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2022年12月12日 (月)

第二の入口

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


入店した瞬間の入口が重要。

  私が最重点課題としている部分である。

取引先企業では、取り組み半年程度でようやくその意味と実践が実を結びつつある。

  顧客の視点からの入店時の感度。

お客様の感度は敏感である。我々以上にお店へ入った瞬間に感じるものに左右されるものである。

  入店したらシクラメンの彩に圧倒された。
  入店したらみかんの箱売りに圧倒された。
  入店したらXmasの飾り物に圧倒された。
  入店したらサラダ材の彩りに圧倒された。

入店した瞬間の感動がそのお店を印象づけ、そのような積み重ねがそのお店の固定概念を作り上げていくのである。その印象付けは入店直後が全てを握っている、と私は考えている。

  しかし・・・ 。

入店直後だけで全てが完結したかと言えば、そうではない。

  店内は入口だけではないからである(笑)。

その後に、野菜売場、鮮魚売場、精肉売場、惣菜売場、ベーカリー売場等に続き、その周辺のグロサリー類の商品やレイアウトによってイメージは大きく異なっていくのである。

  大型店は入口が二カ所。

しかし、小型店ともなると、入口が青果側のみで、またそこが出口となっているお店も多いであろう。

  入店直後のイメージで店内の買い物をする。

まして売場も狭小であれば尚更、入口のイメージを引きづったままレジへと進まれるお客様も多いのではないだろうか。

  “店内にもう一つの入口を作らねば”

そんな風に思う様になってきた。

  “もう一つの入口を創造する”

出入り口が一カ所のお店は、どこからかもう一つの入口という役割を作ることが大切なのではないだろうか。

  例えば惣菜の売場から。
  例えば精肉の売場から。
  例えば冷食の売場から。
  例えばお酒の売場から。

いろいろな考えがでてくるのではないだろうか。本当の入口は概ね青果側が多いと思われる。

  青果 → 鮮魚 → 精肉 → 惣菜 → 洋日配
  
または、

  青果 → 鮮魚 → 惣菜 → 精肉 → 洋日配

このような店舗レイアウトにて、店内配置されているお店が多いのではないだろうか。

  入口から鮮魚までが和のイメージ。

だとすると、

  精肉・惣菜の後半が洋のイメージ。

そのように区分けすると、精肉や惣菜付近から、思い切って洋のイメージへと店内装飾も切替え、洋のイベント時には第二の入口からの企画力を高め、店内装飾と相まって商品展開することによって、お客様の来店動機が高まっていくのではないだろうか。

  全てはお客様伝わるかどうか。

以前にもそのような記事を書いたと思う。

  全ては伝わってナンボ。

その為に、店内に第二の入口を設けて、そこから再び異なる提案を思い切って展開することによって、ようやくその意図と商品が連動して来店動機を高めてくれるのである。

  300坪以下のお店ほど効果が発揮されるであろう。




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  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
300坪スタイルのお店だとどうしても店内全てが一定のイメージになってしまうもの。そこを飽きのこない変化と感動の連続した店内レイアウトに出来れば、リピーターが増えるのかと。
成功事例を増やしていきたいですね。

投稿: てっちゃん | 2022年12月12日 (月) 08時09分

入口は店舗のイメージを作る場所ですから、安さなのか鮮度なのか発見なのか・・・等ストアコンセプトに合致する売場演出にこころがけねはですね。また、ビジュアルの鮮度感も大切でしょうか。その点では都市部の300坪スタイル店舗にもヒントは有りそうですね。こちらのとある山間僻地のスーパーに「都会のオシャレ感をお客様にお伝えしたい」と頑張っているお店があります。
客数、客層は違えど鮮度感やオシャレを楽しみたいお客様も一定数は存在しますし、徹底的にする事で価格志向のお店に対峙できるでしょうし、そこには女子力の最大化が肝となりますね。

投稿: dadama | 2022年12月12日 (月) 07時56分

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