食品商業6月号の発売
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今日は食品商業6月号の発売日。
毎月8日の発売日となる。
今月号は、通常の「てっちゃん流 勝てる!店長塾」と同時に、「生産性を高める作業割当表の活用法」を特集で組んで頂いた。
中小スーパーの一番の課題である人材活用。
特に昨今は、物価高騰と同時に電気代等の流通を取り巻くコストも急増している。更には人件費の増加も大いに検討しなければならない時代である。
その全てが生産性への負担となってきている。
具体的には、店舗内での兼務という働き方となって現れてきているのである。
店長兼務チーフ。
副店長兼チーフ。
二部門兼任主任。
二店舗兼務店長。
いろいろな兼務が生まれ、その兼務という責任を背負っての店舗勤務者が急増している。
そんな中での食品商業への読者からの要望。
要は、如何にしたら効率良く、そして生産性の上がる働き方が出来るか、そのアドバイスと他社情報が知りたいという要望である。
現場が一番の課題として抱える問題であろう。
もはや売上増とか利益獲得という営業数値上の課題以上に、自店や自部門、そして自分の労働時間の短縮を最優先に考えていかないと、益々人材不足に陥ってしまうという現実の課題である。
顧客獲得以上に人材獲得が必須の時代。
それが、今の現場の現実なのである。そんな読者の方からの問題的に応えさせて頂いた。明快な回答になっているかどうかは読者の方からの反応を待ちたいが、やはり一気に問題解決できることではない。
目指す到達点を明確にすることが重要である。
そして、組織に属する社員やパート社員がその到達点をしっかり把握理解し、そこに向かう姿勢と実践の継続が、必ず全ての課題を解決してくれることを目指して取り組むことが大切であり、到達後に訪れる景色を一度知ることが大切なのである。
作業割当表の本当の意義はそこに存在する。
そして、いつもの「ファイブマネジメント」と「52週MD(7月編)」となる。
ファイブマネジメントは「商品マネジメント」の最後の深掘り。
商品力を「仕入れ意志力」「売れ筋製造力」「品揃え適応力」「希少独自力」に分解し、そこから各商品力の拡大手法を具体化してみた。
52週MDマネジメントは7月編。
梅雨の期間から梅雨明け、そして土用丑の日へと繋がる月となる。
特に今年の土用丑の日は7月30日の日曜日。
おそらく梅雨は明けているであろう。よってスタミナ需要は大いに高まるが、日曜日という曜日設定がどのように食品スーパーに影響するのか。そしてそこからどのような販促による集客力アップを図ればいいのかを記載している。
是非参考にして頂ければ幸いである。
食品商業6月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.「生産性を高める 作業割当表の活用法」
2.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
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PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(5月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(5月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメント(4月編)ダイジェストの視聴はこちら
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
hataboさん、コメントありがとうございます。
→独り占め
価格応談致します😎。
冗談はさておき、企業毎に異なるバックヤードでの作業オペレーション。しかしここから商品は製造され、陳列され、売場でそれら商品が金に変わっていく。
裏側の事実を知ることもまた利益を生む要因ではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2023年5月 9日 (火) 07時53分
待ってました!
作業割当表!
何度も作ってもうまく行かない。誰も本当の時間をわかっていないから。他の企業の方たちはどのようにやっているのか、ずっと謎だったものが見えました😁
次幕はこちらの話も聞かないといけないのでほんとに独り占めしないとですね(笑)
投稿: hatabo | 2023年5月 8日 (月) 22時39分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
人時生産性。
これを得意とする企業や個人と、逆に苦手とする企業や個人がいると思います。(私も当初は苦手だった笑)。
しかしこれもまた自店の作業性が適正かどうかを判断する基準となる数値かと思われます。
この数値に振り回されるのか、逆に人時生産性を振り回すのか、ここが重要でしょうか。やはり振り回そうとすればそれ相応に数値の裏側を理解し使いこなすことと、更にその上の荒利生産性へと連動できるステージを学ぶ必要はあるでしょう。
やはり最後は数値を分解する力が求められるのでしょうか。そうなると、その分解の後にどんな数値が待っているのか。そうやって人時生産性を高める手法は身に付いていくのではないかと思うのです。
投稿: てっちゃん | 2023年5月 8日 (月) 13時17分
人時生産性・・・私が苦手な分野ですね(笑)。
古き良き時代?はどんぶり勘定で店舗売上と利益が出ればお咎めなしでしたからね(笑)。
然しながらどんぶり勘定=部門の垣根を越えて店舗全体の業績達成に対するモチベーションは高かったと思います。
人時生産性もモチベーションを上げる手法で無ければならない筈。仕組だけに囚われると修正作業に追われて貴重な時間が更に失われて行く。
突発的事故は仕方なくてもモチベーションが安定しない職場=今日はサボっちゃえ!が罷り通る職場を払拭し出勤する事にプライドや責任感を持つ環境を作ってからの作業割当でないと本末転倒になるリスクが有りますね。
投稿: dadama | 2023年5月 8日 (月) 12時47分
k,kさん、コメントありがとうございます。
→ほぼ他部門援助
これって、その人時数を援助した部門に移管しないのですか?。それは不公平ですね。何の為の人時数の計算なのかわからなくなりますね。そして本当の数値として評価できないと思います。
しかし、意外にその辺のマネジメントが曖昧な企業が多いのも事実でしょうか。
更に、チーフ兼副店長の場合、副店長手当が基本だと思うのですが、チーフ手当のままなのでしょうか。
本来は副店長が別途存在するのですから、それを手当として付与するのは当然と思うのですが。
働く従業員の立場から見れば、納得できない事例が増えてきていますね。
投稿: てっちゃん | 2023年5月 8日 (月) 09時48分
今月号も早速買いにいきます。とにかく人がいません💦うちの午後パートさんも最近はほぼ他部門応援です、鮮魚の人件費から出てると思うと賞与の査定を甘くしていただきたいですね。いくら人時生産性あげても当たり前と錯覚する上層部、それは買う人には関係ないとサービス当たり前と要求してくるお客さま。当社では副店長兼務チーフがかなりおります。なれるまでは激務、休みも気が休まらないといってました。特別手当ないとやってられないでしょうね。 今年の土用は日曜日。もったいないですね。💦
投稿: k,k | 2023年5月 8日 (月) 09時39分