食品商業5月号の発売
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今日は4月7日。
食品商業5月号が発売される。
今月の当方の執筆は
①ファイブマネジメント。
②52週MDマネジメント。
以上の二つとなる。
ファイブマネジメントに関しては、今年の執筆から、ある程度フリーな視点で「自分」「商品」「人材」「組織」そして「競合」を捉えていくという方針の為、今月号でも「商品」を深掘りした内容を執筆した。
この業界は何と言っても商品が軸になる。
商品があってこそ、そこに関わるリアルな売場という「場」が存在し、リアルに商品を扱う人間という「人」が関わり、結果として「人」が意志を持って商品を扱い、「場」に人が集って、売上という「金」になっていくのである。
軸としての「商品」。
だからこそ、商品を軸にして、どのように人が扱うかによって、業績は大きく異なっていくのである。
扱う商品はそれほど変わらないのに。
「場」であり「人」が関わることによって、同じ商品でも「金」に転換出来るお店と出来ないお店に分かれていくのである。不思議なものだ。
同じ「商品」をどう「人」と「場」で表現するか。
特に中小の場合は、「場」のメリットが少ない。よって尚更「人」における関わりに頼らざるを得ないのである。よって、中小なら中小らしい「場」を活かし、そして強みである「人」の関り方次第で、有効な「金」への転換が可能となる。その有効活用をどう引き出すのか。そこが問われるのである。
今月号もそこを重点に執筆した。
先月号では、仕入れ110%を引き出さねば、売上110%は達成しないと記したが、今月号ではその仕入れ110%を、組織として如何に支援出来るかが執筆されている。
組織としてどう関わるのか。
それによって、仕入れ担当者の意志が固まっていくのである。本人だけの意志力には限界がある。だからこそ、組織としてその意志力を底支えするのである。
52週MDは6月編。
まさに梅雨時である。
そして何もイベントの無い月。
しいて言えば「父の日」ぐらいであろうか。だからこそ、父の日をどう盛上げるかに集中できるではないだろうか。しかし意外に6月とは客単価の高い月でもある。
なぜか?。
梅雨だからである。だから顧客は家に籠もって食事を楽しむだけ。だからこそ週末でのご馳走提案が有効となろう。
そんな内容を盛り込み執筆したのが5月号。
是非、ご購読してほしいと思うのである。
食品商業5月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(4月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(4月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメント(3月編)ダイジェストの視聴はこちら
イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
| 固定リンク
「コンサル業務」カテゴリの記事
- 古巣へ(2024.09.03)
- 食品商業10月号の発売(2024.09.07)
- コンサル様式(2024.08.30)
- 「勝てる!店長塾」セミナー開催のお知らせ②(2024.08.20)
- 新たな提案(2024.08.27)
コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
→是非量子力学を応用して論述して頂きたい
こちらの問いに関しては、まだまだ勉強不足もあり、論破できないと思いますが、それもまたお客様の五感という感が大いに関わるのかと思います。
「かん」には「観」と「感」があり、顧客目線での「感」を学ぶことによって、「人」と「場」を繋ぐことが可能なのかと思っております。
投稿: てっちゃん | 2023年4月 7日 (金) 17時46分
同じ「商品」をどう「人」と「場」で表現するか・・・そうなんですよね。同じ商品でも店舗の大小に関わらず雲泥の差が出るから不思議ですね。特に衝動買いを意図した商品ほど差が激しい。何故このような事が起きるのか?
私はてっちゃん流五感の相互作用だと思います。
五感が働く売場を如何に作り込むかで9割は決まるかと。そこには今月号で執筆されてるように4つのポイントが有りますしその気合や殺気(笑)をお客様にお伝えする事が肝心。お客様は何故売手の気持ちを察知出来るのか?
是非量子力学を応用して論述して頂きたいですねー(笑)。
投稿: dadama | 2023年4月 7日 (金) 14時43分