新年のご挨拶
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
皆様、明けましておめでとうございます。
今年も一年、よろしくお願い致します。
一年間の総決算である年末商戦。
お客様からの通信簿は如何でしたでしょうか。
そして、その結果と細部からの反省に学び、本日から新たな年がスタートする。
今年の干支は兎(うさぎ)。
兎(うさぎ)は、どちらかというと穏やかで温厚な性質であることから「家内安全」、そしてその跳躍する姿から「飛躍」であり「向上」を象徴する動物である。
是非、飛躍の年としたいものである。
そして今年はどんな年になるのであろうか。いろいろな課題が昨年から山積みのまま今年に持ち込まれた。
コロナ禍の継続。
物価高騰の連続。
電気代高騰継続。
人件費も継続高。
異業種のM&A。
競合各社の出店。
以前として中小スーパーにとっては厳しい環境が続くであろう。
コロナ禍一年目は黙ってでも利益獲得してしまった。
そしてその反動が二年目から押し寄せ、逆にコスト増、物価増、人件費増、更には人員不足という4重苦にどう対応するのか。
その対応がこれからの経営を左右することになるであろう。
しかし、経営と我々の商売とはまた別物でもある。経営を優先して商売を追いやると必ずその反動が襲ってくる。
商売の競争力を失うということだ。
そして、業績改善を商売の側面から攻めた企業の多くが、その後の加速度的な競争力の欠如から業界を去っていく姿を何度見てきたことか。
商売の本質を磨く。
この業界においては、なによりもこのことを第一にその存在価値を高めていく事が、競争力を高めて生き残っていく術なのである。
その為には従業員を如何に商人として成長させられるか。
小売業の従業員がサラリーマン化していけば、必ずその先には終焉が待っている。しかし逆に全従業員が同じ方向に進むことの意義とその実践は、必ず企業再生、そして店舗力の強化を生む。
店舗運営の一致団結。
今年こそ、このことの重要性を認識しなければならないのではないだろうか。
そんな想いを載せて新年のあいさつと致します。
今年も、よろしくお願い致します。
PS
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長塾(2022年9月14日~16日)での講演を行いました。
将来企業の経営幹部を育成する目的で開催される年五回の店長塾。
地域の競合店に勝ち抜く店舗運営の手法を講義致しました。
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(1月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメントセミナー(1月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメントセミナー(12月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメントセミナー(11月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメントセミナー(10月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら
食品商業1月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
お楽しみください。
イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
このような状況になると、組織内での協力なリーダーシップが求められるのではないでしょうか。決して流されないで組織の明るい未来をリードしていくリーダーシップ。
そこに導くお手伝いが我々の役割となるのでしょうね。
今年も、よろしくお願い致します。
投稿: てっちゃん | 2023年1月 2日 (月) 08時47分
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
昨年はコロナに加えウクライナ騒動が大きく影響した年でしたね。資源、原料調達混乱からの値上がりに円安のダブルパンチによる物価高。
これは今年も兎の如く跳ね上がる予想がされてます。他方でコロナ慣れからの旅行、外食の復活・・・居酒屋等夜の動きはまだ弱く中食需要はまだ期待出来そうですが。
年末商戦は帰省の動きもあり地方部は比較的好調のようでしたし、単価の高い商品の動きは良かったものの蟹は苦戦。
今年は限られた収入からのメリハリ消費が顕著になると思います。節約する時は徹底的に節約し価値が見出せる物には使う。目的買商品は安い時や店でまとめ買いするでしょうし、衝動買いは極力控える・・・衝動買いを起こさせる仕掛けに一工夫せねばならない年ですし、利益確保の為にも実現せねばならないですね。何れにしてもシビアに見つめ臨機応変でスピードを持って対応する事が必要ですからまさに兎の如く飛び跳ね回らなければならない一年でしょうか・・・今年ばかりは亀では競い負けてしまうような(笑)。
投稿: dadama | 2023年1月 1日 (日) 13時46分