受講生の一致団結
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
昨日は「実践に活かす」を記した。
年間5回の同じメンバーによる研修会。
そこから同期意識が生まれ、切磋琢磨し、そして自らの実践意欲を高めて自企業に持ち帰る。
それが年間5回の繰り返しから得られる学び。
それがこのようなセミナーの最大の効果であろう。
そんな環境のセミナーに講師として参加してきた。
テーマは企業のテーマを受けて自店に活かし、そのテーマに沿って、地域で勝ち抜いていける店舗作り。
要は企業特性を強みとしてエリアで勝ち抜く店舗運営。
そしてそれを学んで、自企業で実践し、その成功事例を積み重ねて、店舗運営者としての能力を身に付けることが目的となるセミナーだった。
私のテーマは上記のような実践力を身に付けることにある。
初日は座学中心、そして翌日は話題の他企業視察。
偶然か必然かその視察店舗の近くに参加者の店舗が存在した。
要は、その受講生からすると、バリバリの競合店の視察がそのセミナーの中に組み込まれていたのである。
偶然か必然か(笑)。
そして、受講生のテーマは、自分がそのお店の店長だったら、どのような対策を打つかという具体策をチームで擦り合わせて発表し合うという研修の流れ。
ある意味その受講生からすると大きな情報を得ることが出来る。
自分の目線、そして本部目線で捉えた競合対策とは異なり、違う文化を持つ他企業の視点で捉えた競合店とその対策は、新鮮なものがあるだろう。
違う視点の対策を受け止めどう取り入れていくか。
ここに、このセミナーの偶然を如何に自らのチャンスに転換出来るかが問われるのである。
そして私から言わせれば。
このような機会を設けられたのであるから、受講生が一丸となってその競合店の店長仲間を如何に成功へ導いてあげられるか。
それを受講生が一丸となって我がコトに捉えて応援出来るか。
応援も当然だが、その結果に拘り、数値に拘り、我がコトとしてこのセミナーをきっかけにして、残り2回の研修で共通の話題として捉えることが出来るかである。
全受講生がこの店舗を成功に導く為に知恵を出し合う。
結果として、最終5回目でこの店舗の業績を我がコトとして受け止めることが出来るかどうか。
全受講生の意地にかけてこの店舗を成功へ導く。
このように、この期の受講生が一致団結出来る別の目標を持つことも、このようなセミナーの大きな収穫ではないだろうか。
そんなセミナーだったら自腹ででも参加したいものである。
PS
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
8月3日(水)開催の「52週MDセミナー」(9月編)の一部を公開致します。
52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
食品商業10月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
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お楽しみください。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
11月にカニの美味しい地域での会員限定セミナーを開催致しますので、是非そちらへ。
もちろん自腹ですが😎。
投稿: てっちゃん | 2022年9月22日 (木) 10時10分
ご紹介頂ければ自腹で参加しますよ(笑)。
尤もあちらの会で競合の切磋琢磨?談合?酒責め?は日常茶飯事ですが(笑)。
投稿: dadama | 2022年9月22日 (木) 10時06分