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2023年5月 9日 (火)

現場力を高める

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


現場の力。

  現場力とは何なのか。

最近、そんな本を読む機会があった。

  「現場論」 遠藤功著

現場とな何か。そして現場力とは?。

  現場に特化した内容となっている。

私も長年、食品スーパーの現場で店長を中心に仕事をしてきた。

  まさに最前線の現場である。

そしてその経験を主なメニューとしてまとめたのが、現在行っているセミナー等の資料となる。

  ファイブマネジメント
  52週MDマネジメント
  販売力強化セミナー
  競合対策セミナー
  データマネジメント

等々のメニューは、全てが店舗という現場で培ってきた店舗運営のノウハウを、上記のように区分けして、特に営業面での技術を集約してまとめたものである。

  全ては現場から学んだものである。

現場には、企業が有する全ての資源が集約されている。
  
  「人」「物」「金」。

よく言われる、企業が有する資源である。それを食品スーパーに置き換えた時に、5つに区分けしてマネジメントすることで、店長が店舗という現場で店舗力を高められるかをまとめたのが、ファイブマネジメントである。

  食品スーパーのおける現場とはリアルな店舗のこと。

その店内で品揃えされている商品を購入する為に、周辺の顧客が来店して商品を購入していくという毎日の日常。

  店舗では常に顧客が来店するのを待つという商売。

だから、顧客の来店と購入する商品を予測して、売場を作り、待つのである。

  要は予測して準備して待つのである。

その日々の日常が、どれだけ顧客に次への来店動機を高めていけるか、そこに安定した商売が成り立ち、そして継続していけるのである。

  その継続力が現場力なのであろう。

しかし、継続力だけでは、地域の競争には勝ち抜いていけない時代になってしまった。

  プラス競争力が問われる時代。

更には勝ち残れるか、という問いとなってきたのである。人口減、競争過多、そしれ人材不足からくる現場力の低下。

  それに対しての現場の維持力。

更には、維持力だけではなく、競争力としての日々の改善力であり、新規顧客の獲得を目的とした開発力が伴わなければ、生き残れない時代である。

  維持継続力。
  改善継続力。
  開発継続力。

なんとか維持継続力はあるが、改善を継続する力であり新規開発を維持する力となると、限られた組織だけに限定されてくるのではないだろうか。

  そうやって生き残りが問われる時代となっていくのであろう。







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研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
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食品商業6月号が発売されました。
20236
当方の執筆は以下の通りです。

1.「生産性を高める 作業割当表の活用法」

2.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。




PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(5月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメント(5月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメント(4月編)ダイジェストの視聴はこちら


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。







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店長の仕事」カテゴリの記事

コメント

k,kさんん、コメントありがとうございます。

基準人時の6割とは厳しいですね。
営業的にそれが基準になっているのか、単純に人員不足なのかは不明ですが、それが最大の課題として人員採用を進めているのかどうかですね。とは言っても、昨今は募集しても集まらないのが常態化していますから厳しいのでしょうか。

人材が集まる、辞めない仕組み
こちらも組織として企業として大きな課題ですね。

投稿: てっちゃん | 2023年5月10日 (水) 08時40分

改善を継続する力。これは難題です、ただ手を速く動かすだけでは成り立たないのは解っていてもどうしたら次の段階にいけるか、疲れないように継続するにはどうしたらいいか。私は他業種から教わったので対応してますが、それを伝えるのが難しい。? ?が続きます。 五感を働かせて優先順位を次々と変化させる。これは飲食店を経験すると理解できます。段取りもしかり。皆若くないから段取り変えようねと言っても昔から教わったやり方が皆さん抜けません。人がいれば問題ありませんが店中で基準の6割しかいない。しかも障がいのある方.シルバー人材から派遣の方がその中の2割活躍してもらってます。上手くやらねば出来ませんね🎵

投稿: k,k | 2023年5月 9日 (火) 19時08分

hataboさん、コメントありがとうございます。

現場力。

現場の直接商品に関わる店舗の担当者がPDCAを廻せるせる環境作りが組織のリーダーの力量でしょうか。但しその為には率先垂範と自らの経験値が、部下の背中を押すのだと思います。

52週も同様に何も無いところからいきなり高いレベルで廻そうとするから長続きしない。より簡単に継続して一年、二年と見えてくる世界に取り憑かれることが大切でしょか。

そしてそれを辛口コメントから学ぶ体質の方と甘口コメントからでしか学べない方がいるかと思います。当方は相手によって辛口甘口を使い分けますので、ご容赦ください😎。

投稿: てっちゃん | 2023年5月 9日 (火) 14時28分

現場力を高めるには、教育や経験でしかないんでしょうけど、経験は積めても経験値になっているかだと思います。
だだ商品を仕入れて販売するだけでも経験にはなりますが、それをPDCAを回して経験値ちにするか、それができなければ時代の波に飲み込まれてしまう気がします。
なので勉強しなきゃいけませんし、チャレンジしなくてはなりません。
これからもご指導ご鞭撻のほどやさ〜しくやさ〜しくよろしくお願いします(笑)

投稿: hatabo | 2023年5月 9日 (火) 13時45分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

dadamaさんの鼻をへし折るとはめっそうもない。そんなことをしたら当方のアバラ骨4~5本へし折られる覚悟でないと(笑)。

人間の本籍地と現住所、そして現在の単身赴任地(笑)。その単身赴任地という自由な空間で店舗運営というちょっと距離を置いた空間で現場を見ていくと、本籍地と現住所では同じ目的地を目指すのに、違う階段を使って登っていたのだということが見えてきたということです。

そしてその階段を上りながら獲得するメリットが異なることを、知ることがまずは重要かと思うのです。

どのメリットを重視するか、そこに企業スタンスがあると考えます。

まずは一読をお願い致します(笑)。

投稿: てっちゃん | 2023年5月 9日 (火) 10時47分

てっちゃんとお付き合いしてそろそろ10年が経ちますでしょうか。然しながら人、物、金の有るべき姿は見えてこない(笑)。尤も環境の変化が目まぐるしく答えは永遠にないでしょうし、それがこの業界の面白味であるのでしょうね。
言えるのは物、金は有限ですが人をロボット化して標準化や人時生産性で有限とするのか?
人間の尊厳や誇りを信じて無限の宝とするか?
人による人時生産性のバラツキを何処に置くかは知りませんが出る杭は打たれるような組織に特に中小企業の成長はあるのか?
人時生産性を指標とした時点で企業の成長は何時ぞや停滞するでしょうし、そこには商売の面白さや醍醐味を感じるのか?私はあくまで結果であり、そこからどうするのであるかを考えるべきだと思います。
人時生産性を是とするてっちゃんに是非とも私の鼻っぱしをへし折って頂きたいですね。
極悪人隠居の引導を宜しくお願い致します(笑)。
最近過激な発言な多く申し訳けありませんm(._.)m

投稿: dadama | 2023年5月 9日 (火) 10時18分

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