« 月間目標 | トップページ | 他人の成功事例 »

2023年5月19日 (金)

目の輝き

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


研修中の受講者の態度。

  講師側からは非常によく観える(笑)。

毎月の講義に対しての、同一企業の参加者の受講態度は時と共にその参加姿勢が変わってくるのがよくわかる。

  その態度によってこちら側の講義の進め方も変えていく。

特にセミナー発信当初は、その場を和ませる話題や個人を特定しての「イジリ」を交えての笑いを引き出しながら受講者の緊張感を解きほぐすことを心掛ける。

しかしなかなか受講生は馴染んでこないものだ。

  当然であろう。

どんな態度でどんな話をしたところで、

  “あいつはいったい何者だ?”
  “あいつの話は正しいのか?”
  “どこまで信じればいいの?”

そんな疑念は当初3か月間は決して拭えないであろう。特に何人もコンサルが入れ替わった企業は。

  “この人は何か月もつのか?”

そう思ったら、信じたフリ、実践したフリ、やったフリが横行していくことになる。

  結果を出す企業とそうでない企業の差。

それは、確実に実践し、それを翌月の研修の時に報告するという仕組みが整った段階からである。

  そこから受講生の目が輝いてくる。

やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ。

  まさにその通りである。

講義もそうだが、店舗クリニックにおける実際の売場へのアドバイス。それも具体的に翌月のイベントや旬の展開へのアドバイス等とその後の実践。そして翌月での実践報告が連動してくると、“いい報告をしたい”という願望も含めて、それまでの売場に意志が入り、そして結果を出し、報告後に褒めてもらえる、となれば人間誰しも日々の仕事に実が入るということだ。

  そして講義に参加する。

だから、そこでの受講態度に対して、目が輝いてくるのである。

  そんな講義を継続していきたいと思うのである。

 





株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。

研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。

株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
Img_2245



食品商業6月号が発売されました。
20236
当方の執筆は以下の通りです。

1.「生産性を高める 作業割当表の活用法」

2.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。




PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(5月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメント(5月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメント(4月編)ダイジェストの視聴はこちら


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





|

« 月間目標 | トップページ | 他人の成功事例 »

モチベーション」カテゴリの記事

コメント

hataboさん、コメントありがとうございます。

話術以上に自分の為に真剣になってくれている姿勢が部下の行動を動かすのかと思います。

そこから波動の波が高まり、共鳴するのでしょうね。そしてそれは目の輝きを生み、スピードが加速していくのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2023年5月19日 (金) 17時15分

私も経験があります(笑)
いかにこいつに褒めてもらいたいって思ってもらえるかは、信頼関係、尊敬できる人間になれるかどうか。
話がうまいとかもあると思いますが、半信半疑で実践した内容を否定せずにうまく導くか。
強制的にやらせるほうが楽ですが結果が大きく変わっちゃいますもんね。
信者をどれだけ作れるか、このあとの店長になる人間にも共有し、継承してまいります。

投稿: hatabo | 2023年5月19日 (金) 12時25分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

コミュニケーションの主役は「受信者」。
まさにその通り。その主役が本当に「発信者」の言葉を真剣に受信しようとしたら、まずは発信者との信頼関係が構築されないと何を言っても難しいですね。

確かに受信した内容を一度は実践するかもしれませんが、継続しない。継続という段階に至るには、やはり受信者が主役のスタンスが重要となってくるのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2023年5月19日 (金) 06時31分

コンサルに限らず社内でもあるあるですね。
店長が変わると方針もコロコロ変わる(笑)。
俺が変えてやる!との意気込みが空回りして孤立を感じる経験をされた方は多いのではないでしょうか。自分の土俵に相手を引き込むには現状を是として受け入れる事からでしょうか。
今までを認め、受け入れ新たなるチャレンジをしていく。店長が変わるたびにゼロからのスタートでは成長もモチベーションも上がりませんから。

投稿: dadama | 2023年5月19日 (金) 00時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 月間目標 | トップページ | 他人の成功事例 »