食品商業9月号の発売
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今日は8月8日(火)。
食品商業9月号の発売日となる。
今月号にも、当方執筆の記事が載りますので、是非ご購読を。
今月号も2講座を執筆。
一つは、ファイブマネジメント。
二つは、52週MDマネジメント。
ファイブマネジメントは組織編。
今月号からは再び「組織マネジメント」を振り返る。
組織マネジメントはファイブマネジメントの中枢。
特に小売業の場合における組織マネジメントは、主に店舗をメインとして位置付けられる。そこで長年店長として経験してきた店舗内でのマネジメントをまとめたのが、当方の組織マネジメントである。
特にここでは継続がテーマとなる。
どの組織もそうだが、その組織のリーダーの役割には二つあると考える。
一つは継続力を付けること。
二つは改善力を付けること。
継続力とは、組織で現在実践している業務を、レベルを落とすことなく継続させ続けることである。
リーダーのこの役割は大きい。
これを期待されて、その組織のリーダーに抜擢されるところからリーダーの生涯が始まると言っても過言ではないであろう。組織のリーダーとは、まずは現在の業務を高いレベルで継続させ続けることが大きな役割なのである。
次に改善力。
継続と同時に、現在の業務を改善改革し、もう一つ高いレベルで競合に勝る独自的レベルに引き上げられるか、という役割である。しいて言えばマスターリーダー的な存在であろうか。
この位置になると自由裁量が許される。
そう言う存在にならなければ、現在の縛りから解放され、自由な発想で組織の未来を描きながら現実にそのルートを築くことは難しいであろう。
同時に部下にも大きなプレッシャーが。
というのも、リーダーと同時に、その部下も同様にマスターリーダーと本部との板挟みになる可能性がある。その課題は残るのであるが。
組織マネジメントの段階になると従来の振り返るも重要となる。
なぜならば、ファイブマネジメントとは、自分、商品、人材、組織、競合の五つのマネジメント、特に前半の自分、商品、人材を振り返り、そこで学んだ事を、ここで組み合わせて有効活用していくことなのである。
売る楽しさ、売れる喜び。
52週MDマネジメント。
それれを振り返りながら、店舗内で永遠にPDCAを回し続けていけるか、継続させていけるか、更には、確実な歯車の回転を高いレベルで回転させていけるか、それが組織にとって貢献していくレベルの組織マネジメントとなっていけるのかどうか。
回し続けるマネジメント。
組織とは一時のプロジェクトなのではない。
永遠に回し続けられるかどうか。
と同時に、未来の変化に対応した組織マネジメントのあるべき姿を追求するというもう一つのリーダーの役割。こちらも大きなテーマとなっていくであろう。
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食品商業9月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(8月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメント(7月編)ダイジェストの視聴はこちら
農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。
基調講演の内容
①ファイブマネジメントの概略
②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
③競合対策としての顧客の五感の実践
④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
hataboさん、コメントありがとうございます。
ブレない力。
これも重要なチーム力の要素でしょうか。
チームや組織を運営していくなかで、継続力の根幹はブレないコンセプトと方針でしょうか。チームの混乱は全てのそこから崩壊していく姿を何度もみてきたような(笑)。
投稿: てっちゃん | 2023年8月 9日 (水) 09時43分
継続力と改善力、ずっとついて回ることですね。
あとブレない力がすごく大事だなと思いました。
芯を持ってやり続けることが信じてついてきてくれる、一緒にやってくれる、意思を継いでくれると信じてやってまいります。
投稿: hatabo | 2023年8月 9日 (水) 08時03分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
全ての業界に言えることかもしれませんが、特にこの小売業という業界は、結果が今日、その瞬間に現われるもの。そしてその企画は店長だろうがチーフだろうがパートさんだろうが全て平等に企画立案できるもの。但しそれを実践している企業とそうでない企業の格差も拡大しているのも事実。
そして生産性という課題克服のために、店舗側でも明確な役割分担によって、ロボット化していく方向にあるような気がしますね。
標準化と個性化。二つの相反するメリットとデメリットを融合する企業がそろそろ現れてくるのではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2023年8月 9日 (水) 06時34分
食品商業に記載されていた店長の悩み。
然しながら店長もどんどん世代交代してZ世代に引き継がれていく。昭和の化石脳である私には益々居心地が悪い時代(笑)。然しながら「楽しむ」は人間の本性である筈。とある企業も「商売はゲームの如く」と鼓吹してましたねー。
どうせやるなら楽しく!スーパーは楽しくなければですし、肩書きや世代を超越する普遍原則ですよね。
投稿: dadama | 2023年8月 8日 (火) 19時25分