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2023年4月 4日 (火)

結果を分析する

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


どんな仕事でも業績が大切である。

  最後は業績という結果。

その為に、事前準備をして仕入れをして、そして売場作りをしてお客様の来店を待つ。

  この業界は全てが「待ち」の姿勢。

来店されて初めて、購買行動がスタートし、そして買い物かごに商品が入り、レジ清算にて売上であり結果が出てくる。

  どんな売場を作ればどのような売上になるのか。

ある程度、そのような試算をしながら、よい結果を残す為に、よい売場を作って、「待つ」のである。

  そして結果に対して「分析」をする。

その分析とは、大抵の場合は良くない結果に対しての分析がほとんどとなるではないだろうか。

  “こうだから結果が出なかった”
  “相場安だから売上が悪かった”
  “昨年は好景気の反動があった”

等々、いろいろな理由をみつけては、今年の不振を分析するのでる。それは大切なことである。結果を分析してその要因を追求し、次回に活かす。その連続によって成功確率が高まっていくのである。

  では良かった時の分析はどうか?。

なぜ、良かったのか?。そんな分析をしているだろうか。

  “やるべきことをやったから”

そうおもうだろうが、それじゃぁ、やるべきことって、何をした?。その中の何が最大の要因か?、他に何をすればもっと良くなったのか?。

  そのような分析は一切しない。

なぜか?

  問われないから(笑)。

我々は、他者から問われないと、何もしないものである。結局、他人(上司?)の為に行動しているのかと思えるほどに、悪い時の分析は率先して先手を打って(笑)実践するが、良い時の業績は他者から問われないから、意外にそのまま放置している場合が多い。

  コンサル時も意外に多いのが良い理由。

このようなご時世であるから、業績が良いことが少なくなってはきている。それでも、その訳を問うと、

  “やることをやったからだと思います”
  “なにもしていないんですけどねぇ~”
  “部下が頑張ったからだと思いますが”

逆に、いい時ほど分析してほしいのである。それが成功パターンなのかどうかを深掘りしなければ、次へは繋がらない。それだけ、今の時代に業績が良いということは、成功パターンや勝ちパターンの実践が大きな要因だからである。

  その勝ちパターンを掴むこと。

これが現代には必要なのである。

  しかし意外に好業績時は照れるものである(笑)。

そして、深掘りせずに業績の悪い部分のみを、いつもの癖でやり過ぎるほどの分析をしてしまうものである。

  この癖を直さなければ勝ちパターンは身に付かない。

好業績の時ほど、勝ちパターンを知り、横への波及をしてほしいものである。



  


食品商業4月号が発売されました。
20234
当方の執筆は以下の通りです。

1.「ヤオコー宇都宮初出店」
    ヤオコーとヨークベニマルの戦い

2.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。




PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから



AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表



農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義



競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 


52週MDマネジメント(4月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメント(4月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメント(3月編)ダイジェストの視聴はこちら
  



イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。








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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
まさに「基本の徹底と変化への対応」ですね。
決して変えてはいけない基本の姿勢と、刻刻と変化していく環境に追随する姿勢。両方とも大切ですし、それが人間の進化なのかと思います。

投稿: てっちゃん | 2023年4月 4日 (火) 12時18分

K,kさん、コメントありがとうございます。
問題はいい時の要因ですよね。
そして、その良いという要因を意外に隠す方もいるし、K,kさんのように申告してもその上司が無関心な場合もある(笑)。問題は組織として「勝ちパターン」を構築する意識の有無かと思います。現場の成功事例を拡散するのではなく、あくまでも上意下達のコミュニケーションを重視する組織スタンスは、店舗力を高められない要因かと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2023年4月 4日 (火) 10時02分

これは会社姿勢にでも言えるでしょうか。
コロナ特需に対して今の状況(ウクライナ紛争は除外しても)を予測し構えて来た企業と蔑ろにして来た企業の業績差が早くも出て来ましたね。
更には値上による顧客心理の大きな変化。
ここを読めるか読めないかが会社の明暗を分けると言っても良いでしょう。
顧客の波長を受信し同調させ共振させる。
私が申し上げてる事を屁理屈と捉えても上等(笑)。然しながら厳しい時代を迎えるからこそ新たな発想での目線は必要だと感じますし先取りする事が差別化へと通づると思います。

投稿: dadama | 2023年4月 4日 (火) 07時06分

あー耳の痛い話です(^_^;) 確かにおっしゃる通りです、上が求めるから分析する。皆が悪いので平均より悪い店だけ原因書類を提出。良い店は出来て当たり前、それが普通だよと言われることがあるのでやりたい店だけ会社に報告です、ぶっちゃけ分析する時間は取れません。コンプライアンス関連で店にいる時間も限られますからね💦 人が居なすぎです.あ、言い訳でしょうか(笑)

投稿: K,k | 2023年4月 4日 (火) 04時08分

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