コンサルに染まる
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
コンサル活動において重要なこと。
それは結果を伴うということ。
なんだかんだといっても、最終的には業績であり結果が伴わない限りは、コンサル導入の意味を為さなくなるということであろうか。
直ぐに結果が伴うのは簡単だ。
チラシを打って、価格を出したりポイントを付けたり、販促面で一手二手打てば、直ぐに結果は伴う。
しかしそれは誰でもわかっていることである。
コンサルを導入するということは、継続的に業績を向上させるために、仕組み的に従業員教育であり業績改善プログラムによって指導を受けることである。
業績改善の為に組織内に土台をつくる事。
それがコンサル導入の最大の目的なのである。そしてそれは上記のような販促面や特売面と相まって相乗効果を高めていくのである。コンサル活動をしていくと、当然ではあるがコンサル先の業績は気になる。当然、自分の所属する企業や店舗の業績のように。いや、それ以上かもしれない。
業績如何では今後の契約継続の有無に関わるからだ。
コンサル先を数社持つことで、徐々に業績を左右する要因というものが見えてきたように思う。それは、
コンサルに染まる。
ということである。コンサルに染まるということはどういうことであろうか。
コンサルの考え方を刷り込むことである。
コンサル契約することで、とりあえずは一年間のコンサルスケジュールを作成し、そのスケジュールに則って毎月一回程度の研修や店舗クリニックを実践していくのであるが、てっちゃん塾の主要テーマである「ファイブマネジメント」にて、考え方、リーダーの在り方等のマネジメント面と、顧客の五感等を活用した「販売力強化」の両面から研修を同時進行的に進めていくのが概ねの当方の研修スタイルである。
そのようなスタイルでコンサルに染まるということは、自分自身をマネジメントするところからスタートするファイブマネジメントをしっかり学び、それをリーダー自身が腹落ちさせることがスタートラインとなる。そこが腹落ちしなければ、いくら販売力強化を学んでも、自らのマネジメント力を活かして組織内で同じ方向を向かせ、現場が具体的に高いモチベーションを維持して実践継続していくことに繋がらないのである。
具体的な個別的な手法だけでは継続力が伴わない。
そこに、コンサル導入による業績拡大とその継続が隠されているのである。更に言うと、そこにコンサルに染まった販売部長の存在が大きなポイントとなる。
そのような存在が確固たる業績維持を促すのである。
よって、現場への指導と同様に、販売部の幹部がてっちゃん塾に染まるというところもコンサルとしての重要な課題となると思われる。
コンサルに染まる。
コンサル側としては、コンサルに染めるという課題。
重要な視点となるであろう。
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食品商業8月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(8月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメント(7月編)ダイジェストの視聴はこちら
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
→「染まる」=「信頼される」。
確かにその通りですね。
更に言うと、「染まる」=「信じる」
でしょうか。
いずれにしても、コンサルを信頼し、全従業員が同じ方向を向いて一致団結して確実に歩んでいく事が大切。その為には、企業としても明確な役割があってこそ、店舗力に転換されていくのかと思います。
投稿: てっちゃん | 2023年7月25日 (火) 06時51分
染まる=信頼されるですからね。
てっちゃんは独立されて自らの経験を活かされているのですから素晴らしいですよ。私はサラリーマンですから蝙蝠男に徹する=アウトローを発掘に徹します(笑)。
投稿: dadama | 2023年7月24日 (月) 18時52分
hataboさん、コメントありがとうございます。
コンサルに対して素直になるかどうかで、結果のスピードは圧倒的に異なりますね。それと同時に、コンサルと現場を橋渡しする役割の方ほどコンサルに染まることも重要。
→うちも来てほしいなぁ…
↓お問い合わせはこちらから(笑)
https://www.tetu-juku.com/book-dr-avens
冗談はさておき、一人の上司の言葉とコンサルの二人から同じ話を聞くことで、部下のやる気スイッチが一気に入ることはよくあることです。そういう意味でも、幹部との信頼関係は重要かと思いますよ。
投稿: てっちゃん | 2023年7月24日 (月) 12時11分
理解して実践するのとただ実践するのでは大きく結果は変わりますね。
素直にきく人もいれば否定的な人もいるでしょうから全員を同じ方向を向く、ということはなかなか難しいでしょうが、できたとき劇的に変わっていくのが目に見えたら最高でしょうね。
うちも来てほしいなぁ…
うちの連中はみんな素直ですから。
私が一番素直じゃないかも(笑)
投稿: hatabo | 2023年7月24日 (月) 08時08分
k,kさん、コメントありがとうございます。
とは言っても、なかなかそうはいかない(笑)。
これも提携企業側との信頼関係でしょうか。そしてその関係が提携前から構築されているかどうかで、結果のスピードも大きく異なってくることを知りました。
三期目の今年はそこを理解しながら進めていきたいと考えております。
投稿: てっちゃん | 2023年7月24日 (月) 06時44分
そのスーパーを俺色に染める。かっこいいです(^∇^) 正に成功者の仕事ですね。言うは易し行うは難し。人を腹落ちさせるのは過去を否定することもありますから大変な仕事だと思います。そのうち当社も改革していただきたいです。私が言う話ではないですね(笑)
投稿: k,k | 2023年7月24日 (月) 05時45分