« 喜びの臓器 | トップページ | 解放感 »

2022年9月27日 (火)

敬老の日

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


9月のイベントが過ぎ去ろうとしている。

  “今年の9月の52週はどんな反省だったか”

そして、その反省から次年度への対応や今後の対応を検討していく我々の業界。

  敬老の日もその一つ。

従来の敬老の日は曜日に関係なく9月15日であった。ただ近年は、敬老の日は9月の第3月曜に設定されたため3連休の最終日という色合いが濃くなっていた。

  よって敬老の日は秋の3連休の一環。

そんなイメージであった。だから、以前よりも敬老という意味合いで行動する方も少なくなっていると思われる。ましてや核家族化が進み、おじいさんやおばあさんと暮らす日常からもかけ離れているという現実もあろう。

  それが私の敬老の日のイメージである。

そんなイメージを打破される事件が、先日起きたのである。

  娘から女房に電話があった。

明日は、家にいるのか、との問い。

  自分もお父さん(私)もいるよ。

単に、その確認の電話。なんのこっちゃ?、と不思議でいたが、翌日、娘と婿様が孫を連れてやってきた。
仕事をしていた私が、それに気づいて下の居間に降りていったときに、娘と婿様が私たちに言った。

  「孫の〇〇からのプレゼントです(笑)。」

孫って言ったって、まだ稼いでいないゼロ歳児である。それが私たち夫婦にプレゼントだという。

  要は、孫からの敬老の日のプレゼントだという。

完全に、娘夫婦の計らいであることは一目瞭然であるが、私たち夫婦が敬老の日といういことで、孫からお祝いをされるという祝日。

  今まで自分が敬老の日で祝福されるとは思ってもみなかった。

それは、商売人としての単なるイベントとして、その対象の方達に対して、どのような売場を計画して実践していくかを考える立場でしか考えてこなかったことであるが、まさか今回のようにお祝いされる立場になってしまった突然の日であった。

  女房は大喜びであったが。

私は、どうも釈然としない。それは娘たちの気持ちは嬉しいに決まっている。しかし、自分が敬老の日としてお祝いされることへの心理。

  慣れの問題かもしれない。

だから、まだそのような自分の存在に慣れていないのであろう。

  娘たちもそこを配慮して「孫」をだしに(笑)。

はやく、自分の存在を慣れさせ、敬老の日を素直に受け入れる立場に慣れさせていこうと思う。

  そして子供たちには本当に感謝だ。

そのような配慮は本当に嬉しい限りである。

  敬老の日。

この祝日への捉え方が変わった日であった。




PS
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

8月3日(水)開催の「52週MDセミナー」(9月編)の一部を公開致します。

  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら 

是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。



食品商業10月号が発売されました。
10
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
「値上げラッシュ時代の販売強化策」
  グロサリー全般の6つの利益対策

お楽しみください。


|

« 喜びの臓器 | トップページ | 解放感 »

心のあるべき姿」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
敬老の日を祝う立場からお祝いされる立場。複雑ですね〜(笑)。
しかしこれも定めと受け止めるしかないのでしょうね。
こちらは、義理の母親のみ。それも子供達の意識につながっているのかも知れませんね。

投稿: てっちゃん | 2022年9月27日 (火) 19時50分

受け身の立場になられましたか!それはそれはおめでとうございます(笑)。
私は孫の顔を見れるのは暫く先でしょうか。
両家の母も健在ですので祝う側で頑張りますよ。
家庭でも会社でも敬老と認めてくれるのはまだまだのようです(笑)。

投稿: dadama | 2022年9月27日 (火) 09時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 喜びの臓器 | トップページ | 解放感 »