのも特徴であろうか(笑)。

それでは第一弾は、10月スタート、カンテレ・フジテレビ放映、午後10時~

  「トクメイ!警視庁特別会計係」

番宣「橋本環奈扮する一円(はじめまどか)は、警察組織経費削減のため本庁から派遣された特別会計係の警察官。そんな彼女を待ち受けていたのは、無駄な器物損壊やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ったクセの強い刑事たちだった。「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く新しい警察エンターテインメント。」

  主演は橋本環奈。

沢村一樹や佐藤二郎、そして松本まりかも登場することで、何やら面白うそうな気配がするのである(笑)。ストーリーから見て、コストカットの手法もいろいろと見えてくるのではないだろうか、と期待してしまうのである。

  どうする家康で見せた松本まりかの忍者が見られるか。

第二弾は23年秋スタート、NHK 毎週月~木 午後10時45分~11時(15分)

  「ミワさんなりすます」

番宣「今度の夜ドラは、衝撃の「なりすまし」ストーリー!
映画の知識だけが取り柄の久保田ミワは、まさかの出来事をきっかけに“推し”の大俳優のもとで家政婦として働くことになってしまう。
「なりすまし」がいけないのはわかっている、でも“推し”の近くで働き続けたい。
ミワは襲い来るいくつもの身バレの危機を乗り切れるのか?ミワと“推し“の結末は?」

  主演は松本穂香、堤真一

なりすましドラマ、最近流行りなのであろうか(笑)。今期の「あの素晴らし世界」も、大女優にまりすました一般主婦がストーリーである。なりすましのきっかけ、そしてなりすますことで得られる特権、更にはいつバレルかという危機的状況もコメディーらしく進むのが楽しいではないか。

第三弾は10月10日スタート、テレビ東京、毎週火曜、深夜0時30分~。

  「くすぶり女とすん止め女」

番宣「モラハラ夫と離婚したいのに経済力や自己肯定感が低いため離婚ができない2児の母・郁子と、恋愛も仕事も万年2番手で満たされない思いを抱える令和世代のほのかが出会い、世代間ギャップを逆手にとり現代の女性が抱える悩みや違和感に切り込んでいく――。これまでのお仕事ドラマと全く異なる新感覚ドラマです。」

  主演は西田尚美、香音の二人。

プロデューサーが、女優のMEGUMIというのも話題性があって面白うそうだ。ドラマのタイトルである「くすぶり」と「すん止め」のワケも合わせて探索したいものである。

第四弾が10月13日スタート、テレビ東京、毎週金曜、深夜24時52分~。

  「すべて忘れてしまうから」

番宣「ミステリー作家の “M”は、ハロウィンの夜に突然失踪した彼女“F”を探すことに。 しかし、人々が語る“F”は、彼の知らない顔を持っており、やがて驚きの秘密が明らかになっていく…。どんなに近しい人にも、知らない顔がある。 この秋、消えた彼女をめぐるミステリアスでビターなラブストーリーが、見る人の心を惑わせます。」

  主演は阿部寛、尾野真千子。

その他、豪華キャストが揃うらしい。もっとゴールデンゾーンで放映してもよさそうなドラマだとおもうのだが。最近の深夜番組は、大人の番組として完全に定着してきたように思う。いずれにしても、リアルに視聴する方もいれば、私のようにすべて録画して空いた時間に視聴するかたも多いであろうから、どの時間帯に放映してもらってもいいのである。逆に言うと、夜9時や10時放映よりも大胆な発想、大胆な映像、大胆なストーリーが放映しやすいのかも知れない。

kazuさん初め、是非参考にして視聴してみて頂きたいのである。





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2023年9月16日 (土)

事例の共有スピード

皆さん、こんにちは。
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個店毎に売場が作られ顧客が来店。

  それに伴い個店毎の業績が積み上げられていく。

そして当然ではあるが、個店毎に業績が異なるのである。

  同じ売場同じ品揃え同じ売価同じレイアウト。

なのに、業績が異なるのは何故か。

  多少の外部与件(競合・客層・商圏・店舗規模)はあるだろう。

しかし、同じような外部与件にも関わらず、販売金額等の業績(特に売上昨年比)が異なるのである。

  そしてそれが「人」に付いて回るのも事実。

要は、店長が変われば店舗の業績が変わり、チーフが変われば部門の業績も変わる。いや、売上という業績以外にも「荒利額」「生産性」「退職数」等の諸々の数値も変化する。

  “商売とは人に付いて回るもの”

そうタカを括ってチェーンストア経営をしているのであれば、それはそれでいい。

  しかしもったいないのは人に付いて回る「実践法」である。

せっかく、業績が付いて回る店長や部門チーフの業績獲得の知恵や実践法がその人だけの暗黙知(頭の中だけの知恵)に終始していることである。

  その暗黙知が組織内の公開されれば組織全体の業績が良くなるのでは。

そう思うと残念でならない。

  特に中小の地方スーパーにそのような現象が多い。

10店舗以下の企業は、個人経営から多少有能な創業者の側近が外に出て店長職を担ってきた経緯がある。よって、創業者同様にその店長独自のスキルによって店舗運営がされているのである。しかしそれはどんなに大企業となった組織も初めはそうだった。

  そこから一気にチェーン拡大していく過程で運営手法が変わった。

巨大化していけばいくほど、同じ方針で同じ手法で同じ店舗運営をしていくことで、そのチェーン化のスピードが速まり、更に加速していく。

  その過程で標準化が定番化していくのである。

標準化とは、暗黙知を持つ有能な店長や販売力のあるチーフから、その暗黙知を解放させて、その手法を全員が実践できるように文字化していったのである。

  要は成功事例の共有化とも言える。

そうやって、有能な人材のノウハウがどんどん共有され、経験の浅い未熟な担当者でも店長でも、初めての経験でもそのノウハウが共有されたマニュアルによる手本が、有効に働いて似たような業績を創造できる組織が出来上がったのである。

