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2022年9月26日 (月)

喜びの臓器

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日のBSプレミアムでの「ヒューマニエンス」。

  「胃」がテーマだった。

我々業界にも関係の深い人間の臓器である「胃」。

  胃の働きとは。

とは言われても、今更のような気はする。

  食べ物を消化するところでしょ。

簡単に言えばそうだが、この番組はそんな単純な事だけを取り上げる番組ではない(笑)。
そのなかで、なるほどと思わせる部分があった。

  胃は喜びの臓器だという。

胃は上記のように食べた食物をいったん胃にためて、そこで消化作用をする場であるが、そこでグレリンというホルモンが作られる。

  グレリンの作用。

それは、食事に伴う幸福感というシグナルを脳の報酬系に伝える役割を果たすという。

  報酬系とは幸福感を喚起する部分らしい。

人間が食事を取ると、グレリンが放出され脳の報酬系がピークに達し、人間は喜びを感じるのであるという。
よって、胃を摘出した方のインタビューに、以前は美味しく飲んでいたビールと酒の肴が今では全く美味しく感じないという。

  グレリンの作用が無くなった為。

それがこの番組での回答であった。なんとも寂しい話ではないか。ここからも自分の体、特に内臓類を大切にしなければならないと感じたのである。

  我々の仕事は味覚とか美味しさと密接に関係する業務。

だからこそ、胃という役割や舌という役割を失うことは出来ないのである。

以前から疑問に思っていたことがある。

  下戸の私でも多少のアルコールが入ると食事が美味しく感じること。

それも、アルコールというグレリン、そして食事を取ることによるグレリンという二つの飲食によるグレリンが多くの幸福感を自分に与えてくれているのであろうか。

  これはまったくの私個人の見解ではあるが(笑)。

アルコールを入れたときの食事は、また格別の味がする。

  だからご馳走感のある食事の時は必ずアルコールを入れる。

その方が、飲まない時よりも美味しさ感が倍増するからだ。もしアルコールを入れないで食べたご馳走もそれなりに味覚はあるのであるが、多少のアルコールを入れたときは本当に美味しき感じるのである。

  やはり人間とは複雑な動物なのであろう。

そして、脳だけではなく、すべての体内を作る臓器や骨、筋肉や血液全てが相互作用によって活動していることがわかるのである。




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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
はい、今日はグレニンです(笑)。
そしてアルコールもグレニンというホルモンが脳を刺激してドーパミンを生み出すもの。あくまでも胃からの刺激が重要になると思われます。私見ですが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2022年9月26日 (月) 21時25分

今日も生物の講義ですか(笑)。
食物に対してはグレニンでしょうがアルコールはドーパミンの影響も大きいかと思いますがてっちゃん教授の見解は如何でしょう(笑)。

投稿: dadama | 2022年9月26日 (月) 09時45分

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