WBCを振り返る
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今日は日曜日。
芸能ネタの日(笑)。
先週の木曜日に既に週一の芸能ネタを披露しているので、本来は本日は芸能ネタを取り上げるべきではないのかもしれないが、皆様の期待?に応えて、芸能ネタを再び取り上げてみたい。
とは言ってもネタ不足。
よって、先日のWBCでの話題から引用することにした。
今回で第五回を迎えるWBC(ワールドベースボールクラシック)。
日本は過去2回の優勝を誇る常勝集団である。そして今回で3回目の世界一。日本の野球のレベルは世界でもトップクラスであることは間違いないのである。
今回の優勝でも選手層の厚さが際立っていた。
最後のアメリカ戦では、なんと7人の投手を送り込んだ。その全員が見事がピッチングでアメリカ打線を2点に抑え込んだ。
毎回が最終回のような緊張するゲーム運び。
そして最後は大谷翔平が締めて、今大会のMVPを獲得し、大谷の大谷による大谷の為のWBCとして閉幕した感が強い。それだけ今回の侍ジャパンにおいての大谷の存在感は際立っており、投げれば3試合、打てば毎試合のようにチャンスを作りチャンスで打ち、タイムリーを放ち、チームの勝利に貢献してきたのであるから、当然と言えば当然ではある。
決勝戦前の円陣での大谷の言葉。
試合前にロッカールームで円陣を組み、毎回主要メンバーが言葉を発するのであるが、最後の試合では大谷が栗山監督の使命で試合前の気運を高める話をしたのが名言となった。
「憧れるのをやめよう」
要は、相手のアメリカチームの選手たちは、いずれも大リーグの主要メンバー。だから日本人にとっては憧れの存在でもある。しかしそんな視点で相手と向き合えば、どうしても下出に出て、心理的に勝とうという精神力が萎えてしまうもの。大谷選手はそのことを前もって伝えることで、相手は同じ人間であり、従来通り心理的にも自信を持ってこの試合に臨もうというアドバイスであった。
この言葉に上記の投手達が奮い立った。
“打てるもんなら打ってみろ!”
とばかりに、グイグイとストレートでありスライダーでありフォークで真向勝負を掛けていく。
20代半ばの若手投手陣が爽快な投手リレーで繋ぐ。
それも低め低めを徹底して突いていき、相手打者が思わず空振りをする場面が多かった。
相手に媚びない堂々たる姿勢。
それが、相手打者を威圧し、低めのスライダ―に思わず手を出してしまう結果となったのではないだろうか。
それも試合運びとしての能力ではある。
自分が持つ能力を、その場面で発揮できるかどうかで、本番は決まってしまうものである。
その為には自らの心持ちが重要となる。
その心持ちを気づかせてくれたのが、大谷のあの言葉ではなかったのだろうか。
以下全文である。
「1個だけ、憧れるのを辞めましょう。憧れてしまったら超えられない。今日は僕たちは超えるために来た。トップになるために来た。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さあいこう!」
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
大谷選手は今までのプロの野球の常識ではあり得ない出来事を数多く残したと思います。異星人と問われても納得できますね。
そして昨日の報道では、中2日で既にエンゼルスのキャンプに合流したとか。やはり異星人ですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2023年3月27日 (月) 07時37分
何度見ても感動のシーンの連続ですね。
それにしても大谷選手は語らせても素晴らしい名言を残しますねー。ある記者が「貴方は異星人ですか?」と質問したのも納得です。
投稿: dadama | 2023年3月26日 (日) 18時59分
kazuさん、コメントありがとうございます。
それだけ、劇的な試合の連続だったということですね。
巷では「WBCロス」と囁かれていますが、あのようなどちらが勝っても不思議ではない試合をもう一度見て、と言われても、当面はごっつぉさんかなぁ。それだけ、心臓に悪い試合の連続でしたね。
投稿: てっちゃん | 2023年3月26日 (日) 07時59分
kazuです。
本当に今回のWBCの準決勝・決勝は「感動」と言うしかありませんでした。
あまり野球を見る方ではありませんが、前回のイチローさんのセンター前ヒットを凌ぐ場面が沢山存在した大会でした。
各解説者の方々が言うように「漫画」でもありえないくらいの出来事が現実におきていましたよね。漫画で今回のWBCを書いていたら「こんな事実際にあるわけないよな」と思えるくらいの出来すぎたシナリオでした。
もし、野球の神様がいたら「神様もベタですね~」と感謝の言葉を申し上げたいと思います。
投稿: kazu | 2023年3月26日 (日) 07時09分