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2023年7月 4日 (火)

組織人として

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


この業界に入社して数年。

  概ねは現場で担当者からのスタートとなろうか。

その後、現場のチーフを経て、店長になったりバイヤーになったり。

  それが通常のこの業界のキャリアである。

そして、店長を経て、そこから再びバイヤーになったり店舗運営部長になったりとキャリアを重ねていく事になろうし、そのまま店長職でベテラン店長となっていく方も多いであろう。

  しかしそこから販売を離れる方も少なくはない。

本部の「人事部」に異動になったり、「総務部」に異動になったり、「販促」に異動したり。そんな人事異動の渦中に入っていく方もいるであろう。

  要は現場から販売から離れるということだ。

店長時代に仲の良かった店長仲間の一人が、人事部に異動になった。

  異動当初は現役店長としての視点で営業にも口出しをしていた。

しかし徐々に人事という業務の多忙さ、そしていずれ人事だけではなく、彼の領域が人事から総務へと拡大していくこととなる。

  そんな彼と先日久しぶりに話をした(電話で)。

「最近、あの企業の社長が変わって、お店のレイアウトや展開が大きく変わってきたなぁ~」

  「社長変わったのは聞いていたけど」

「行ってみてきてみぃ~。かってのあの企業の良さが全くなくなちゃったよぉ~。」

  「そういえば競合店なんて全然みてないなぁ~。」

彼が店舗を見る視点は、かっては店内の商品や陳列、今の季節の打ち出し等をしっかりと視察していたが、最近の視点は「器具」「備品」「店舗周り」「レジ機種」等々らしい。

  要は商品以外のものへと変わったという。

当然と言えば当然であろうか。しかし私には経験のない話ではある。

  “販売から外れたら自分はどうなるのか?”

普段は、そんなことは有り得ない(笑)から、考えたことも無かったが、友人の店長仲間(かっての)のそのような変化に触れるにつれ、自分に置き換えて考えてしまうのである。

  それがもしサラリーマン時代に自分に襲ってきたら。

それはもう、その人事に従うしかないだろう。そしてそこから自分の人生は変わっていったであろう。

  もしかすると先程の彼のような変身を遂げるかもしれない。

逆に、再び現場に戻してくれと懇願していたかもしれない。しかしやっぱりその人事に従い、自分の得意不得意を整理しつつ、新たな職位をこなすことを優先するであろう。

  そうなると他企業への転職も無かったかもしれない。

他企業でも同様の業務をするという思想があったからこそ、転職を考えたのであって、おそらく企業内での「人事」「総務」等の仕事に就いている限りは、他企業への転職という選択は無かったかもしれない。

  そして他企業の人間との交流も閉ざされたままだったかもしれない。

それは、そのような発想に立ち、そのような視点を持つことで自分を打開できるのであるが、社内の人事総務という職務でそれを発想できるかどうかである。

  企業にどう貢献するか。

おそらく、人事、総務、財務、更には経営企画部等の職位ともなれば、その企業独自の視点でその業務を遂行しなければならないと思われる。

  それはそれでやりがいを持ってその職にあたるのであろうが。





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食品商業7月号が発売されました。
20237
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。




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部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

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  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
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52週MDマネジメント(7月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  
52週MDマネジメント(7月編)ダイジェストの視聴はこちら
  
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AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
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農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
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イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

やはり長年の経験を活かせる業務の方が仕事もしやすいし他者への説得力も高いですからね。そしてそれは同じ人間として誰もが感じる達成感ですから、自分が店長だろうが部門チーフだろうが、パートさんだろうが、その達成感と楽しみや喜びは同じステージで感じる事が出来るもの。

そこが店舗内の一致団結心を植え付けるのに最高の場が現場であり、店舗なのだと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2023年7月 4日 (火) 21時43分

私も役職定年までは店舗一筋でしたがそれからはご存知の通り波瀾万丈の毎日でしたね(笑)。
然し乍らその経験が有るからこそ今の職務を何とかこなしている現実もあり。今は営業部長直轄ですから部長の欲しい情報を迅速に収集しそれなりの提案もせねばならない。お陰様で痺っ放しの毎日ですよ(笑)。それでも死に場所は現場と信じるのはこの業界で生きてきた性でしょうか。

投稿: dadama | 2023年7月 4日 (火) 19時28分

hataboさん、コメントありがとうございます。

御社の幹部様も何を血迷ったのでしょうか(笑)。

総務と販売は全く異なる目線で善悪を評価しますからね。しかしそれも経営学なのかもしれません。

経営とは切れ事では済まされない明日明後日、そして今月来月の切羽詰まった現実との向き合いですから、一度経験されたほうが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2023年7月 4日 (火) 08時43分

去年くらいに総務の仕事をしてくれないか?とはなしを持ちかけられましたが、自分で言うのもなんですが、私は現場で使ったほうが力を発揮しますよ(笑)とはっきり言いました。
それはそうだなと言うことで話は流れましたが、あのとき総務にされてたら…
今思うとゾッとしますね(笑)

投稿: hatabo | 2023年7月 4日 (火) 06時44分

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