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2023年4月11日 (火)

コンビニに学ぶ

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。



コンビニエンス。

  小型店では競合関係にある場合が多い。

逆に、コンビニが閉店すると売上が拡大するケースも増えている。

  完全に競合関係にあるということであろう。

特に伸長するのが「惣菜」「日配」「菓子」「酒」の4部門である。なんとなくわかるような気がする。

  弁当、つまみ、酒。

要は、独身者や単身者が日中や就労後にコンビニに立ち寄って購入する商品群である。逆に言うとコンビニが出店して影響を受けるのも上記カテゴリーということになる。

  それだけ上記カテゴリーはコンビニの影響を受けやすう。

ということは、上記カテゴリーに関しては、コンビニの品揃えから学ぶ必要があるということでもある。

  影響度の高い部門ほどコンビニに学ぶ必要があろう。

特に、惣菜では「弁当」、日配では「スィーツ」、菓子では「おつまみ」、そして酒では全般であろうか。その中でも「弁当」はコンビ二からお客様が離れているのではないだろうか。

  原価上乗せが一番顕著。

それが、コンビニの弁当であるからだ。それがお客様にも伝わりつつあり、従来であればコンビニで弁当という購入頻度が、食品スーパーで弁当へと流れてきているように思えるのである。それだけ、商品価値と価格とのバランスが食品スーパーに偏ってきているのだと思われる。

  しかしそれ以外のカテゴリーはどうか。

まだまだ、コンビニに学び、そして品揃えを検討する余地は高いであろう。いやいや、弁当だってコンビニの商品開発力は凄まじいものがある。

  商品開発力。

いまコンビニに学ぶべきは、商品開発力なのかもしれない。それだけ、コンビニ各社は市場情報収集力を最大限に活かし、メーカーと組んで商品開発を行っている。また親会社と組んでのPB開発力を活かした魅力ある差別化された商品を投入しているのである。

  スィーツ。
  つまみ類。
  ワイン類。

これらのカテゴリーは、明らかに中小スーパーが学ぶべき品揃えをしている。コンビニという店舗規模上限られたスペースでも、より話題性の高い商品を徹底して売り込むスタンスを学ぶことは重要であろう。

  そこから一つでも切り崩していければと思うのである。

特にこのような取り組みによって、中小スーパーへの来店動機が高まることは間違いないであろう。

  それだけ顧客獲得競争は激しくなってきているのである。






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20235
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
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今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。




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部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから



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40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
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第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
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競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 


52週MDマネジメント(4月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメント(4月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメント(3月編)ダイジェストの視聴はこちら
  



イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





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コメント

hataboさん、コメントありがとうございます。
ヤバいですねぇ~。hataboさんもdadama化していくのでしょうか(笑)。
おっしゃる通り、御社はコンビニに学ぶ部分は多いと思います。そしてコンビニMDのいいとこ取りをすることをお勧め致します。
それと各店舗のそれぞれの良さを拡大させることも組織としての強みの拡大に繋がると思いますよ。K綱さんの事例拡大も必須でしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2023年4月11日 (火) 08時34分

コメントを書く、ということを日課にすればブログを読む、ということに気づきました(笑)
今までのコンビニは収納代行など高齢者が集まるような感じでしたが、最近の商品開発を見ていると、本格カレー、スイーツなどかなり若者や女性を意識した商品づくりになっているように感じます。
惣菜での差別化は本当に勉強になります。
スーパーマーケットも顧客の若返りを図る戦略、商品開発を行わないといけませんね。
食品で取り組みだした事例を他部門に落とし込めれば…
K綱さんに教えてもらわないと(笑)

投稿: hatabo | 2023年4月11日 (火) 08時19分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
いずれにしても、取り扱い商品がかぶること、そして徹底した先進のMDをスピードを持って全店に導入しているところは学びがいがあると思います。どうしてもSM業界は同業他社をメインに競合対策を実践したがりますが、もっともっと足元を見るべきでしょうか。最先端のMD探索の為に。

投稿: てっちゃん | 2023年4月11日 (火) 06時41分

鳩マークの英数字ホールディングス(笑)がコンビニの好調で11兆円と小売業最大高を記録した事からも分かるように大きな脅威ですね。
コンビニのメリットは手軽さ便利さ(営業時間含め)デメリットは狭さ、価格でしょうか。
更に生鮮は置かない店舗が多いですからグロッサリーの購買動機を研究するのには学びの場になると思います。狭いからこそ通路を意識し動線を確保する。売場の死角を無くす。精算時に衝動買いを起こさせる一品を見せる。更には売場をデータで知り尽くす。話は逸れますが先日某犬印のモールが開店したので見て回りましたが歩いた歩数が11000歩(笑)。散歩には良いですが買物、特に高齢者や単身者、障害者には辛いだろうなぁと改めて感じました。小型店は歩き回らなくて良いのは大きなメリットでありそのメリットを商品や売場に如何に活かし顧客支持を得ていくか?
今来店されているお客様が何を望んでおられるのかにしっかり耳を傾ける事が大切な時代ではないでしょうか。

投稿: dadama | 2023年4月11日 (火) 06時36分

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