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2023年5月 6日 (土)

選択と集中

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。



選択と集中。

  マネジメント業界ではよく使われる言葉。

ネット検索すると、選択と集中とは、
「特定の事業分野に経営資源を集中すること。 多角化から、選択と集中による経営効率で業績向上を図る企業も増えている。 選択と集中は、企業の競争戦略上、得意とする、あるいは、得意としたい事業分野を絞り込み、そこに経営資源を集中することを指します。」

私も、30代の頃から読んでいるマネジメントの本にも出てきた言葉である。

  要は30年以上前から登場していたキーワードである。

しかし、最近想うのは、この言葉を実践していくべき時が今なのではないだろうか、と思うのである。

  要は「集中する」事と同時に「絞る」こと。

集中するのであるから、得意分野に特化していくことであるし、絞るのであるから、何かを止めることでもある。

従来は何でもありのスーパーマーケットの品揃えを無理にでも実践してきた中小スーパー。

しかし競争激化の昨今の状況で、特に中小ほど特化すべきところと捨てるべきところを明確にして、地域のお客様にとって自社や自店の存在価値を明確に打ち出すことが出来るかどうかが重要なポイントになっているのは確かな事である。

  じゃぁ~何を捨てるのか?。
  そして何に特化すべきか?。

迷うところであろうか。

  “部門毎絞り込もうか?”
  “単品で絞り込もうか?”
  “どこに特化しようか?”
  “単品で特化しようか?”

自問自答の連続であろうか。

  絞り込みは意外にスムーズ。

しかし、重要なのは、特化しようとする部分の具体的な特化の手法であろうか。

  特化して勝てなければ意味が無い。

だからこそ、どのように特化するかで今後の顧客の集客力が違ってくる。だから、絞って集中するということは、今後の自社の動向を大きく左右することになる。

  そこで将来的に勝ち続ける為にどうするか。

そしてそれを維持する技術と人材が自社や自店には存在するのかどうか。そこも集中させる上での選択肢に入れておかねばならないであろうか。

  いずれにしても従来の何でも屋からの脱却は必須。

地方SMにおいても同様であろうか。いずれ大手が出店する時が来るであろう。その時に、明確がメッセージが伝わる店舗になれるかどうかである。

  SNSを活かす人材のいる強み。
  調理技術を有する人材の強み。
  差別化の提案力を有する強み。

そして、集中させる場面での、特化したカテゴリーでどれだけの品揃えとアイテムを提案しながら、価格訴求を重要な場面で訴求できるかという提案力を磨いていく事が重要となってくる。

  そこに52週MDが生まれるのである。

そのように思考するのであれば、何でも屋で利益を垂れ流しにしていた利益を、大きく挽回できるのではないだろうか。





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食品商業5月号が発売されました。
20235
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(5月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメント(5月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメント(4月編)ダイジェストの視聴はこちら


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

海産物のアイテムで顧客からの高評価。
生産性の数値だけでは測れない価値。しかし現場にいればその価値訴求が如何に重要なのかが見えてくるもの。

この価値訴求はなかなかマニュアル化出来ない部分が大きく占めると思いますが、そこの組織内での共有が企業力なのだと思います。

dadamaさんの現場復帰の楽しみでしょうか(現場復帰が実現できれば笑)。

投稿: てっちゃん | 2023年5月 6日 (土) 07時50分

hataboさん、コメントありがとうございます。

大手の海産乾物の縮小。
なるほど、しかし海産乾物ほど高荒利カテゴリーは無いと思います。

こちらの話題の新店は、逆に海産乾物のアイテムとスペースを拡大し、圧倒的な品揃えで荒利ミックスを図っています。

各企業それぞれの思惑からの選択と集中が始まっていますね。

投稿: てっちゃん | 2023年5月 6日 (土) 07時45分

海産物のアイテムが豊富。私のエリアにあるローカルスーパーもこれで人気を得ていますよ。
各部門にひとつの特化カテゴリー、地産地消をアピールしながら手作り感に手作り感を盛り立てるフレンドリーなおもてなし。大手のように人事部が作成したおもてなしロボットマニュアルより個性を活かしたおもてなしがお客様には喜ばれると思いますね。形より気持ちですよ。

投稿: dadama | 2023年5月 6日 (土) 07時24分

集中と絞り込み、最近の大手さんの食品の品揃えがまさにこれのような気がします。
アイテムを減らして強み(高利益)のPBをゴールデンラインにフェースを広げて展開。
ある大手さんよりうちの方が海産乾物のアイテム数が多くて、びっくりしたことがあります。
無くす、減らすというとても勇気のいることですが、うちの惣菜ではアイテムを減らし、うちにしかない商品に集中し売上を上げている現状もあり、他部門でのモデリングが必須です。
その前に集中できる商品の開発しなくてはなりませんが。

投稿: hatabo | 2023年5月 6日 (土) 06時54分

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