  しかし中小ほどその意識が少ない。
  そこが実は大きな課題なのである。

個人のスキル発揮をヨシとしながらも、そこに強みを持つ個人のノウハウの集大成を共有することで、よりスピードある業績達成、そしてその為の売場作りが共有されていくのである。

  またそれを推奨して共有化する統括が不在なのかもしれない。

まだまだチェーン化も多くない中小の店舗。よって、その中での成功事例や売れる売場作りのノウハウの共有も大手以上にスピーディに実践できるはずであり、そこを最大の強みとしていかねばならない中小小売店。

  その共有化を実務的に実践できる存在。

そんな存在が今一番問われているのではないだろうか。







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食品商業10月号が発売されました。
202310_20230907072201
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(10月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
  
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AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。




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2023年9月15日 (金)

スイッチ~店長編

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は「スイッチ~顧客編」を記した。

  今日はその店長編となる。

店長のスイッチが入るとは、どういうことか?。

  店長自身が覚醒するということである(笑)。

コンサルをしていると、よく耳にすることがある。

  “あの店長がセミナー後からスイッチが入ったように変わった”

セミナー受講後に、従来の仕事の仕方、店長としての店舗内での従業員への関りが激変し、その結果として売場が明確に良くなったという話である。

  一人の人間として覚醒したのである。

具体的に、セミナーのどの部分が心に染みて覚醒したのかは、分からない。分からないというよりもおそらく個人で異なる部分に感化されたのであろう。

  ある店長は「自分マネジメント」に。
  ある店長は「商品マネジメント」に。
  ある店長は「人材マネジメント」に。
  ある店長は「組織マネジメント」に。
  ある店長は「競合マネジメント」に。

また、ある店長はそれらの組み合わせにより、一気に自分の立ち位置を振り返り、そこから店舗内での自らの行動、部下への関り、組織運営、そして競合に対する視点が変わり、そこから店舗内の従業員の団結心が生まれ、それが明確に売場に反映されていく。

  店長意外にも部門担当者でもよく聞く話である。

部門担当者も同様に、上記の五つのマネジメントによって一気に覚醒する方がいる。おそらく今までその覚醒された部分にわだかまりがあり、それが一気に解凍した段階で、全てのファイブマネジメントが自分の中で回り始めてきたのであろう。

  自分自身で歯車を回すようになれたのである。

今週は、水曜日に「歯車をまわす」を記した。それは組織として企業として歯車を回すことによって、現場である店舗が販売力や店舗力を高めるという内容であったが、今日は個人が自身内でファイブマネジメントの歯車を回せるということである。

  要は、商品・人材・組織を回す自分が見えたのである。

店舗や部門に関係なく、組織を預かるリーダーにとって、そのようなサイクルが自分を中心に見えるということは非常に重要なことなのである。

  それがリーダーシップのスタートラインと言えるだろう。

そして、その本当の第一歩が「自分マネジメント」だと私は思っている。

  店長初心者が一番悩むのも「自分マネジメント」。

今までは部門担当者として、店長という存在を背中から見てきたが、今はそれ自体の存在となり、急に自分自身が見えなくなってしまうものである。

  店長経験者なら誰でも一度は経験があるハズ。

いや、逆にベテラン店長でも、未だにそれが見えていない方もいるかもしれない。それだけ組織のリーダーとなった瞬間から組織内での自分の立ち位置が見えなくなってしまうものである。

  だからこそ明確な立ち位置を示す必要がある。

店長初心者とは言え、部門担当者の時代には販売力であり統率力を発揮して店長としての評価を得て昇格した訳であるから、それ相応の能力を有しているのは間違いない。

  しかし店長の守備範囲は非常に広い。

そして、部門内の商品や人材だけでなく、店舗という組織の全責任を負い、更にはクレームや地域交流、競合関係、そして本部や全バイヤーとの人間関係も一気に広がりを見せるのが店長という存在。

  如何に全体最適を図るか。

従来の商品販売力だけではく、人間力自体が問われるのである。

  そんな五里霧中の世界に光をさすのがファイブマネジメント。

スイッチの入ったリーダー(店長)を組織内に増やしていって欲しいものである。






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 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


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2023年9月14日 (木)

スイッチ~顧客編

皆さん、こんにちは。
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目的買いと衝動買い。

  店内で買い物をするときの買い物動機。

目的買いは来店動機でもあり、そのお店へ買い物に行く動機が明確であり、その強い動機に動かされてそのお店を選択するのである。よって、多くの顧客は「目的買い」による動機によってそのお店へ行くのがほとんどではないだろうか。

  特売日の日替わり商品価格。
  毎週恒例販促品の商品価格。
  毎日恒例夕市の掘り出し品。
  他店に無い特定商品の購入。
  愛想のいい従業員との会話。
  競合店以上の五感の優位性。
  
五感とは顧客がお店に対する「鮮度感」「季節感」「安さ感」「安定感」「安心感」の存在感である。
顧客は上記に挙げた目的買いと同時に、その他諸々の目的で特定の店舗へ買い物へ行く。

  そこで出会った目的品以外の商品。

目的外の商品ではあるが、買いたいスイッチが入ってしまい、思わず購入してしまった。

  これが衝動買いである。

衝動買いとは、

  「食べてみたい」
  「作ってみたい」
  「使ってみたい」

その売場で思わずそのような感覚に襲われ、衝動的に買い物かごへ入れてします買い方である。

  本来の目的買い以外の衝動買い。

そのような衝動買いを誘うような商品展開が、店内の至る所で展開することで設定されることで、最終的な顧客の買い物点数や売上金額が高まっていくのである。

  しかし重要なポイントがある。

まずは、高い来店動機がそのお店にあるかどうか。そこが明確になっていなければ、これだけ競争の激しい時代にそのお店に足を向けられることは難しい。

  しいて言えば「近いから」。

確かに以前のお店への来店動機で一番高かったのは「近いから」である。しかし、これだけ交通手段が発達し、店舗もより自宅から近いところに出店している現代において、「近い」というのは決して決定的な来店動機にはならない。

