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2023年1月28日 (土)

ねこの特性から

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


我々人間のそばにいる動物。

  犬、猫、鼠(ネズミ)?。

戦前であれば、鼠も一般家庭の家中に当たり前に住み着いていたのだが、昨今はほとんど住宅地には存在しない生き物となったようだ。

  逆に猫のいる家庭は増えている。

コロナ過になって、人間が家にいる時間が長時間になったせいか、ペットを飼う方が急増しているようだ。

  ペットの存在。

いつ頃から人間がペットを飼うようになったのか。そして、ペットにも犬と猫が二大ペット動物と言えるであろう。しかし、犬と猫でもその特性は大きく異なるという。

  犬 = 野生色無し。
  猫 = 野生色有り。

このような特性があるという。犬は他の動物を取って食べるという特性は完全になくなってしまった。もともとは犬はオオカミから派生して人間のペットと化した。ペットというよりも本来は家畜として人間が他の動物を家畜化していく中で、羊をリードしたり牛をリードしたりしていたのである。よって、完全に人間にエサをもらって生きるようになったが為に、肉食を捨てた存在らしい。

逆に猫は、人間の仕事を手伝うというよりは、一部にネズミ対策として飼われてはいるが、猫から人間に寄り添ってペット化された存在であるという。だから猫は未だに野生の血を残しているのである。だからネズミを捉えたり、鳥を追ったりする。

  犬より猫のほうが人間を利用しているのである(笑)。

だから、犬は人間にひたすら忠実であるが、猫は自由気ままに人間とうまく付き合う手法を遺伝子に残しているのである。

  餌をもらいたいときの人間との関わり方。

これはもう、犬の比ではないほどに、人間に擦り寄ってくる。

  そしてこれに人間はイチコロとなる(笑)。

しかし逆に、ひとりで居たいときは、平気でそっぽを向く。これが猫の人間との付き合い方なのである。それでも人間は猫を可愛がる。

  それを承知で猫は人間のペットになる。

それが、家中で安全に生きていける手法であることを知っているのである。

  いずれにしても組織化された集団での生き方である。

それは、我々人間の世界でも実は同様なのである。

  寄らば大樹の陰

よく言われることわざである。
身を寄せるならば、大木の下が安全である。同じ頼るならば、勢力のある人のほうがよいというたとえである。

  そうやってリーダーが誕生してきた。

かっては、本当に体力的に力のあるリーダーが家族であり組織でありをリードしてきたが、徐々に大樹が力から能力に変わることによって、体力から知力のあるリーダーに変遷し、そしてそんな知力があり、大きな組織をまとめることが出来るリーダーに大衆は吸い寄せられて、組織人はわが身をより安全な場所に位置してきたのである。

  しかしリーダーは後から後から生まれていく。

大樹の陰にいては、自分の能力を発揮できない環境であることを知ると、その中の一部は必然的に外へ飛び出そうと行動する。

  新たなリーダーが生まれていく。

そしてそのあらたなリーダーの能力を認めた大衆は、また新たにそのリーダーに吸い寄せられていく。

  そうやって組織は分割併合されながら時を重ねていく。

そこには、個人の生き方という部分が大きく影響してくるのであろう。

  今では組織的な抗争は無くなった。

あるとすれば、それは国家間や民族間の紛争であろうか。しかし、身近なところでの紛争は、自分が属する家族、組織、そして企業というくくりの中での生き方に変わり、家族を持つ、独立する、という人生の選択肢が増えてきたのが現代なのであろう。

  それもある意味「量子力学」で説明がつくのかもしれない(笑)。

今週は、スピリチュアルなのか、精神論なのか、それとも哲学なのかわからない記事が多かった。

  次週からはまた現場の視点でモノを語りたいと思うのである。






食品商業2月号が発売されました。
20232 
当方の執筆は以下の通りです。
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お楽しみください。



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  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
24幕の量子力学セミナー、非常に楽しみです。ある意味、組織への人間の関わり方を別の視点で捉えることが出来るのかもしれませんね。そしてそれは対お客様への対応や売り方、琴線への誘導になるかもしれない。
有料版でセミナー開催致しましょう😎。

投稿: てっちゃん | 2023年1月28日 (土) 11時04分

ついに量子力学の言葉が来ましたね(笑)。
宇宙創設とされるビックバン。この世界は138億年前、一点の量子揺らぎによる爆発と膨張から始まったと言われ、万物は全て量子から生まれ分化や成長して来た。人間も犬も猫も鼠も酒も味噌煮込も全て量子から構成され、その揺らぎが形を変えている。更には量子は波と粒の二重性を持ち、この振舞いが今までの常識、相対性理論を含めひっくり返す可能性があるという物です。
人間は目から情報を得て色々な判断をしていますが見える量子は5%。空気、音波、電波等は見えないですがこれらも量子。目から入った情報も網膜で電気的伝達物質に変換され脳内で意識として処理される。つまり意識や感情も量子で構成されこれを可視化する事が出来れば人生大きくかわるのではと言う考察が量子力学的あるべき心の姿でしょうか(笑)。ぶっ飛んだ考察と思われるでしょうが半導体やAIは量子力学が無ければ開発出来ませんし、量子コンピューターも開発されました。
理工学系の方は量子力学的人生観を持つ人は多いですし、私の理解出来る範囲で24幕にパワポでお話出来ればともがいております(笑)。

投稿: dadama | 2023年1月28日 (土) 08時02分

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