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2022年9月21日 (水)

実践に活かす

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は「想いを伝える」を記した。

  セミナー講師の想いがどれほど伝わるか。

そこが、受講生の今後の実践力に繋がるという内容だった。

  受講生が実践に活かせるセミナー。

セミナーであり講義であり、コンサルテーションであり、受信者がその想いに共感し、それを自らの現場で実践すること。

  それがセミナー参加の最大の効果であろう。

要は、学ぶとは自らの現場に自らの意志で導入するということ。

  そこから全てが始まると思っている。

そこから、自らの学びが始まり、そしてPDCAが回転していくのである。
私が先日参加したセミナーは、年間5回の講義がある。

  同じ参加者が年間5回集いセミナーを受ける。

よって、毎回同じ参加者同士が集うわけであるから、いつしかそこから交流が生まれ、お互いに学び合っていくセミナーである。

  大きなコストを掛けて人材を送り込むことになる。

しかし、参加したメンバーの多くは、そこで他流試合をして井の中の蛙から飛び出し、自らの遠心力を高めていき、それが自らの率いる組織に活かされ、大きなウネリを作り出していくのである。

  このようなセミナーの一番の効果。

それは、参加者同士の交流である。

  セミナー講師から受ける学びもあるだろう。

しかし、最大の効果は、このように他企業からの受講生同士の交流であり、そこから他企業のマネジメントや売場作りの考え方、そして価値観、成功事例等の意見交換を繰り返しながら、お互いの価値観を理解しそして自らの価値観とぶつけるのである。

  このような行動から学ぶ仕事の幅は他の研修会では学び得ない。

それは、概ねの研修会やセミナーはその場限りの一回こっきりの場であるからだ。

  講師は一回毎に入れ替わるであろう。

よって、講師からの学びは年5回も一回こっ切りも大きな違いは無い。

  あるのは同じメンバーが集うという仕組み。

そして、年5回ということは、毎回の学びから自らの現場で実践する部分を持ち帰り、実践した結果を再び持ち寄って検討するのである。

  これを5回も繰り返したら一回りも二回りも自らの力量の幅を広げるであろう。

そして一回毎のセミナーが2泊3日である。

  一回毎の内容や学びの機会も加速度的に高まるであろう。

一回毎の学びも一泊二日よりは3倍ほどの重みをもち、そして同じ仲間との交流であるから、そこから生まれる友情であり共感から、自らのモチベーションへと連動していくのである。

  人間とは不思議なものだ。

一人で単独で学ぶことも重要であるが、そんな人間が同じ志をもって一同に集まることで、自らの想いを加速度的に実践へ移していこうとする意欲が高まるのである。

  それが競争心であり連帯感であり、そして維持継続力である。

そんな研修会に参加している受講生。

  自らはまだ気づいていないだろう。

しかし後々になって、“もっとやっておけばよかった”とか“もっと親しくなっていればよかった”と後悔しないよう、更にいろいろな交流を仲間同士で図っていくことが重要であろう。




PS
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

8月3日(水)開催の「52週MDセミナー」(9月編)の一部を公開致します。

  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら 

是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。



食品商業10月号が発売されました。
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当方の執筆は以下の通りです。
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お楽しみください。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
自費での参加ということは、誰からの指示でもない自らの参加する意思の強さと参加後の学ぶ姿勢がハンパ無いもの。よって、研修会から帰った後での自店での実践もより高い効果を出せるのだと思います。そして参加者同士の交流に対してもより積極的なスタンスになれるもの。思えばてっちゃん会は全て自腹での参加ですから、参加者の行動もより積極的に思えますねぇ。

投稿: てっちゃん | 2022年9月21日 (水) 21時58分

はい、私も自費でセミナーに参加しておりました(笑)。自費だからこそ元を取らねばのハングリー精神が今に通じているのだと思います。
自費だろうが会社負担であろうが土俵は同じ。
是非とも一期一会の貴重な場として学び吸収しまくってほしいですね。その姿勢が運を拾うチャンスに繋がるのですから。

投稿: dadama | 2022年9月21日 (水) 20時52分

kazuさん、コメントありがとうございます。
外部との交流からは、自社内では得られない膨大は情報でありヒントであり刺激がありますね。一番重要なのは、同じ人間、同じ世代、そして同じ業界人としてそこまでやるかという刺激でしょうか。そしてそのような刺激は自らの組織を飛び出し見ないと絶対に分からない。その勇気をまずは身に付けるコトから全てはスタートするのでしょうね。
リアルな会、今年はやりますよ。

投稿: てっちゃん | 2022年9月21日 (水) 08時33分

kazuです

日曜日ではありませんがコメントさせて下さい。
会長のお言葉に共感致します。
私共も入社以来、数多くのセミナーに参加させて頂きました。講師の先生方の講義ももちろん勉強になりましたが、それ以上に他企業様の仲間達との交流が今となっても大切な宝物になっています。会社は違えど「仲間達」と表現出来るほど、会社について・業界について、様々な意見交換をしたものです。
プライベートでもその店舗にお邪魔して話を聞いたり、店舗を視察させて頂きました。
てっちゃん会もその大切な交流の場であります。またリアルにお会いできる日を心待ちにしております。

投稿: kazu | 2022年9月21日 (水) 08時15分

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