リーダーシップ④
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今週はリーダーシップ特集(笑)。
いざという時のリーダーシップの発揮の仕方。
まずは、リーダーシップとは何かを理解して、他企業の知らぬメンバー同士のセミナー等でのグループ討議において、いろいろな役割に応じたリーダーシップを発揮することによって、いざという場面での自ら率先してのリーダーシップの発揮の仕方を学んでいくことが重要であるという内容である。
今日のテーマは「書記記録係」のリーダシップ。
書記や記録係にどのようなリーダーシップ求めるのか?。疑問に思う方も多いであろう。
“単に意見をホワイトボードに書くだけでしょ”
よって、字がきれいかどうかが書記係の重要な要素となるのか。
「否」である。
確かに、皆の意見をホワイトボードに記載していく場合には、どちらかと言えば筆記する字は綺麗な方が見やすいであろう。しかしそれは重要なポイントではない。それでは、書記記録係の最大の役割とは何か。
それは「フォーマット作り」である。
大抵の議事録は、意見を引き出し、そしてまとめ、更にそこから答えを導きだしていくわけであるから、如何にその工程の中で、皆が頭の整理をしやすく出来るかにある。その為には、全体の意見を項目ごとにまとめやすくするためのフォーマットをまずはホワイトボードに大きく整理することが重要となる。
そのフォーマット次第で導かれる答えの質が変動する。
書記記録係のリーダーシップとは、そのフォーマットを自ら率先して的確に作成し、その段階からグループのメンバーの頭を整理して、課題に対してバランスの取れた意見を引き出しやすくし、重要な項目を分かりやすく見つけていけることである。
グループの意見の見える化の柱となれること。
その為に、書記記録係は自ら率先して、ホワイトボードに的確なフォーマットを表示しなければならないのである。それは、司会進行役が皆の意見を吸い上げ、バランスよくダブりの無い意見をタイムリーに引き出すことへの支援となる。そしてグループの的確な回答を導くことに繋がっていく。司会進行役と書記記録係が自ら率先して自らの役割のリーダーシップを発揮することで、グループ内での効率的な組織運営が可能となっていくのである。
それは司会進行役だけのリーダーシップの発揮から比較すると、雲泥の差でグループ討議からの回答の精度が高まることになる。
一人から二人へのリーダーシップ発揮の効果。
そこに、司会進行係が想像する着地点よりも奥の深い、そして効率よく的確な回答が導かれることによって、皆のを超えた到達点に達することが出来るのである。
一人から二人へのリーダーシップの発揮する効果。
これがもし、二人から三人へリーダ―シップ発揮の数は増えれば、更に皆の想像を遥かに超えた到達点に向かっていく事になろうであろう。
それはまた明日にでも記載したい。
食品商業3月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
「店舗視察の実践法」
首都圏店舗で学ぶべき項目とは。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
PS
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長塾(2022年9月14日~16日)での講演を行いました。
将来企業の経営幹部を育成する目的で開催される年五回の店長塾。
地域の競合店に勝ち抜く店舗運営の手法を講義致しました。
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
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52週MDマネジメント(2月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(2月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメント(1月編)ダイジェストの視聴はこちら
イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
あちらの会も特定D氏の独演会を廃止してグループディスカッションに移行しますか😎。
投稿: てっちゃん | 2023年2月16日 (木) 21時26分
グループディスカッションでの有るべき姿ですね。何人程度のグループを想定してるかにもよりますが、セミナーには大変有効な形であるとは思います。あちらの会も特定人物の独演会からグループディスカッションにしたら如何でしょうか(笑)。
投稿: dadama | 2023年2月16日 (木) 08時03分