« 絶対的エースの卒業 | トップページ | 兼務店長の仕事 »

2022年11月28日 (月)

常に前を向く

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は「ドーハの歓喜」を記した。

  今回のワールドカップドイツ戦から学ぶこと。

そして、メンタルというワードを使用した。

  メンタル面の強さ。

この言葉も結構よく使う言葉ではないだろうか。

  メンタルの強い人弱い人。

そのような表現で、精神的な強さ弱さに例えたり心の強さ弱さに例えたり、人間の内面を現す言葉として最近使用されるようになってきた。

  そして昨日はそのメンタル面の強さについて記した。

メンタルとか心の強さとかというのは、どういうことなのであろうか。よくメンタル面が強いとか弱いとか、精神的に強いとか弱いとか言われるが、同じ人間でもメンタルが強くなるときもあれば弱くなるときもあると私は思う。常にどんな時でも強いメンタルを持ち合わせている人間はいないと思っている。

  それではメンタルが強くなる時とは?。

それが、昨日の場合では攻めに転じた時ほどメンタル面が強くなる、と記した。逆に守りに入った時ほど、メンタル面が不安定になるのである。

  守りとは?。

後ろ向きに考えているときである。

  更に言えば

後ろ向きになるような不幸が続いた時である。
  
  業績が悪化した。
  クレームをもらった。
  従業員がコロナになった。
  家族と揉めた。
  交通事故を起こした。

等々、二つ以上のアクシデントが重なった時ほど、メンタル面がやられる時は無い。

  そして意外にアクシデントが重なることが多い。

これも、その人間の本質をあぶりだそうとしているのか、と勘繰るほどにアクシデントが続くのである。

  不思議なものである。

そして、そのようなアクシデントが続いた時に、人間はメンタル面が非常に衰退してしまうのである。

  後ろを向く時間が長くなるからであろう。

だから、そんな時ほど極力前を向き続けてこれからの事に集中する必要があるのだ。そして攻めるというスタンスを失わないことである。更には攻め続けるという継続性が自身を救うことになる。そのような心持ちを維持することで、必ず現状の状況から解放され、業績向上や現状打破が可能となるのである。

  根本的にメンタルが強い人間などいない。

私はそう思う。

  重要なのはメンタルが強くなれる環境を自ら創造することである。

その為には、常に前を向く習慣を積み重ねるコトであり、それはこの業界では「攻める」瞬間であり、攻め続けることでメンタルが強くなる環境が整う事であり、その継続が結果的に安定した環境を作り出すということなのである。




PS
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長塾(2022年9月14日~16日)での講演を行いました。
  将来企業の経営幹部を育成する目的で開催される年五回の店長塾。
  地域の競合店に勝ち抜く店舗運営の手法を講義致しました。



競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 


52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメントセミナー(12月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(11月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(10月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら



食品商業12月号が発売されました。
12
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。


イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。








|

« 絶対的エースの卒業 | トップページ | 兼務店長の仕事 »

心のあるべき姿」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
昨日の試合は結果的に負けですので、何を言っても言い訳になってしまいますね。
ただ言えるのは、なぜもっと攻めを楽しむことが出来なかったのか、ということです。前半30分までは大いに日本のペースで試合運びが出来ていた。しかし早いパス回しに終始して、結局はそのパスの精度が低いから相手に奪われてしまうという繰り返しのような気がしました。
どこかで守りの意識に押されたメンタル面が出てしまったのでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2022年11月28日 (月) 10時27分

コスタリカ戦は予選通過を意識した守りと格下に対するゆとりが仇となりましたね。コスタリカにすれば日本だけには勝つ殺気が漲ってましたね。
やはり短期一発勝負では攻める気合いマックスが必勝法でしょう・・・年末商戦や単品量販のように(笑)。

投稿: dadama | 2022年11月28日 (月) 08時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 絶対的エースの卒業 | トップページ | 兼務店長の仕事 »