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2023年8月24日 (木)

納得の後

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日のテーマは「納得」

  「理解」はしたけど「納得」はしていない。

よく、そのような表現で、現在の自分の立ち位置や状況を表現することは多い。

  特に現場は(笑)。

一応、本部提案は理解したが、納得はしていない。

  このような表現でその場を納める店長もいようか(笑)。

気持ちはわかるが、組織的にそのような理解には成長は無いであろう。

  やはり「納得」して行動した部分だけが学びに連動するのである。

だから、「理解」と「納得」には大きな隔たりがあると言わなければならない。

  理解は「妥協」。
  納得は「徹底」。

結果的には、そのような違いが生まれるのではないだろうか。それだけ、理解と納得の間には、現場での実践度合が異なるのである。

  だから公の場で納得するまで意見交換が必要なのである。

とことん質問して、自分の現場の置き換えた時に、その提案が徹底できるのか意見交換をして、自らのが有する固有名詞(5W1H)に置き換えた時に徹底されるのかどうかを自らに問うことが重要であろう。

  そして納得した。

その瞬間から、責任はこちら側に移るのである。いや、移さなければ大きな成果は得られない。

  成果を出すということは自らの意志で責任を果たすということだ。

その強い意志の背景には、自分自身による「納得」という側面を得なければならない。

  そして結果を出す人間の多くはその「納得」を獲得しているのである。

先日、ある企業内の商品部と販売部での意見交換があった。

販売部

  「この商品数量計画で数値改善出来るのか」

商品部

  「各店のロスを考慮するとこの数量が妥当では?」

販売部

  「それを打開する商品情報と販売提案が必要ではないのか?」

商品部

  「数量は後日修正可能なので増加は発注をお願いします」

そんなやり取りであった。

  販売部はもっと突っ込んで心に火を付けて欲しかった。
  商品部は最低限の計画数量からの単品量販に期待した。

これが、販売部から何も意見が出ないのであれば、この重点商品の販売数量は本部の最低数量の提案通りの結果となるだろう。そこに販売部からの理解を超えて納得をしたい旨の意見交換が入ったのである。

このような意見が入ると全店長の意志が働くのである。

  “あの店長は売る意志を持っているな”

そこから、店舗間の競争意欲が働き、全店舗からの追加発注が生まれていくのである。そして意志を持った数量計画からの意志を持った売場造りに連動し、圧倒的な販売数量へと連動していくのである。

  毎日の中での納得の頻度。

この頻度が高まることで、意思の入った売場へと連動し、業績が生まれていくのであろう。






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食品商業9月号が発売されました。
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当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



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部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


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52週MDマネジメント(9月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
  
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農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。






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コメント

k,kさん、コメントありがとうございます。

→実際は上の言葉足らずで強制が大半ですけどね~。
上司にとって、それが一番「楽」なコミュニケーションですからね(笑)。

作業も「楽」に、そしてコミュニケーションも「楽」にタイムパフォーマンス重視で(笑)。

そして時間を獲得して、組織の団結心を失っていく。その結果は?。

今改めて、自分の組織の現実を振り返る時なのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2023年8月24日 (木) 09時10分

hataboさん、コメントありがとうございます。

→あとはフォロー、丸投げしては動きませんね
丸投げになった段階から部下の心は離れていくでしょうね。

そして共に数値を作ることで部下も周囲の従業員も喜びを得ていくのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2023年8月24日 (木) 08時48分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

やはりリーダーほど実績という説得力は普遍なのでしょうね。だからこそ、部門での現役時代の販売力からの業績の積み上げが、どこまで行ってもモノを言うのかと思います。

そして領域を広げての店舗としての業績。そこからは販売力と同時に説得力であり共有力が同時に加わってくることになりますからね。

投稿: てっちゃん | 2023年8月24日 (木) 08時44分

商品部との合意納得の商品を店長が部下にどうおろすのか。強制か、やれと言うからと他力本願、虎の子作戦か。皆が納得するストーリーを話すのか。それによっても下は動き方が変わります。コミュニケーションがとってあれば普段適当な店長でもあの人抜けてるところあるから皆で盛り上げようと仕切る副店長なりチーフが出張る場合もありますね。信用されている、こちらを気にかけていてくれる上司なら漢にするために一肌二肌脱ぎますよ🎵 実際は上の言葉足らずで強制が大半ですけどね~

投稿: k,k | 2023年8月24日 (木) 07時41分

いかに納得してもらい、仕事に打ち込んでもらえるか、そこに限りますね。
私は口のうまさで店長になったようなもんですから(笑)
プレゼン能力と想いがないと納得してくれない、実績が無いと納得してくれない。
自分より年上の人の心を動かすには結果しかありませんから、絶対この人の作った実績を超えてやる、という気持ちがありました。
数字は同じ指標で見れますから言い訳できませんしね。
事実できることを証明して行くことが大事なんだと思います。
あとはフォロー、丸投げしては動きませんね。

投稿: hatabo | 2023年8月24日 (木) 06時46分

長い企業風土の中で暗黙のテリトリー?治外法権は存在しますからね。私も複数の企業にお世話になりましたが部署の立ち位置に大きな違いがありそれが染み付いてますから新たな考え方を納得して貰うのは並大抵の事では無い。
やはり現場で実績を作らないと周りは納得しないですかねー。蝙蝠は開店前の暗い店内で暗躍し売場をひっくり返す環境が必要なのでしょうか(笑)。良い意味で現状に疑問を抱き動ける環境作り。トップは理念に基づき、現場は実践する事で顧客満足最大化を図れる肩書や職位に諂う事無き風通しの良い組織を作って頂きたいし中小企業程スピードを持って改革出来るのも大きなメリットではないでしょうか。Z世代が魅力を感じる職場環境も含めて働き甲斐が感じられるメリハリある評価制度も必要な時代かも知れませんね。

投稿: dadama | 2023年8月24日 (木) 06時31分

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