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2022年11月 3日 (木)

上昇傾向?

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。



10月が終わり11月へ。

  10月は全般に回復傾向のようだ。

但し、回復とは昨年の売上に対して多少上乗せがされたというだけの話。

  昨年実績が低ければそれだけ伸びていなければならない。

そこは各企業毎のズレが生じてくるであろう。しかし、全国的な傾向として、前年に対して持ち直してきているようである。

  “えっ!、うちはそうじゃないなぁ”

いろいろな企業、そして個店差はあるであろう(笑)。よって、先月だけの結果を捉えてどうのこうのはまだ早いのかもしれない。

  思えば昨年の10月はどうであったか?。

全国的に見ても、昨年の10月はあまりよくない。おそらく100%を割っているのではないだろうか。そしてその傾向は11月、12月へと続く。要は、昨年の年末商戦は苦戦していたのである。その反動としての今年の11月商戦であり、更には12月商戦となっていく。

  今年の12月商戦は楽勝か?。

確かに、ここ数年本当に厳しい業績が続いた百貨店や大手GMSは回復基調が続くであろうが、問題はSMである。特に中小SMは業績が勝ち組と負け組に分かれていく事になろう。

  分岐点はやはり生鮮と惣菜。

そう、いずれにしても中小スーパーほど生鮮の強み、惣菜の商品開発力、そしてグロサリーは敢えて価格競争にハマらない戦略が重要であり、それは来年も続いていく方向性となる。

  そして今重要なことは鮮魚、総菜のメリハリである。

メリハリとは、どこの企業もメリハリをつけて強化している、とは言うが、伝わっていないからこそ、メリハリという言葉で強調しているのである。

  徹底したメリハリこそが顧客を変えるということだ。

そして、それが徐々に自社の強みとなっていくのである。その最終段階が11月であり、先日のブログに記した内容である。

  鮮魚と惣菜のメリハリ。

まだ間に合うであろう。

  重要なポイントは七五三とボジョレー解禁。

そこで、和と洋の強化を図り、顧客の経験値を多少なりとも高めていく。

  それを12月商戦へ繋げるという戦術。

それは、昨年の11月~12月の業績を見る限り、必ず有効に働くであろう。

  是非、実践してほしいものである。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
営業利益だけではなく、今年は経常利益の視点で事を進めていかねばならない年のようですね。それと攻めの売場をどうミックスさせていくか。荒利ミックスというワードが必須のようですね。

投稿: てっちゃん | 2022年11月 3日 (木) 20時41分

当社も10月は見た目は伸びましたが昨年の反動までの事。今は売上よりも利益に注力する時でしょうか。光熱費などの経費は売上額では無く利益額から引かれますからインパクトは大きいですね。
とは言え、守りに入ったら売上額は減少し利益額も減少してしまう。売れて儲かる仕組の構築に待った無しですね。

投稿: dadama | 2022年11月 3日 (木) 20時31分

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