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2023年3月23日 (木)

祝・侍ジャパン

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日、ではない。

  が、芸能ネタの日とする(笑)。

侍ジャパン、WBCでの優勝おめでとう。

  2009年大会以来14年ぶりの世界一である。

準決勝、決勝は流石に手に汗握る、という表現ピッタリの試合内容であった。

  一昨日昨日と日本列島は歓喜の嵐であろうか。

予選は案外楽勝だった。

  結果的には、である。

しかし、どの試合も前半は均衡状態であり、韓国戦をはじめ先制点を奪われてからの粘りと、その後の連打がいつの間にかコールドゲーム寸前の試合状況となって、結果的には楽勝で終わるパターンであった。

  村上宗隆を除いては。

他の打者達が揃って5割近い打率を残している中、村上一人が1割台という大不振状態であった。よって決勝ラウンドからは、それまでの4番から5番へ打順を下げての出場となった。

  しかし“彼は必ず活躍する”

私にはそんな予感があった。今更言っても遅いかもしれないが、彼は5番になってリラックスできるのではないか、そして必ずそこから彼本来の“ここぞ!”で存在感を現すのではないか、という予感があった。

  侍ジャパンでの4番バッター。

それは相当のプレッシャーがあるに違いない。先シーズンに三冠を達成し、更に年間のホームラン記録を王貞治が持つ55本を56本に塗り替え、「村神様」と称されるまでに上り詰めた。

  しかし彼はまだ23歳の若造でもある。

長丁場のペナントレースでは、本来のパワーと若さが持つタフネスさが結果をもたらすが、WBCは短期決戦。全てが初めての出来事が続く。

  このような場面では経験がモノを言う。

従来の自ら体験した経験が、そのような短期決戦ではその一瞬一瞬が全てであり、その一瞬に自ら経験した過去の学びが集約されて発揮されるのである。しかし彼はやはり一流の野球人であった。

  失敗をスピーディに活かして準決勝で蘇った。

しかし、よくもまぁ、最終回のあの場面で村上に打順が廻っていくものだ。そしてここぞの一番大切な場面で、よくもまぁ、絵に描いたような逆転サヨナラタイムリーヒットが打てるものだ。

  村神様は伊達ではなかった。

彼は一生、村神様を背負って生きていくことになったのである。

  この大会は侍ジャパン全員がヒーローであった。

そして、打撃陣が予選であれだけ打てたのは、4番に村上が居てくれたから、最後は村上がなんとかしてくれるであろうというお気楽さ、ノンプレッシャーからくるリラックスな精神状態からくる打撃だったのではないだろうか。

  全員のプレッシャーを一人村上が背負って戦っていたのである。

そこに23歳という若さも手伝って、予選での不振であったと思われる。しかし決勝ラウンドからは、その4番のプレッシャーから解放された。そして準々決勝でのイタリア戦でようやく強烈な当たりのタイムリーに結びついた。

  それまでの彼は打撃練習だったのである。

短い時間で、WBCの試合を通してしっかり打撃練習を積み重ね、それが決勝ラウンドから発揮されたのである。そしてそれは準決勝でも同様に、3連続三振という打撃練習を積み重ね、内野フライを経験し、それが9回のサヨナラタイムリーヒットを呼び込んだのである。

  決勝は前日の勢いそのままに侍ジャパンが常に先行しながらの試合展開。

そして、決勝以前で打撃練習を重ねた(笑)村上が同点弾。この打球も凄かった。一直線で二階観客席へと消えていった。そして今日が最後の試合であり、侍ジャパンはほぼ全ての投手陣を豪華に継ぎ込んだ。

  最後は手に汗握るクライマックス。

女房は心臓に悪い、と言ってテレビ画面から遠のいたほどの緊張する場面が続いた。

  最後は大谷の大谷による大谷の為のWBCで閉幕。

しかし、最後まで、このチームは全員がヒーローとしてどこかの場面で活躍し、その存在感をしっかりと示した。

  それが最後に結実しての世界一。

この感動は忘れないであろう。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
昨日は、早朝からこのドラマを視聴しておりましたが、本当に筋書きの無い、そして全力でスポーツという戦を戦う人間ドラマを楽しませて頂きました。そしてこの経済効果も兆の位の様相ですね。結構な企業で優勝セールが行われるようで(笑)。

投稿: てっちゃん | 2023年3月23日 (木) 07時38分

個人のポテンシャル以上にワンチームになれたかが勝敗を決めたと言えるでしょうか。団体戦に強い日本の面目躍如の素晴らしく痺れる試合でしたね。何かと暗い話題の多い中、桜の満開如く活力と勇気をもたらした侍ジャパン万歳!!

投稿: dadama | 2023年3月23日 (木) 00時11分

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