  それより重要なのは「来店目的」。

それがまずは明確になって初めて、客数という数値になっていくのである。それでもまだ1客数というデータでカウントされることは無い。来店した顧客が、一品でもレジを通って商品購入した段階で初めて客数が1しとしてカウントされるのである。

目的買いをクリアした段階でようやく衝動買いのステージに登れるのである。

  よって目的買いと衝動買いをどうレイアウトするかである。

ここが間違えると、目的買いのみに終始されてしまう。目的買いを極力最終コーナーに配置して、客動線の始まるからどんどん衝動買いの売場が登場することで、目的買いに至るまでに買い物かごを満たす工夫が重要となろう。

  それが販売力強化の「配置による販売力強化策」となる。

目的買いと衝動買いの融合。

  これもクルマの両輪の位置づけとして重要視すべきであろう。


  



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2023年9月13日 (水)

歯車を回す

皆さん、こんにちは。
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組織として重要なこと

  歯車を回すということ。

歯車はご存知の通り、お互いの丸い円に歯形のギザギザが付いており、それがお互いに噛み合うことによって、一方の歯車が回ることで、もう一方のの歯車も同時に同じスピードで回っていく。

  その連鎖が時計であり工場の機械なのであろう。

それじゃぁ~、組織内にそんな歯車があるのか?。

  いや無い(笑)。

それは単なる比喩である。が、そのようなイメージで組織内のコミュニケーションや実践事項を組織内での異なる部署が連携して、歯車を回す如きに同じスピードで確実に噛み合いながら回る姿が、よりよい企業の理想形ではないだろうか。

  組織の歯車が回るとはどういうことか?。

それは、私は以下のイメージで捉えている。

  毎年発表される組織の方針。

例えば、企業として発表された2023年度の基本方針があるだろう。

  「52週MDの実践の追求」

そんな方針が発表されたとしよう。組織の歯車が回るということは、その方針に沿って現場が持続的に具体的に個店毎にその方針を嚙み砕いて52週実践し続けることである。

  そしてそれが個店力と顧客満足に繋げていくこと。

それが、組織が打ち出した方針の歯車が回るといことである。

  そこには確実に歯車を回す介在人の存在が重要なのである。

会社方針を、各店店長がダイレクトに自店のストアコンセプト等に落とし込んで作成し、そしてその方針に則った具体的な52週毎の精度の高い売場作りがされていれば、それはそれで企業内の歯車が回っていることにはなる。

  しかしそんな企業は皆無である。

その介在者は、企業方針、本部方針を確実に具体的に、そして継続的に現場(店舗)が回せるような大きな理念と方針の解説、そして個店別特性を踏まえながら具体化し、そしてそれを継続させていくことが、役割となる。

  事前計画と持続性の確認。

その両面、そして継続されているかの確認が伴う役割となる。

  当然現場への影響力も必須である。

非常に重い存在ではあるが、そのような役割から歯車が回る企業と、形だけの存在で歯車の回らない企業に区分けされる。

  現場まで歯車が回っている店舗は活気がある。

売場も目的を持って運営されており、それが明確に顧客に伝わっているのである。

  重要なのはここだ。

顧客に伝わる売場作りが維持されていること。

  それが歯車が回る最先端の証明となる。

そして本部と現場の介在者の一端を、現場のリーダー(店長)も担わなければならないのは言うまでもない。








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2023年9月12日 (火)

変わるきっかけ

皆さん、こんにちは。
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人間、どこかで変わるきっかけに出会うものだ。

  “あの時から変われた”

人間だれしも、そのような思い出があるものだ。

  私もそうだ。

家族との出会いを除いても数回はある。それはいずれもある人間との出会いである。大きな事件やトラブルもあったが、それは変わるきっかけというよりも、壁を乗り越えてきた自信に繋がっているのであるが、その都度の人間との出会いがあって、自分の弱みが少しずつ解消され、振り子の幅が広がっていくきっかけとなったのである。

  だからいい出会いばかりではない。

悪い出会いも数多くあった。そしてそれは反面教師的な存在でもあり、更にはその嫌な上司ではあるがそこから学ぶ商売の本質もまたその出会いから学んだのである。

出会った人間全てが全て完璧ではない。

  いい面あれば悪い面もある。
  強みもあれば、弱みもある。
  褒められたり、叱られたり。
  持ち上げたり落とされたり。
  売る力あれば稼ぐ力があり。

等々、一人の人間からその強みを学び、そして多くの人間の強みを学びながら、自分なりの強みが形成されていくのであろう。

  そしてそれがいずれ個性として認識されていく。

最初から自分の個性が強みとして獲得している人間などいない。

  個性を強みに転換できるかどうか。

それが、人間との出会いによって変化していくのではないだろうか。

  自ら持つ個性を出会いによって強みに転換していく。

それもまた、人間の偶然の出会いの賜物である。

  だから人間はより多くの人間との出会いが重要なのである。

そして、多くの人間からその強みを学び、自分の個性を強みとしていく具体的な技術を、その背中から学ぶことが大切なのである。背中から学ぶということは、その考え方と具体的行動が連動して学べるということである。

  彼の背中から言動一致を学ぶ。

それが、出会いの重要さではないだろうか。

  その連鎖から10代20代30代40代と成長していけるのである。

その集大成が50代なのだろう。

  そして組織内でリーダーシップを発揮していく。

よって、どんな出会いであれ、それはいずれ自分が変わるきっかけを与えてくれるのである。その為には、出会った相手の強みから何を学ぶ視点である。

  それが「心」の強みを蓄えていくのであろう。







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2023年9月11日 (月)

MDプロセスの最終課題

皆さん、こんにちは。
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先週一週間は「MDプロセスの課題」について記してきた。

