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2022年11月21日 (月)

入店直後の五感

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


最近特に想うこと。

  入店直後の五感。

以前からこのブログの記事にも載せているワードである。

  「鮮度感」
  「季節感」
  「安さ感」
  「安定感」
  「親近感」

この五つの感度が伝わるかどうか。

  それも生半可な伝わり方ではない。

お客様が感動するぐらいに五感に響く感動が呼び起こされるかどうかで、お店への来店動機が確定するということである。

  それは何も食品小売業に限ったことではない。

どんな小売店でも同様であろう。ホームセンター、雑貨屋、衣料品店、百貨店、花屋、百均、ペットショップ等々、どんな小売業でも同様のことだろうと思う。

  もっというと人間そのものも同様かもしれない。

よく言われるのは、

  第一印象。

だから、その印象を良くしようと人間は「化粧」(髭を剃り)をし、「服装」を選び、「靴」を磨き、「姿勢」を正す。

  更には「表情」を造り「言葉」を選ぶ。

徐々に慣れてくれば、相手に合わせて親しみを込めて柔軟に対応を変えていく。

  食品小売業も全く同じである。

しかし店内で働くものは、そのことに対してあまり関心を持っていないのではないだろうか。

  全てにおいてマニュアル的な対応に終始する。

店内全ての部分に対して、入店直後のような五感を求めているのではない。

  入店直後の話である。

せめて、入店直後ぐらいはお客様の第一印象がとても重要であり、よってそこに対しての店舗としての思想がそこに現れるのである。

  そしてそれはお客様が一番感じている部分でもある。

毎日来店しているお客様だからこそ、入店直後の変化に気付き、その変化が日々感じられるからリピーターとして再び来店したくなるのである。

  通常の通常の食品スーパーの入口は青果部門。

よって、青果部門のチーフや責任者は店舗入口から見た自分の部門の姿を毎日検証しなければならない。

  それ以上に店長がその推進者になることである。

店舗の集客力は店舗の入口にあると私は思っている。

  “そんな甘くないよてっちゃん(笑)”

と笑う方もいるだろう。

  しかし私は断言する。

入口を変えてスーパーは必ず集客力が高まる、と。


  確かにそれが全て、ではない。

しかし、まずはそこからであり、そしてそこが変われば、その良さの事例を拡大していけば良いだけのことである。

  入口に全ての考え方が凝縮されるのである。

特に「季節感」「鮮度感」「安さ感」の3つの感度が店舗入口に凝縮される。これほど五感の多くが凝縮されている場所は、店内を見渡してもここしかない。

  だからこその店舗入口なのである。

特に、地方の中小規模のお店は検討してみる価値はあるだろう。




PS
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  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
店舗入口の五感に関しては、関わりのある企業全てにおいて効果が上がっております。お客様の立場で感じることが如何に大切かが見えてきますね。
次幕の創ると作る。いい案ですね〜。

投稿: てっちゃん | 2022年11月21日 (月) 12時13分

とある業界誌にも某大手スーパーでさえ認識が甘く、入口から全ての客動線をカメラで捉えてどの場所が顧客が太いのかを調査を開始したとの記事がありました。作業改善、効率化は規模の大小問わず待った無しですしAIに投資出来ない中小企業はこのような記事情報をTTP(笑)する事も必要であると感じました。客動線が最も太いのは当然店舗入口。目的買いと衝動買いの購買動機を腹に入れれば入口の五感が如何に大切かが見えて来ますね。鮮度感は河豚集会で話した通りでございます。次幕は「作る」と「創る」かなー(笑)。

投稿: dadama | 2022年11月21日 (月) 08時19分

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