競合店との関わり
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
周囲を取り巻く競合店。
店長としてどのような関係作りをしていくか。
このような関係作りに企業マニュアルは無いのが普通である(笑)。おそらく、この部分に関しては個人任せ、成り行き任せではないのだろうか。というよりも企業のスタンスに違いが競合店との関係性を左右するのではないかと思う。
競合店との関係作りを奨励する企業。
競合店との接触を一切否定する企業。
そのような違いが、従業員のDNAとなり、関わらない企業は個店の店長やバイヤーとて一切関係を持たない企業もあれば、個人差にもよるがどんどん名刺を交換して接触し、地域の競合店の店長の懇親会等を持っている企業や地域もあろうか。
しかし一様に競合情報は欲しがるのである。
競合店の業績、生産性や利益、そして今後の出店情報やそれに伴う他競合の状況等も合わせて、競合店情報としてほしがっているのが実情であろう。
取引先情報。
このような場合に一番の情報源となるのは、取引先である。
市場、問屋、メーカー等々。
しかし、そこから入手できる情報は限られているし、精度も曖昧であろう。何せ出どころが不明なものだから、精度の高い情報もあれば話半分の情報もままある。結局は正しい情報元とは成り得ないのである。そして最後に言えるのは、
競合情報は競合店聞け。
ということである。これは私の信条でもある(笑)。
競合情報は競合店本人から聞く。
噂話は言った本人から直接聞く。
これが一番確実な情報であるし、よりタイムリーな情報が入ってくるものである。
“そんなこと可能なの?”
誰しもそう思うであろう。
だからこそ競合店の店長との関係が重要なのである。
セミナー等で競合店対策の話をするときに、受講生に「競合店の店長との名刺交換の有無」を問うと、ほとんど名刺交換していないという。更には競合店の店長の顔も名前も知らないという店長や受講生が多いというのが現実なのである。
競合店の情報はあらゆるところから聞き出すことが重要。
しかし、その一番の核になる情報は、その発信元である競合店、そしてその店長から情報収集するのが一番タイムリーに正確な情報が手に入ることを知らなかければならない。
そしてそれを知ったら即名刺交換に向かうべし。
但し、所属企業の考えもあるだろう。
競合店との接触は一切ダメ。
そんな企業文化を持つ企業では、どうしても個人プレーは標的となる。ここは難しいところであるが、情報収集という意味でも、せめて名刺交換をして自分の名前と顔を認知してもらうことは重要である。そして相手企業が競合店との接触を積極的に行う企業であれば、向こうからどんどん近づいてくるのではないだろうか。
いずれにしても自分次第。
それが、マニュアルにはない競合店との付き合いから、関わり方ではないだろうか。
競合店とて同じ人間の集まり。
そして、店長同士の付き合いが深化していくと、意外に同じ課題を追求されたり、同じ悩みで苦痛を強いられる同じ立場なのだということがよ~くわかるのである。
そんなお互いの愚痴を言える営業の仲間。
そんな風に思えるようになれば、その関係は良好な方向に進んでいく事であろう。
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当方の執筆は以下の通りです。
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お楽しみください。
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「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
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52週MDマネジメント(2月編)ダイジェストの視聴はこちら
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
こればかりは企業色が大きく反映するし、個人の見識もことなるのではないでしょうか。但し、同じ見識をもつ者同士であれば、逆に企業の枠を超えてもっと濃ゆい関係が構築されていくこともこの十数年で理解しました。やはり我々はまずは人間であり、その後に組織という枠に所属しているという関係は同じなのですね。
投稿: てっちゃん | 2023年2月 2日 (木) 08時43分
相手がどう対応するかは別として捕獲されたり尋問受ける訳ではないので(笑)仁義を切る事で見える世界はありますからね。逆に相手から仁義切られてビビったり迷惑だと思うので有れば会社的には優秀かも知れませんが人間的には飲んでもつまらない相手でしょうね(笑)。どこに波長を合わせお互いに高めて行くのか?人生ポジティブに成長する上で大切ではないでしょうか。
投稿: dadama | 2023年2月 2日 (木) 06時50分