  計画~発注~入荷~販売。

そのプロセスについて、先週土曜日は「売場修正力」について書いた。

  売場修正力。

要は、計画通りの売場が造られた段階から、売場修正力を働かせて当初計画通りの販売実績を達成することで、予定通りの業績が造られていくということを記したのである。

  そして今日はその最終課題を期したい。

最終課題とは?。

  次回計画立案への連動である。

一連の流れは先週一週間で見えてきたと思う。今日はそこから再び計画~発注~納品~販売へと続くサイクルに対して、どのような課題があるかという記事となる。

  先週土曜日のv店長からのコメント。

計画はあくまで計画、大事なのは計画外の状況になった際、どのようにして計画通りに戻すか。だと考えています。そうなった時に計画外はいつ計画通りに戻す?と言う論が出てきますが、これを夕市としています。
毎日必ず夕市を実施する、夕市は事前に決めずにその場で決める、計画外を計画通りに戻して、さらに売上と夕方の集客アピールをしてます。
この構図があるので計画時に攻めた計画ができます。
これが地味なんですが売上、効率を上げて、商売カンを育てるんですよねー。笑、ロングパートさんの退勤前のルーティンとしてます。笑😆」

というコメントが返ってきた。このサイクルが回ることで、この店舗は高い業績を維持し続けているのだろうなぁ~と、勝手な(失礼!)想像をしてしまうのである。

  →次回計画時に攻めた計画ができます。

このことが重要なのである。

  攻めた計画。

要は、販売計画を昨年比の110%(極端な話)を計画するのであれば、仕入れ金額もそれ双方の発注をしなければ売上110%には到底到達しないという、単純な話である。

  売上110%を目指すには仕入れ110%の発注計画。

そのように連動していくことで、売上110%が当面維持されていくのである。そしてその前提には、仕入れ110%で発注した販売計画が、毎日のルーティン作業によって、販売計画通りに売り切っていく事で、次への攻めの仕入れ計画に連動するのである。

  この連鎖を店舗内に浸透させていくこと。

これが、MDプロセスの最終課題であり、その解決方法が上記に記された一つの手法なのである。

  仕入れ110% = 売上110%。

これをルーティンと化していく事は非常に難しい課題ではあるが、継続することで日々当たり前に達成していく販売力が身に付いていくのである。

  急に売上110%になることは無い。

もしあっても、それは一時の外部与件からくるプレゼントであり、それは次年度に苦しむ結果でしかない。

  継続して日々仕入れ110%をルーティン化していくこと。

この課題が解決されていくと、怖いものは無い。






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食品商業10月号が発売されました。
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当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



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農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


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2023年9月10日 (日)

10月期ドラマ紹介

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

いよいよ9月も中盤に入りつつある日曜日。

  9月と言えば4月スタートのドラマの最終月。

よって、今月で最終回を迎えるドラマが目白押しとなろうか。

  よって本日は10月期ドラマのご案内となる。

まずは、10月10日スタート。

  「時をかけるな、恋人たち」

関テレ・フジテレビにて10月10日(火)PM11時~。
番宣は「常盤廻(吉岡里帆)は、あるとき、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(永山瑛太)と出会い、特命を受けて一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることに。」

  主演は吉岡里帆と永山瑛太。

完全にラブコメディーであるというから、絶対にお薦めであろう(笑)。なんと言ってもお気楽に視聴できる飾らないドラマであると思う。

  永山瑛太と言えば「リコカツ」。

これは最高だったが、このドラマに匹敵するコメディーであった欲しいともうのである。

次は、10月スタート(毎週木曜)PM10時~、フジテレビ。

  「いちばんすきな花」

番宣は「年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人がある日、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面。そんな彼らがふとした出来事を機に巡り会い、“友情”や“愛”に向き合っていく。」

  主演は多部未華子、松下洸平他。

男女4人の主演というから、もう二人の役者がその後登場するのであろうが、まだ未定であるという。そして男女4人という従来の人間関係から、現代の男女の関係を模索し、そしてもつれていくというストーリーであろうか。従来には無い4人のクアトロ主演ドラマとして、どんな展開になっていくのかも、楽しみではある。

そして、同じく10月スタート(毎週金曜)PM9~、フジテレビ。

  「うちの弁護士は手がかかる」

番宣は「ムロツヨシ演じる超敏腕マネージャーの蔵前勉は突然、事務所を解雇されてしまう。だが、ひょんなことからパラリーガルとして、新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)のマネジメントを任されることになり――」

  主演はムロツヨシ、平手友梨奈。

まだ、共演陣は告知されていないが、ムロツヨシ主演だけでおすすめであろうか(笑)。まして秀吉役もこの秋の見どころであろう。結婚もせず家族や友達とも疎遠になっても、人生の全てを人気女優にささげてきたムロツヨシは絶望し、生きる意味すら見失ってしまった。そんな折、ひょんなことから、パラリーガルとして、新人弁護士・天野杏(あまの・あん/平手友梨奈)のマネジメントを任されることに。

  そんな状況からのこのドラマのスタート。

期待しましょう。

更に、10月スタート(毎週金曜)PM10時~、TBS。

  「フェルマーの料理」

番宣は「高橋文哉演じる北田岳は数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年。あるとき、ミステリアスなカリスマシェフ・朝倉海(志尊淳)と出会い、料理の才能を見出され、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。」

  主演は高橋文哉と志尊淳。

更に共演で、小芝風花、仲村トオル、板垣李光人、白石聖、宮澤エマらが入る。結構なメンバーが脇を固めるのである。数学と料理という組み合わせ。これもまた結びつきの多い設定かもしれない。

  料理は感と経験。

そんな料理人もいるだろうが、意外に正確な計算の下に味が確定していくのかもしれない。

そして日曜劇場は、10月スタート(毎週日曜)PM9時~、TBS。

  「下剋上球児」

番宣は「鈴木亮平扮する南雲脩司は、三重県立越山高校に赴任して3年目の社会科教員。そんなある日、地元の大地主の孫が入学したことを機に、廃部寸前の弱小野球部の顧問を担当することになり、日常が一変する。高校野球を通して、さまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。」

