妥協の良し悪し
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
昨日は、朝ドラ「舞い上がれ」がテーマだった。
今日は「妥協」がテーマ。
昨日のブログで取り上げた朝ドラである「舞い上がれ」。
このドラマにビズリーチの女優が出ている。
ビズリーチを一躍有名にした女優の「吉谷彩子」が出演しているのである。そしてその役柄が、妥協しないで自らの目的に対してストイックにトレーニングを続ける学生という役柄。
男性顔負けのストイックさにサークルメンバーも一目置く存在。
そんな彼女の空への想いと、空を飛ぶ楽しさがいずれ福原遥に伝わり、その結果として福原遥はいずれパイロットを目指して自らの夢を果たしていくストーリーであると思われる。
ストイックな性格と行動。
ストイックとは、自身を厳しく律し、禁欲的に己を持するという意味のこと。 わかりやすくいうと、さまざまな欲求に左右されず、自分で定めた基準を厳守して行動する、という意味である。
要は妥協しない行動とも言えるか。
ストイックはどちらかというと肯定的な意味合いが強く、妥協というと否定的な意味合いが強くなって用いられることが多い。
ストイックな性格が自身の成功につながった。
妥協しない性格が周囲とのトラブルを生んだ。
同じ言葉の意味ではあろうが、「ストイック」と「妥協しない」には微妙な違いがあるように思える。
この違いはどこに由来するのであろうか。
おそらく、ストイックとは全てにおいて個人に終始する関係の中での個人の行動を図る言葉としての意味合いが多い。
逆に妥協とは、組織内での関係において、完璧を求める度合を図る言葉としての意味合いが多いのではないだろうか。
ストイックとは個人競技における自らの判断基準。
妥協とはチームプレーにおける組織内での共通項。
だから、妥協というワードが使われる場面では、組織内での目標という大前提の中で、組織内での個人個人の目標に対してのアプローチの度合やレベルの認識に違いから生まれる人間同士のトラブルやチームワークの乱れという認識に至るのではないだろうか。
チームとしての最大公約数をどこに持つか。
よって、一人の妥協しない姿勢がチームにどう影響するかという微妙な人間関係が問わることになるのである。
それだけチームという組織運営は困難が伴う。
しかし、それ以上にチームがまとまることによって、一人一人が自分の能力を超える能力を発揮できる可能性も高まるのである。
だから個人競技でのタイム差ほどチームでのタイム差は無くなるのである。
極端な言い方をすると、個人競技は個人のストイックの度合いで結果が出るが、チームプレイとなると個々人のストイックと同時にチームでの妥協という認識の一致性とお互いの信頼関係からの個人のモチベーションの総和がチームの結果となるのである。
そこを理解しながらのリーダーのマネジメントが鍵となるのである。
PS
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