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2022年10月10日 (月)

ライバルの存在

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。



ライバルの存在。

  人間が競い合う相手を持つと強くなる。

それが、人間であれ、企業であれ、記録であれ、一つの目指す目標を持つことになるのは間違いないであろう。

  それが同じ人間としての相手であれば尚更だ。

そして、そんな競争相手が、いつしか自分自身を奮い立たせ、相手に負けないというより具体的な基準を作り、それを目指して日々の努力を意図的に実践するようになっていく。

  ライバルとは不思議なものだ。

同じ人間、そして同期に近い年代のライバルほど競争心が燃えてくるものである。

  それを若年時代にはスポーツで経験する。

小学校時代の運動会。

  なとしてもかけっこで一番になりたかった。

そして高学年になると記録で競い合った。

  5年生で初めて一位を明け渡した。

この時の悔し去ったらなかった。

  それも相手は頭の良さも学年一位。

そんな経験をしながら、中学、高校と進み、そして競争という経験を積みながら成人となり、企業に入っていく。

  近年は競わない運動会になったと聞く。

優劣を付けない、順位を付けない、結果を問わないという世界。

  それも重要ではある。

目先の結果よりも、自分で考え自分で行動し、自分で結果を受け止めることも重要である。

  しかしそれを加速させるのが競争心でもある。

同じ人間として、同じ年代として、同じ職位として、同じ部門として、自分が定めたライバルと競い合う存在が、知らず知らずのうちに自分の努力の幅であり質を高めてくれるものだ。

  そいう言う意味での競争は重要である。

そしていつしか、その競争相手を他企業に位置付けたり、競合店に位置付けたりして、自分の仕事の幅をひろげていくのである。

  なぜ、どうして、お客様が入るのか、購入するのか。

それを競争相手の存在から、自分と比較して考察し、そしてそれに負けない売場であり売上であり、顧客を獲得しようとうする創意工夫が、いつしか自分を高めてくれるのである。

  そういう意味でも「競争心」は自分を高めてくれる心持ちである。

ライバルの存在。

  決して喧嘩相手ではない。

そして、そんなライバルとは長い付き合いとなる、自分の砥石となってくれるものである。




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コメント

k,kさん、コメントありがとうございます。
ライバルの存在。それは心の存在でもやはり競い合うという意識と行為が結果的にミステリーショッパーからの高評価につながっているのかと思いますよ。誰からの評価を重要視するか。その生き方が最後は問われるのではないでしょか。

投稿: てっちゃん | 2022年10月10日 (月) 22時00分

中途で同時入社の人間をライバル視してましたが遠く及ばず負け犬な私です( ;∀;) 彼は魚屋の次男坊。元々のレベルが違い過ぎました(笑)現在はまもなく店長の呼び声高い現在副店長です。何がここまで差をつけられたのか。人当たりと運、縁、その他諸々あるんでしょうね~ でも近隣の同規模の自社とは雲泥の差でうちの現場が良いとミステリーショッパーからコメントを頂きました。それを糧に仕事します!

投稿: k,k | 2022年10月10日 (月) 21時31分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
他社のライバルから得られる刺激はまた格別ですからね。逆に言うと、そちらからの刺激であり情報でありで急激に成長する方も多いのではないでしょうか。
道場破り(笑)。
いい言葉です。

投稿: てっちゃん | 2022年10月10日 (月) 07時38分

ライバルは社内だけとは限らない。道場破りで切磋琢磨するのも宜しいかと(笑)。自社では見えない戦術や戦法も知る事で幅広い対応が出来るようになりますね・・・社内的にはアウトローと言われるかも知れませんがそのような存在も社内活性化には必要と信じています(笑)。

投稿: dadama | 2022年10月10日 (月) 00時31分

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