  主演は鈴木亮平、黒木華。

そして、小日向文世や生瀬勝久、井川遥らが共演する。高校野球の無名校が甲子園を目指すというスポコンドラマを期待したい(笑)。

最後は、10月22日スタート(毎週日曜)PM10時30分~、日テレ系。

  「セクシー田中さん」

番宣は「地味で友達も恋人もいない、アラフォー会社員・田中さん(木南晴夏)の裏の顔は、超セクシーなベリーダンサーだった。「若くて可愛い」ことにしか自分の市場価値はないと焦っていた同僚の派遣社員・朱里は、田中さんの“正体”を知り、“我が道”を行く生き様に惹かれ憧れていく。」

  主演は木南晴夏。

9笑って、1泣けるという番宣も観てみたいスイッチを押してくれるものである(笑)。

まだまだ、ご紹介したい番組はあるが、とりあえず、今週はこの辺で。






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基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


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  講演テーマ「競合対策の視点」
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2023年9月 9日 (土)

販売業務の課題

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今週のテーマを振り返ろう。

  計画~発注~入荷。

そして今日は、販売業務。よって、

  計画~発注~入荷~販売

という一連の商品サイクルに着目した今週のテーマである。そして、店舗としては販売面が強弱がモロに業績に跳ね返ってくることになるから、販売業務は特に重要である。

  販売力の強化。

当方のコンサルメニューでも豊富に揃えている項目であるが、特に今週はその中でも、売場修正力を記載したいと思う。

  売場修正力?。

初耳の方がほとんどであろうか。私も初めて使いワードである(笑)。

  そして多くの店舗でこの部分が課題だと思う。

販売計画があって、そこから発注へ連動し、そして商品が入荷してから、店舗オペレーションによって商品が製造陳列されていく。

  売場に陳列された段階で計画が完了する。

しかし、売場に陳列されても、そこから売れてナンボである。売れるから売上が計上され、利益が生まれていくのである。

  販売計画とは売上計画。
  売場修正とは利益獲得。

売場に陳列された段階から、売上と同時に利益に転換する為に、どう売場を修正しながら来店されたお客様の購入して頂き、当初予定の荒利額を落とさずに売切っていくかが問われるのである。その為に完成した売場を売り切る目的で修正し続けていく事。

  それが売場修正力なのである。

計画通りの売場。

  しかし思うように商品が売れない。

そこで、試食を出したり、SKUを追加したり、掛け声販売をしたり、コトPOPを書いて付けたり、商品サンプルを出したり、更には糖度表示をして美味しさを数値化して見せたり。

  いろいろな売場修正を加えていく。

そうやって、最終的に計画数量を予定荒利額に近づけながら利益を獲得していく行為をし続けること。

  結果として販売力が高まっていく。

それが売場修正力なのである。そして、その行為が徐々に低下しているのが現実ではないだろうか。

  それは生鮮もグロサリーも同様である。

生鮮は日付管理が短いから尚更、売り切る努力を要する。特に惣菜やベーカリーは毎日が売り切り連続であるから、売場修正力が利益高を大きく左右させることになるであろう。

グロサリーだって、最後はいつまでの売り切るという計画があるだろうし、それに向けて商品入れ替えに間に合わせて売り切るという売場修正力が必須となる。

  これも販売力の引き出しの数で決まる。

その引き出しを増やすという行為を、もっともっと店舗は重視すべきではないだろうか。






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2023年9月 8日 (金)

食品商業10月号の発売

皆さん、こんにちは。
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今日は9月8日。

  食品商業10月号の発売日である。

今月号でも、当方執筆の二時限の講義が記載されている。

  ①ファイブマネジメント
  ②52週MDマネジメント

ファイブマネジメントは、先月号と今月号で「組織マネジメント」を深掘りしている。

  PDCAの継続して回していく仕組み作り。

それが組織マネジメントの最終到達点である。そんな記事を書いた。

  お陰様でこの記事が好評のようだ。

ありがたいことである。

  そして今月号も「組織マネジメント」の深掘りである。

今月号は、52週MDの自身の実践と組織としての実践の継続によるメリットとは何か、をテーマにしている。継続とは人間が意識的にやり続けるということであり、そこにリーダーの存在価値があると思っている。

  組織としての継続力こそがリーダーの役割。

その為に、食品スーパーとしての、そして店舗としてのリーダーである店長の役割とは。そんな内容が今月号であろうか。

  特に52週MDの継続は店舗において重要である。

それを、店長のリーダーシップによって52週が継続されていくことで、販売力が店舗力に転換され、その結果としてようやく隣の競合店が見えてくるのである。

  競合店ありきの競合対策。

どの企業もその為にいろいろな対策を打って業績改善を図ろうとしている。が、なかなか効果が現れない。

  よく聞く話である。

しかし、競合対策の前に店舗の基本的店舗力を高めなければ、どんな対策も店舗として継続されないのである。どんな対策も継続して初めてその効果が数か月後に現われるものであり、高い店舗力があってこそその効果が数か月後に現われてくるのである。

  店舗力なくしての競合対策は時期尚早なのである。

組織マネジメントの習得によって、高い販売力が高い店舗力に転換出来るのである。

  そしてこの高い店舗力が競合マネジメントで活かされることになる。

よって、組織マネジメントは競合マネジメントの階段を上る布石となるのである。そのように店舗のリーダーにとって組織マネジメントとはいよいよ店舗運営者としての店長の本領が発揮されてくるマネジメントの領域となる。

