ヘッドとハート
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
人間は、ヘッドとハートを使い分ける動物。
ヘッド(頭)で考えハート(心)で決定する。
そして、その決定から行動へと連動していくのである。
これがロボットならどうなのか。
おそらく、ヘッド(内臓コンピューター)でセットアップされた思考回路が働き、現状使用可能な自らの躯体を使って行動するであろう。
そこにハート(心)は存在も介在もしない。
自分で決定した最善策を自分の体を使って行動するのみである。とにかくすピードある行動をするであろう。
ハートという領域に人間とロボットとの大きな格差が存在している。
よって、益々人間とロボットを区別する人間のハートの存在のウェイトが高まっていくのではないだろうか。
特にトラブル時の臨機対応力。
しかしそれとて、いろいろな事例を入力することで、下手な新人よりも高い対応力を得ることになっていくであろう。そうやってどんどんあらゆる事例をインプットされていきながら、従来の記憶をしっかりと留めて、最新の情報に更新されていき、確実な行動をするようにカスタマイズされていくのが人工AIの世界。
しかしいくら人口AIが明確な答えを出しても・・・。
実践するのはあくまでも我々人間側なのである。
どんなに最適な行動を示されても・・・。
それを行動に移して人間同士の屋やり取りをするの人間なのである。
人間が自分のハート(心)からの命令に従って、一つ一つのコミュニケーションに対応しながら全般的な行動はAIの指示通りの行動していくのである。
だから、いくらAIロボットが明確に適切な答えをていきょうしても、人間のハート一つでその行動に人間らしい色を付けて解釈、ある時には真逆の行動をしてしまうものであり、もしかすると受け取る相手も人間であるから、そのハートで相手の行動を観察し、そしてそれに対しての答えをその人間のハートから導き出された解釈によって、反応するのである。
同じ一つの現象をどう受け取りどう対応するか。
それは、まさに一人一人ことなる対応になっていくのである。
だから人間は面白いし残酷でもある。
そして、我々の商売の相手も人間のお客様であることを、知る必要があるだろう。
だから価格以外の部分に反応するのである。
要はハート対ハートのやり取りが始まるのである。いや、ハート対ハートのやり取りに持ち込めるかどうかであろうか。
この世界はそこに持ち込んだ方が勝ちとなるのではないだろうか。
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食品商業8月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(8月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメント(7月編)ダイジェストの視聴はこちら
農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。
基調講演の内容
①ファイブマネジメントの概略
②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
③競合対策としての顧客の五感の実践
④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
k,kさん、コメントありがとうございます。
アニサキスをやっつける機械。是非開発して頂き、導入したいものですね。というよりも、発見して即殺傷出来る機械のほうがより効果的かも(笑)。
それだけ、この季節のアニサキスに対する対応で生産性を損なっているといことですからね。高鮮度のかつおほど厄介な時代です。
投稿: てっちゃん | 2023年8月 1日 (火) 19時10分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
逆にこのような異常気象の連続となると、AIから人力によって異常気象対応をしなければならないという時代。
全国でその修正の為に生産性が悪化している現実。本末転倒の様相でしょうか。
投稿: てっちゃん | 2023年8月 1日 (火) 19時07分
鮮魚に自動発注はあり得ないです。逆に任せてみたらどんな魚が、鮮度が、数が導き出されるのか(笑)一度何処かで実験する企業有りませんかね?それとアニサキスを発見してピンポイントでやっつける機械があれば嬉しいですね~
投稿: k,k | 2023年8月 1日 (火) 19時07分
定番はAI。売込みは人間力。会社もその為にAIを導入し、売込み力を上げる為の時間を創出するはずだったのでしょうが何故か生産性ばかりが先走りしているような。人間力を信じられない会社は結局は生産性に振り回され、トップで勝ち残れれば良いですが負け組になった日には・・・
吸収合併、M&Aは人間力を信じなかった企業程リスクは高くなるのでしょうね。
投稿: dadama | 2023年8月 1日 (火) 19時00分
hataboさん、コメントありがとうございます。
人が人にモノを売るということは、想いが伝わるかどうかでしょうから、その想いに付加価値が付き、それが価値訴求となっていくのだろうと思います。
逆に価格訴求に徹するということは生産性追求からのAI活用、自動発注活用へと進化していくのかと思います。
さて、どういう方向へ舵を切るかですね。
投稿: てっちゃん | 2023年8月 1日 (火) 18時51分
精度の高い発注なんかはAIのほうでしょうが、売り場での想いで、食べてほしい、喜んでほしい、美味しいって言ってもらいたいなど、感情勝負ですね。
そこにはコトPOPなどの人間力でしょうぶしたいですね。
投稿: hatabo | 2023年8月 1日 (火) 17時57分