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2022年10月17日 (月)

ファーストペンギン

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今期のドラマで放映されている「ファーストペンギン」

  毎週水曜22時より日テレにて放映。

今日は日曜日の芸能ネタではないが、昨日もkazuさんからのコメントで、今期の中では数少ない面白いドラマということである。

  ファーストペンギン?。

誰もが初めはそう思うであろう。

  ペンギンはペンギンでもファーストとは?。

ネット検索してみると分かった。

  ファーストペンギンとはベンチャー精神。

ペンギンは常に集団で行動するが、、群れを統率するリーダーやボスはいない。
よくテレビなどで、氷上をペンギンたちが隊列を組んで移動する姿が映されるが、なぜあのような行動がとれるのかというと、最初に行動を起こした1羽に皆が従う習性があるからだという。

餌をとるために海に入る時も同様で、最初の1羽が飛び込むまで、群れはお互いに牽制し合うような仕草を見せ、決して各々勝手に飛び込もうとしない。しかしこの最初の1羽には、リスクばかりがあるわけではなく、群れの仲間に先んずる分、より多くの餌にありつける可能性もある。

ビジネスも同様で、他に先駆けることで、より大きな利益に結び付く可能性を秘めるのである。

  企業としてもファーストペンギンの存在は重要である。

しかし、そのファーストペンギンとなった人材の活かし方が出来ない企業がほとんどではないだろうか。

  ファーストペンギンを活かすという企業スタンス。

このような企業スタンスを持つ企業は、小売業界よりもITベンチャー企業に多くみられる傾向なのだろうと思う。

  ファーストペンギン = アウトロー。

そんな見方もされるであろうか。

  しかし、アウトローがいるから発見があるのである。

そして、そんなアウトロー的なファーストペンギンの存在を評価している企業が、今大きな存在感を表してきているのも事実である。

  現状を打破できない中小にも存在するファーストペンギン。

そんなファーストペンギンを見出し、そして正しく挑戦させ、新たな発見からの新たな原理原則を創造していければ、店舗力を更に競争力のある企業や店舗に高めていけるのではないだろうか。

ファーストペンギンに特有の行動とは。

  それは「有言実行」である。

出来る出来ないは後回しにして、まずはやってみる。

  その前に有言してから行動すること。

それが、ファーストペンギンへの道ではないだろうか。

  有言にて覚悟を決める。

だからこそ、スピードある行動に移行し、そして何としても成功させるという高い志が備わる。

  それがファーストペンギンへのスタートライン。

そんな従業員をいかに育てられるか。そして見守られるか。

  そこから中小は盛り返していくのではないだろうか。




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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
ペンギン、アウトロー、というワードにいち早く反応するとは流石です(笑)。
そう考えると、ペンギンという動物の特性もよくみえてくるのではないでしょうか。その中にあってのファーストという役割。それが単なる自らの欲求でファーストになっているのか、それとも組織を考えて自らを犠牲にしながらもファーストを演じているのかは、ペンギンになってみないと分かりませんが、いずれにしてもその役割を果たす動物が、その組織にはかならず存在するということですね。
そして、それが組織の方向性と同じ方向性で開拓することで組織への大いなる貢献になるのだと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2022年10月17日 (月) 08時08分

ペンギンアレルギーの私自身がペンギンと言う事ですか?(笑)。ペンギンの目も新たに加えねばですね(笑)。中小=オーナーとの距離が近いのですからオーナーの想いをしっかりと受け止める。そこからペンギン目で如何に想いを具現化していくのか?これが仕事の醍醐味だと思うのです。アウトローと批判?反乱分子とは違いますから。体験的にはトップの想いを中間管理職が捻じ曲げている事が多々ありますからその辺りとは良く戦っていましたかね(笑)。トップに魅力を感じない会社はクソ喰らえ🐧ですよ(笑)。

投稿: dadama | 2022年10月17日 (月) 07時55分

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