  ここを固めることが競合対策のスタートラインとなる。

そんな想いで組織マネジメントに取り組んで欲しいものである。

  そして二時限目は52週MDマネジメント。

今月号は、11月を対象とした52週MDである。10月は鮮魚部門強化として、そして和文化強化の月間。

  それに対して11月は洋文化強化の月間。

そこから、ワイン強化、ワインにあわせたメニュー強化、そして七五三ご馳走需要の拡大から、若者世代を取り込んで12月のXmas商戦へと連動させていくべき月間となる。

  そんな11月の52週MD。

いよいよ12月の最大商戦への橋渡しとなるかどうか。11月の販売力次第で、年末商戦での来店動機が決定するのである。

  12月商戦の階段を確実に上り詰めていきたいものである。

是非、食品商業10月号のご購読を。




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2023年9月 7日 (木)

マニュアルの活用

皆さん、こんにちは。
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今日のテーマは「マニュアルの活用」。

  店舗でのマニュアルは活用されているか?。

そんな問いである。

  その前提が「作業割当表」の作成でもある。

昨日は、そんなテーマで「作業割当表」に関しての記事であったと思う。

  そして重要なのは「作業に人を付ける」作業分担。

それによって、一人何役でもこなせる部下育成となり、結果的に部門内での全ての課題が解決されていくことになる。

  必然的に作業マニュアルも活用されていくのである。

何故か?。

  同じマニュアルだから作業に人を付けられるのである。

これが「人に作業を付ける」システムで回している企業であれば、その人がマニュアルを習得した段階で、作業マニュアルはほぼ不要となる。
  
  もしくは作業マニュアルはむしろ悪となる。

そして、その部門のその役割に関しては、その担当者がマニュアルとなって偏った形で作業マニュアルが継承されていくのである。

  但し誤解してはならない。

このように記載すると、作業マニュアルは絶対的な物であり、一度作成されたマニュアルは時代の変化や新たなツールの開発においても曲げられないものとなって、いずれ時代の取り残されてしまう可能性が高い。

  よって作業マニュアルも進化しなければならないのである。

そしてその進化の過程で、現場の試行錯誤から生まれるより効率の良い、そして競争力のある商品化へと進化し続けていくべきものでもあるのが作業マニュアルなのである。

  ここを誤解すると作業マニュアルは無用の長物と化していく。

そんな進化を理想の姿として、作業マニュアルが活用されていければ、それによって各店各部のオペレーションも進化し、実践する担当者のモチベーションも高まっていくであろう。

  そんなマニュアルに組織として進化させていきたいものである。
  






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2023年9月 6日 (水)

入荷業務

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一昨日は「発注業務」

  昨日は「販売計画」。

そして今日は「入荷業務」となる。

  計画~発注~入荷。

商品のサイクルである。そして入荷と同時に現場の店舗側のオペレーションの精度の高さによって効率よく入荷した商品が売場に陳列されていくかどうかが変わってくるのである。

  タイムリーに売場に陳列されるかどうか。

ここに機会ロスも生まれるし値下・廃棄ロスも生まれるのである。

  更には作業効率からの生産性も大きく左右される。

オペレーションとはまさに毎日の店舗でのルーティン業務。そしてそれは計画された日々の勤務計画によって毎日異なる人員がその日の役割にて実践され続けていくものである。

  毎日同じ人員が同じ役割を果たすことは無い。

必ずどこかで違う組み合わせであり違う商品であり違う人材と微妙に異なる作業をこなしていくことになる。

  だからこそコミュニケーションが重要となるのである。

そのコミュニケーションの軸になるのが、作業割当表である。作業割当表によってその日の自分の役割が誰の目にも明らかに表示され、その時間帯別作業に則って自らの作業を実践するのである。

  特にグロサリーは売場全体で作業をする部門。

よって、いちいち一人一人のその日の部門責任者が口頭で作業指示を出すことほど非効率なことは無い。だからこそ出社時に自分の時間帯別役割が明記されている作業割当表を確認し、基本的にその割当表に準じて自分の作業に向かうのである。

  生鮮であれば毎日が異なる役割となる場合もある。

特に、作業に人を付けるシステムを導入している企業は、毎日刺身担当が異なる場合もあるだろう。

  “今日は私は何の担当かな?”

毎朝、作業割当表を確認してから作業場へ向かうことになるのである。

  “毎日違う役割は非効率では?”

そう考える企業や人もいるであろう。しかしこれを極めることで、いろいろな店舗内部門内の課題が解決されていくのである。

  毎日の売場の安定度。
  部門の結束力の強化。
  部門の生産性の向上。

結果として、安定した業績が継続されていくことになる。これが作業割当表にて、作業に人を付ける最大のメリットとなる。

  しかしこの実現には時間がかかる。

しかしそれをおしても享受するメリットは大きい。人材不足を投げる企業は多いが、作業に人を付けるシステムによるメリットを理解している企業や人材は、この実践によって日々の安定した業務と結束力のあるチーム力によってやりがいのある仕事に従事しているのである。





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    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

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農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


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2023年9月 5日 (火)

販売計画の精度

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は「発注業務」を記した。

  本日は販売計画。

いずれも発注に絡む仕事の領域である。

  52週MDによる大きな流れ。
  販売計画による利益の確定。

52週MDの存在によって、期間での店舗レイアウト毎の売場計画が長期的に計画されていく。
その中で今週今日の販売計画が単品毎に、数量計画、売上計画、荒利計画として設定される。

