« ロングセラーの変化 | トップページ | 惣菜部門の進化 »

2023年6月 8日 (木)

食品商業7月号の発売

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


本日は6月8日。

  食品商業7月号の発売日である。

52週MDに関しては、7月号であるから二月後の9月が対象となる。

  もう9月のMD紹介である。

ということは、5月後半には9月のMDの資料作成をしていたということだ。

  “そんなの全然見えねぇ~よ!”

そんな想いで5月後半に9月のMDを作成し始めたのであるが、商品部のバイヤーとはこのようなスピード感?を持ってMD作成をしているのだろうと思うと、改めてバイヤーと言う仕事が現場との違いと言う意味で、質の違う仕事をしているのだなぁ~と思うのである。

先日あるバイヤーからこんな要望があった。

  「セミナー内容をもうワンステップ早く提案して頂けると助かるのですが」

基本的にその企業には、店長メインのコンサルに入っている為、52週MDも翌月をテーマに講義を行っているのであるが、同時に本部バイヤーも参加しているのである。バイヤーからの視点で、講義を聞いていると、時折バイヤーへの要望を促す場面がある。そんな時にバイヤーからすると「もっと早めに言って頂ければ、・・・ 。」という感想を持つのだという。

  “確かにそうかもなぁ~”

店舗と言う現場は、出来るだけ直近の最新情報からの売場計画立案が妥当であるが、その売場計画の原本となる商品情報はその一歩先を提示しなければならない。

  更に商品手配となると更に一歩先を手探りで模索することになる。

そう考えると、店舗から異動したバイヤーの初年度は五里霧中だろうなぁ~とは思う。それも含めて、如何に現場にいる頃から52週を毎年継続して経験しておくことが大切であることが理解できるのである。

  ただそれも一年間の経験が重要。

その一年間でバイヤーとしての52週MDの体験が次年度に、嫌と言うほどその有難みを体験することであろう。

  52週MDの実践への懐疑。

初めは誰でもそう感じるものだ。また途中で挫折したものも同様である。

  まずは一年黙って実践してみる。

これが52週MDを語る前提となろうか。

更にファイブマネジメント。

  今月号は「人材マネジメント」二周目の初回となる。

2022年の6月号と7月号で一周目の人材マネジメントを記したが、二周目となる今年は7月号と8月号で人材マネジメントへの深掘りをしていきたいと思い、この6月号でその初回を記した。

  店舗における多様性の容認。

そのことによって、いろいろな世代の人材をマネジメントする店長にとっての悩み。

  それはZ世代への対応ではないだろうか。

今回は、そこにメスを切り込んでみた。

  Z世代とどう付き合うか。

その昔、自分が経験してきたマネジメント。しかしいつまでもその時代を懐かしみ、感慨に耽って(ふけって)いる暇は無い。

  とは言っても店内をマネジメントするのが店長の役割。

今月号では、Z世代へのマネジメントに焦点を当て、その活かし方を記してみた。

  是非、ご購読頂きたいと思うのである。


食品商業7月号が発売されました。
20237
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。

研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。

株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
Img_2245



PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(6月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメント(6月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメント(5月編)ダイジェストの視聴はこちら


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。








|

« ロングセラーの変化 | トップページ | 惣菜部門の進化 »

コンサル業務」カテゴリの記事

コメント

hataboさん、コメントありがとうございます。

遠い未来ほど計画と現実のギャップは大きくなっていくと思います。
 が、
そのギャップを埋めるのが現場の販売力でもあり、そこに仕入れと販売の協力関係があるのではと思います。

但し、自ら仕入れて自ら販売する組織であれば、本部バイヤー、店舗担当者という区分けがなく、理想のスタイルで売り切り迄自らこなせるメリットがありますよね。

そのメリットを最大限に活かして、お客様に喜ばれる売場作りと売る楽しさを満喫できるのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2023年6月 9日 (金) 07時22分

うまたにはバイヤーと呼べる人間がいませんが、一般的なスピード感なんでしょうね。
うちも少しは見習らないといけませんね。
商品確保をするためにそのスピードなのかもしれませんが、逆にデメリットとして、計画が外れることもあるのでしょうかね。
そのための52週MDですね。

投稿: hatabo | 2023年6月 9日 (金) 07時08分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

まさに半年先を生きる感度と覚悟が必要でしょうか。

とは言っても今という即時の感度も同時に持ち合わせる意欲的な態度がバイヤーという役割なのでしょうね。

しかしそれを実践している人間もまた数多く存在するという事実。

だからこそ現場もその態度に共感したいものです。

投稿: てっちゃん | 2023年6月 8日 (木) 21時55分

ちなみに今日はとあるベンダーの秋冬商品展示会でした。バイヤーは南半球の季節感に馴染まねばですねー(笑)。

投稿: dadama | 2023年6月 8日 (木) 17時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ロングセラーの変化 | トップページ | 惣菜部門の進化 »