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2023年1月21日 (土)

いちごの日

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


1月15日。

  いちごの日。

単なる語呂合わせではあるが、とは言っても徐々に糖度が増し美味しくなってきているのは事実。

  いちごは1月後半から2月いっぱいが最大ピークとなる。

かっては、1月5日を「いちごの日」、1月15日が「いいいちごの日」と言っていたと思うが、最近は1月15日に絞って「いちごの日」と題しているようだ。

  今年の1月15日(日)は終了。

しかし、各企業でも1月15日へ向けて売り込みを図るべく、事前の価格訴求をしたり、味の提案をしたりと工夫を凝らしながら販促活動をしている企業が多いと思われる。

  旬の果実を価格で売る。

重要な事であるが、とは言っても価格の出せる苺には限界がある。

  粒の大きさや糖度の高さや鮮度。

市場に事前交渉をして、前日から当日の販売価格をチラシ等に入れて販売計画を立案する企業が多いのではないだろか。

  私も現役時代は価格オンリーで苺を拡販していた。

しかし、苺への志向も徐々に変わってきたのである。そして先日、あるコンサル先の店舗での事例報告があった。

  p480円の苺よりもP880円の苺の売上が高くなった。

そんな事例である。

  そこに店舗の意志が入っているのである。

店長が、苺の糖度、あるいは甘味を示す傾向として、へた(緑の葉の方)まで真っ赤に染まった苺が美味しいというコトPOPによって、お客様へのアピールを徹底したところ、このお店では880円のへたまで赤い品種の苺の売上金額が、スペース拡大して販売している価格訴求品の480円よりも高まってきているという。

  このお店は以前にも蜜入りりんご298円を徹底して売り込んでいた。

一つの商品で、価値訴求の成功が、その後の価値訴求へと連動している。

  それが今回の苺にも繋がったということだ。

この学びは、非常に大きいのではないだろうか。

  その最大の要因はお客様に伝わっているということ。

全ては、そこに行きつくのであろう。

  この商売はお客様に伝わってナンボなのである。

だから、いくら単品量販で大陳しても、それだけでは商品は動かない。

  商品価値を伝えるコトが重要となる。

それが、価格でもいいし、味、品質でもいいし、利便性でも、映えでも、なんでもいい。

  とにかく販売者の意図を伝えること。

大陳していれば、勝手に伝わって、かってに売れた時代は既に終わっている。

  大切なのはいろいろな手法を用いて価値を伝えることである。

そしてこの値上げの時代の波に乗って、価格高騰へのお客様の価格感度がどんどん鈍くなってきているようにも思える。

  だからより価値の高い商品の訴求が重要なのであろう。

さぁ、これから2月に入り、節分を皮切りにイベントが繋がっていく。

  新たな年度の52週が本格的にスタートする。

伝えること。その為に一つ一つの階段をどう上るのか。取り組みが始まっていくのである。





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お楽しみください。



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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
いちごはまだまだ続く、早春の果実の華ですね。果実だけではなく、その他全般のスィーツとしての使命も拡大しておりますので、攻めで頃かと思います。
惣菜コーナーとのコラボは初耳ですね。挑戦し甲斐のある売場作りとなるでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2023年1月21日 (土) 10時32分

1月5日は正月明け直後でお客様も店舗もイベント疲れしてますからね。イチゴの日は青果物のみで無くお菓子部門でも人気アイテムですからイチゴ大福、ケーキ、アイスクリーム、チョコレート等店舗全体で仕掛けると更に盛り上がりますし、大福やシュークリーム等は単価も低いので衝動買いを誘いやすいですね。惣菜コーナーで弁当等と関連販売すると爆発しますよ(笑)。
青果のイチゴは小分けにしてお菓子感覚の食べきりサイズに値頃設定して大福同様弁当の横に置いておけば利益と購買率も上がるのではないでしょうか。

投稿: dadama | 2023年1月21日 (土) 07時09分

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