  販売計画とは自動発注以外の独自計画である。

だからこそ、自動発注で得た時間をここに集中して、数量計画、利益計画まで含めて高い精度での販売計画としなければならない。
 
  しかしここの精度が近年低下しているのである。

全ての単品の数量、利益の算出を強制しているわけではない。その中でのフリースペースと呼ばれる定番意外の企画コーナーでの販売計画を指すのである。

  そしてここでの販売計画の精度が業績を左右するのである。

特に生鮮であれば、そこでの数品の単品計画の精度の高さからの、利益高が荒利率をほぼ確定させ、月末での荒利率の確定に大きな影響を与えるのである。

  定番の利益額は本部売価設定でほぼ決まる。

しかし、そこに毎回の特売や企画売価が入る為、利益がブレていくのである。

  そのブレを修正するのが企画の販売計画となる。

販売計画とは、単に数量計画を指すのではなく、数量計画と同時にその荒利額の総計が、全体利益にどのような影響を与えるのかを試算する為のものでもある。

  この販売計画の精度が部門の月末荒利を左右するのである。

高い精度で販売計画が立案されれば、予算の荒利率に対して±0.5%程度でほぼ予算通りの数値を毎月たたき出すことが可能となる。

  特に生鮮ほどフリースペースでの売上構成比は高い。

だからこそ、生鮮における販売計画は、グロサリー以上に重要となるのである。

  グロサリーの定番比率は80%以上。

だからこそ、定番管理がより重要となり、定番での欠品が利益を左右することになるのであるが、生鮮は逆にフリースペースでの販売計画、そして値入計画がより重要な業績対策となるのだ。

  これが慣れてくると体が利益獲得に対して反応してくる。

要は、特売による低値入をどの単品で荒利ミックスを稼働させ、業績という結末に結びつけるかが直感的に見えてくるようになるのである。

  結果、月末に利益がブレない要因が確立されるのである。

それを担当者、部門チーフの時代に経験することで、店舗のリーダーとなってもその視点はブレないのである。

  全ては計画段階で決まるのである。






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 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
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2023年9月 4日 (月)

発注業務

皆さん、こんにちは。
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小売業にとっての発注とは?。

  商品サイクルのスタート段階である。

売場に商品を陳列しようとすると、まずはその商品を発注をするから入荷があり、陳列があり、その売場に顧客が来店して購入するから売上となって、再び発注業務が生まれるのである。

  売れたから発注する。

そのような定番商品に関しては、今や自動発注という手法にて、AIが自動的に予測発注をしてくれるシステムを導入している企業が増えている。

  それが生産性を高める一つの手法であることは間違いない。

定番発注に関しては、上記のようなシステムを導入することは効率化を図る上で非常に有効であろうが、逆に企画コーナーではリアルな人間が手作業で発注しなければならない。

  そこに販売計画が生まれるのである。

販売計画までもAIに任せる時代が来るのも時間の問題かもしれないが、当面はそれこそがリアルな人間の作業であり、そこで概ねの業績が決まってくるのもまた事実ではないだろうか。

  定番以外の売場管理によって業績が決まっていく。

確かに定番管理も業績を左右する重要な要素ではあるが、それはある程度企業によって制限されてくるものでもある。同じチェーンストア内での業績のギャップは、外部与件以外ではリアルな人間の発注業務によって大きく左右されてくるのは当面間違いない事ではないだろうか。

  それでは発注業務における課題とは?。

それに関しては、二つの課題があるのではないだろうか。

  一つは「52週MDによる売場の変化」
  二つは「販売計画立案時の利益計画」

上記に二項目が、発注業務における大きな課題であると思われる。

  本日は「52週MDによる売場の変化」について。

この考え方を導入せずに、行き当たりばったりで日々の売場を構築している企業は意外に多い。結局、毎日市場に赴いて入荷商品を購入して販売するというスタイルを維持している中小の企業に多い現象である。

  市場という商品情報の場がある部門はいいかもしれない。

しかし、グロサリー部門等は各問屋からの仕入れがほとんどであろうから、売場レイアウトに落として52週毎の販売計画が為されないのである。

  重要なのはその企画をいつまでに売り切るか。

この期間設定を明確にして、売場の切替えを52週MD計画の予定通りに、現場が実践することなのである。これによってタイムリーに先手を打った売場が維持できるのである。

  組織としての52週MD。
  店舗としての52週MD。

二つの52週MDがそれぞれにリンクされていくことによって、店舗という現場での52週MDが更に有効に本部商品部と連動し、そして確実に計画通りの売場が実践されていく。

  そんな理想の姿。

これが継続されていくことによって、安定した売場と52週毎の変化。そしてそれが来店動機を確実に押し上げていくのである。






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2023年9月 3日 (日)

朝ドラ最終月

皆さん、こんにちは。
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今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

いよいよ9月に入った。

  朝ドラも最終月となった。

NHKの朝ドラ。

  前期が4月~9月、後期が10月~3月。

それが毎年の朝ドラの年間スケジュールである。現在放映されている「らんまん」は今月末で終了となる。

  “らんまんもどんな結末になるのかなぁ”

現時点でも、槙野万太郎は大学の助手として台湾での研究を終えて帰国したばかり。

  ラスト15話でどんな結末が到来するのか?。

まだまだ読めない現時点でのストーリーである。前回の「舞い上がれ」ではなんとなく自ら立ち上げた企業が、どのような展開を経て最終話に繋がるのかがある程度見えていたのだが、流石に今回は見えてこない。

  もしかしてすえこの死?。

そんなネットでのネタバレであるが、どうなるのか。

  そして10月からの朝ドラ。

10月からは「ブギウギ」が放映される。

  主演は趣里(しゅり)。

彼女、あまり聞かない芸名だが、本名は水谷趣里。

  父は水谷豊。
  母は伊藤蘭。

なんと、彼らのご息女とは。
番宣は「ヒロインのモデルは戦後の大スター笠置シヅ子さん。「東京ブギウギ」や「買物ブギー」など数々の名曲とともに、日本の朝にあふれる笑顔をお届けします。」

更に共演として、父親役に柳葉敏郎、母親役に水川あさみ、更に草彅剛、菊地凛子、蒼井優らが固める。

  モデルは笠置シヅ子さん。

ウィキペディアでは、「笠置 シヅ子は、日本の歌手、女優。 本名は亀井 静子。戦前から戦後にかけて活躍し、特に戦後は「ブギの女王」として一世を風靡した。特に、躍動感に乏しい楽曲と直立不動で歌うソロ歌手しか存在しなかった戦後の邦楽界に、躍動感のあるリズムの楽曲と派手なダンスパフォーマンスを導入したことで革命的な存在となった。」

