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2022年12月 9日 (金)

仕入れと販売

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


売るために、仕入れる。

  売れたから、仕入れる。

同じ仕入れ(発注)でも、売るために仕入れる行為と、売れたから仕入れる行為は全く異なる。

  特設は売る為に仕入れ、定番は売れたから仕入れる。

そう解釈することも出来るであろう。しかし定番とてある程度は「売れるであろうから仕入れる」という意味で、売るためにという意味合いも多くなっていくであろう。また、定番にコトPOPを付けて売る込みを図る場合も店舗や担当者によっては大きく違ってくるかもしれない。

  私の業務は販売力強化をメインにコンサルテーションをしている。

だから、このことによって販売力が高まっていく。

  しかしなかなか業績が高まっていかない。

ということも、まま有り得るのである。

  なぜか?。

販売力を高めても、玉がなければ宝の持ち腐れとなろう。

  玉があって初めて販売力が活きるのである。

早い話、110%の仕入れをするから、110%の売上が可能となるのである。

  90%の仕入れだったら90%以上の売上は有り得ないのである。

最近は売価アップによって、数量で昨年比90%の仕入れをしても、売上で100%になる可能性はあるが、それでは結果的に販売力による業績なのか売価アップによる業績なのかが不透明である。

  “販売力が高まってきたな”

そう実感してきたなら、仕入れを二桁にして、「売る」という意識と行為を、身に付けた販売力で検証しなければ進化は無いのである。

  そしてその結果は早々に数値に表れるのである。

販売力を学ぶということは、意志を持った仕入れによって玉を増やし、その玉を高い販売力で検証しなければ、その販売力を理論上学んだだけのことであり、本当の販売力を身に付けたとは言えないのである。

無謀に仕入れを増やすことは論外ではあるが、仕入れが増えるから点数が増えて、結果として売上が上昇するのである。

  こんなのは自明の理ではあるが。

よって、企業として高い販売力を身に付けてきたという自信が付いてきたのならば、仕入れを増やしてその販売力を検証していくことが、その販売力を早々に結果に結びつける道なのである。

  “なかなか結果が出ないなぁ~”

それは、上記のようなストーリーが成立していない可能性が高い。

  だから販売者の意志が重要となるのである。

または、組織として商品を送るという行為が必要となってくる場合もある。

  仕入れと販売。

一人で仕入れて一人で売るというのであれば、売る意志が重要であり、組織で仕入れて組織で売るのであれば、仕入れ担当者と販売担当者との意志疎通が重要となる。

  二つが組み合わされて販売実績が伴っていくのである。





PS
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  将来企業の経営幹部を育成する目的で開催される年五回の店長塾。
  地域の競合店に勝ち抜く店舗運営の手法を講義致しました。



競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 


52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメントセミナー(12月編)ダイジェストの視聴はこちら
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お楽しみください。


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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
多くの従業員が自ら仕入れて自ら販売し、それがやがて売る楽しさを生み、そこから意思の入った売場が作られ、業績が変わっていく。
いろいろな即効性のある対策をいくら打っても、その一連の流れを築けなければ元の木阿弥。人の成長以外業績を変えることは出来ないということですね。

投稿: てっちゃん | 2022年12月 9日 (金) 18時16分

今日の話題も目的買いと衝動買いに繋がりますね。売る為に仕入れお客様の衝動買いを誘う売場。その繰り返しが販売力の向上となっていく。
先ずは自分でやってみて形が出来てきたらパートさんに権限移譲をし売る楽しみを共感してもらう。今月の業界誌を飾った暴、失礼某スーパーの事例がそうでしたね。パートをただの商品出し&定番発注だけで留めるのではなく売る楽しみ=売る為の商品選定と発注に是非ともチャレンジさせてあげたいですね。

投稿: dadama | 2022年12月 9日 (金) 15時17分

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