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2022年10月12日 (水)

肴(さかな)

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


酒の肴(さかな)

  魚ではなく肴と書く。

なんで、魚ではなく肴なのか?。

  下戸の私ではあるが肴には興味がある(笑)。

肴とは、お酒を飲むときにいっしょに食べるもの、という意味がある。

  “それでは「つみま」や「あて」との違いは?”

肴、つまみ、あて、等、お酒を飲むときにはいろいろなおかずというか食材がついてくるものであり、それらがあるからこそお酒も美味しく飲めるものでもある。

  肴とは食材に限らない。

というのも、お酒を嗜むときの話題や話のネタという意味でも「肴」というワードを使用するのである。

  “今日はあいつを肴に飲もう”

というような表現で、酒の席を設けることもままある話である。

  それでは「つまみ」や「あて」との違いは?。

肴は、お酒を嗜むときに添える料理。
つまみは、手でつまんで食べるもの。
あては、お酒にあてがう料理の意味。

  つまみは主に関東。
  あては主に関西。

で使用されるらしいが、最近はそのような地域差はほとんどなくなってきているのではないだろうか。

  「肴」の正しい使い方とは?。

何気なく使われている“酒の肴”という表現は間違いらしい。

「肴」という漢字は「酒に添える料理」という意味を持つため、「酒の“肴”」とは「酒の“酒に添える料理”」という意味の二重表現になってしまう。よって、これからは“酒の肴”ではなく「肴」というような使い方に改めなければならないと思われるのである(笑)。

それはいいとして、酒を飲むと食事が美味しく感じるのはどうしてだろうか。

  ネット検索でもその答えは出てこない。

美味しいとはあくまでも個人の感想であり感覚である。

  それでもお酒で美味しく感じるとは?。

ここからは私の独説であるが、アルコールによって舌の感覚が多少麻痺し、シラフの時にはまずいと感じていた舌が、アルコールによって麻痺した舌が、アルコールによって胃の消化スピードが速まり、食べたいという欲求からくる、美味しさ感なのではないだろうかと思っている。

よって、飲酒によっていろいろな料理を覚えてきたのも事実である。

  高校生まで食えなかった刺身類。

しかし、アルコールを覚えるにしたがって食えるようになったのも事実だし、同様に、以前なら食えなかった野菜類、豆類、そして辛い物もアルコールの力によって食えるようになっていった。

  それともう一つは仲間との会話も重要であろうか。

家で一人で飲むときは、それなりの酒量であるが、仲間との飲み会ともなると一気に酒量が増加する。

  そして食事も増える。

それだけ、仲間との会話が酒量も食量も増やしてくれるのであろう。

  アフターコロナが近づいている。

そんな時間がまた到来するのであろうか。




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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
一品でスコアを上げる事が出来れば、その手法はいろいろと広げていけるし、そこから一つずつの引き出しを手に入れていけるのではないでしょうか。
昨日は、「おいらせ」りんごを売り込んだら売れました、という声を聞きました。高単価でも美味しいという実感を持った商品は意外に売れるし、もっと嬉しいのはリピーターが翌日に続々と来店されたということです。これからは如何にリピーターを増やせるか、そしてそこから客数を増やせるか、そこがポイントでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2022年10月13日 (木) 07時22分

最近科学的視点の解説が増えましたね(笑)。
お客様が魚から肴をイメージ出来るのも鮮度感やシズル感からだと思うのです。
感性は数値化出来ませんからデータとかAI一辺倒の中、一品位は担当者の気合いや殺気(笑)のこもった単品量販の場を大切にするお店が差別化の鍵を握ってると感じます。
目的買と衝動買の中で衝動買のスコアを如何に上げていくのか?先ずは一品から・・・
たかが一品されど一品。
一品の売上貢献度を数値化して現場にフィードバックする事で担当社員の販売スキルも上がると感じています。

投稿: dadama | 2022年10月12日 (水) 08時25分

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