  と記載されている。

当時の芸能界では革命的な存在だったのであろう。そしてブギの女王としても有名となり、美空ひばりが登場するまでスーパースターの座に君臨していたという。

  NHK朝ドラ「ブギウギ」。

楽しみである。




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2023年9月 2日 (土)

他企業視察の視点

皆さん、こんにちは。
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競合店視察。

  もしくは競合MR。

いろいろな呼び方で、我々は競合店をチェックしているのではないだろうか。

  そしてチェックポイントは?。

主力商品の売価、品揃え、品質、産地、店舗レイアウト、尺数、売場での強み・弱みの分析、等々が主なチェックポイントであろうか。

  概ねの方は商品面中心にMRされているのが現状であろう。

その競合店を単なる商品面での品揃えや価格競争といった視点でのみ捉えているのであれば、それでも構わない。しかし、競合店の絞り込みを実施した後に、あくまでもその競合店が自店としての競合対策を実施していく競合店と確定したならば、それだけでは不手際であろう。

  もっと重要なのは店長のマネジメントレベルである。

チェーンストアとしての品揃えや売価、店舗レイアウト上での売場の尺数等は、店長判断というよりも企業として本部主導で決定されていることであり、店舗の店長レベルで決定できるものではない。

  それじゃぁ、どこをチェックするのか?。

一言で言うと「マネジメントレベル」である。商品も重要であるが、競合対策を実施していく競合であれば店舗運営のマネジメントレベルをチェックしなければならない。

  接客レベル。
  清掃レベル。
  日付レベル。
  鮮度レベル。
  企画サイクル。
  
等々の管理レベルである。それを一言で言うとマネジメントレベルということである。

  それには顧客の五感の打ち出しレベルも含まれる。

その部分になると、チェーンストアとしての決め事やマニュアル、そして本部主導の品揃えのレベルではなく、あくまでも個店としてのリーダーの存在が大きく関わってくる部分である。

  要は店長自身の個性をチェックすることである。

“それを知ってどうなるの?”

  それが個店の強み・弱みに現れるのである。

そして、更に言えば競合店の店長との交流から、いろいろな情報が入ってくるのである。

  組織の強み・弱みという情報。

それらも、競合店の店長との交流から入ってくることになる。だからといってそれを個店の競合対策に繋げられるかどうかについても店長次第ではあるが。

  しかしそれも経験次第となる。

競合店とは、店舗のリーダー(店長)の存在で、強くもなれるし弱くもなるのである。そしてそれも競合対策の実践基準となってくるのである。この実践基準は意外に正確かもしれない。

  それだけ店舗とは店長次第でもある。

そして、売場も生き物である。店長次第で売場は生きるし衰退もする。
そして生き続けていく舞台として見ると、いろいろなものが見えてくる。

  それは自店に大いに活かせるものでもある。

是非、そんな視点で競合店視察を実践し、対策に活かしてほしいと思うのである。






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2023年9月 1日 (金)

分かり易さ

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今日から9月。

  秋へと移り変わる9月。

といきたいところであるが、今年の秋はいつ到来するのであろうか。

  東北の福島でも38度の最高気温が予想されている。

また、秋田や新潟の日本海側でも異常な暑さが続く。流石に今年のような猛暑の続く暑い夏は私も記憶がない。

  お盆後には朝夕の涼しさが明確になってくる。

それが従来の8月の季節感であったが、今年はようやくその気配を感じるが、日中に猛暑は依然として続いている。

  このような年ほど注意が必要であろう。

それは、三温四寒で徐々に寒さが訪れるのであるが、三温の次に訪れる寒がハンパない強烈な落ちこみとなって到来するからである。

  そこで一気に秋から冬?へとなだれ込む。

これが今年の9月~10月で到来するのではないかと感じているのだ。注意をしておきたいところである。

さて今日は「分かり易さ」。まずは分かり易い売場作りについて。

  その為に日々売場作りに悩む日々。

分かり易さを提供する相手はお客様。だからこそ、お客様の視点に立って売場を見る視点が重要なのである。

  分かり易い売場。

簡単に言うが、それじゃぁ、具体的にどんな売場?。

  そこから店舗という現場で具体的な取り組みが始まるのである。

商売とは常にその事への追求の歴史だったのではないだろうか。そしてお客様も変化し続けていくわけだから、尚更お客さまにとっての分かり易さという理解度も変遷しながら進化していくことになる。

  だから正解は無いのかもしれない。

それと同時に、組織を預かるリーダーは、部下に対しての分かり易いコミュニケーションが求められるであろう。

  確かにこの業界は独特の用語が用いられる。

MDとかオペレーションとかカラーコントロールとか。確かにある程度経験を積んで組織を率いるリーダー的な地位となると、このようなワードをしようした方が完結に説明できるのは分かる。

  しかし現場の店舗ではどうか?。

正社員なら部門責任者クラスは理解できるかもしれないが、入社間もない若手やパートさん達にはほぼ無理であろう。と同時にチーフクラスでも突然難しいワードで具体的な話をされてしまうと、従来からの流れとどう結びつけて自分を整理すればいいのかが見えなくなってしまうものだ。

  要は整理がつかなくなってしまうのである。

「魚の目」→「鳥の目」→「虫の目」、の流れを完結に説明していかないと、従来からのトレンドと現状の大局、そして現場での具体性が連動するから、チーフクラスは過去の経験を活かして今後へ繋げられるのである。

  その納得性が重要なのである。

そう考えると、上記の「魚」を比喩に使ったトレンド情報を得ることはその後の納得感を高める重要な視点なのだということがわかる。

  まずは「魚の目」で流れを把握する。

それが見えてくれば、いずれ蝙蝠の目へと連動出来るようになっていくであろう(笑)。





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