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2022年9月

2022年9月30日 (金)

ウォーキングから想うこと

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日のブログで「再びのウォーキング」
を記した。

  久しぶりに外を歩いてみる。

三か月振りにいつもの6kコースである。

  以外に6kは長く時間も一時間程度かかる。

よって、外の景色や通りの家並みを見ながらのウォーキングとなる。

そして思っていたこと。

  “意外に空き家がおおいなぁ~”

自分の住む家の周囲もそうだし、現役時代に調査した店舗周辺の地域もそうだ。

  30件に1軒程度の割合で空き家になっている。

特に、古い街並みの住宅地はその傾向が強い。そして久しぶりのウォーキングで更に分かったこと。

  空き家が更地になっているということ。

今回の久々のウォーキングでも3軒の空き家が更地になっていた。

  3軒である。

逆に言うと、その更地に新たな住宅建設が予定されており、いずれそこに住む住人が地域の小売り店を使用してくれればいいのであるが、まだそこは見通しが立っていない。

  空き家が更地になる。

これは、その土地家屋の所有者が他に住居を持ち、その家が実家でありながら現在は住んでいないということである。
それだけ、実際には実家で育った若者が、そのまま実家に住まわず、大抵は独立して外で暮らしているということであろうし、そのまま外に住まいを設けてそのままそこに居住しようとすることであろう。

  実家がどんどん空き家となっていく。

これが地方の実態である。

  都市部と地方との立地環境の大きな違い。

上記の外に住まいを設ける地域が都市部であろうし、実家が空き家になっていく地域が地方なのである。

  そんな中での地方スーパーの生き残り戦略。

都市部に店舗視察に行くと、この真逆の展開となっている。そのような現実を目の当たりにすると、今展開されている都市部のMDが地方に当てはまるのかという疑問が大いに感じるのである。

  取り入れるべきところと逆のところ。

それを明確にして、今現在の地方スーパーの今後を明確にしていく必要があるなぁ~と思う昨今である。





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2022年9月29日 (木)

個性を育てる

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


部門担当者にも、いろいろな個性がある。

  それは店長や部長と同様に多彩である(笑)。

部長や店長ともなると、ある程度仕事や商売の力量が評価されての現職であるから、大きな能力の差は無いが、部門の担当者の場合は力量もそうだが性格も多様な人材が揃っているのが特徴であろうか。

  そしてそこから未来が拓けて(ひらけて)いくのである。

よって、若年層ほど入社からの仕事への関心が、その後の本人の仕事の習得度に差が生じてくるのである。

  仕事の習得度。

それは、何をおいても、今目の前の仕事に関心が高いかどうか。関心が高ければ自らの積極的にその関心からの解明をしようと入り込んでいくし、関心がすくなければ積極的な踏み込みも少ない。

  自ら仕事への踏み込む力量。

これが、入社から数年でその本人の力量に格差が生まれる要因であろう。それでは、自らの仕事への踏み込み度合とは、どこから生まれてくるのであろうか。

これは多種多彩な要因が隠れているように思う。

  生まれてからの環境。
  入社後の職場の環境。
  育ってきた学生生活。

等々、過去の生活環境がほぼ全て影響してくるから、入社の段階での本人要因は隠せない。

  しかしそんな過去を紐解いても意味が無い。

入社後は、如何にこの企業で、そしてこの現場で本人の仕事への関心を高める職場環境が最大の課題であることは間違いない。

  現場という職場環境に左右されやすい仕事への関心度。

そして、その関心度とはどのような職場環境からもたらされるのであろうか。

  自分の新入社員時の経験。

自分はどうだったか。でもそこでの経験が今の自分を為しているのも確かである。よって、今にして想えば当時の自分の上司の人たちには感謝なのであろう。

  “よく飲みにつれていってもらったなぁ~”
  “よく仕事後に休憩室で仕事談義したなぁ”

そんな思い出が蘇ってくるが、具体的に仕事の中身とか、先輩の仕事の仕方とはを教わった記憶が蘇ってこない。
しかし、ほんの数人だが、そのような記憶のある先輩や上司もいたのはいた。

  如何に強烈に記憶に残っているか。

そして記憶に残っているのは、その人が言った「言葉」や「姿勢」である。

  「商品は原価ではなく価値で売価を付けろ」
  「数値とは自分でコントロールできるもの」
  「攻め続けなければ必ず縮小均衡に陥るぞ」
  「商売は売れてナンボ、最後まで売り切れ」
  「魚は原価分売ったら、後は全てが利益だ」

いろいろと強烈なワードを聞いたとき、そのワードが自分の胸にいつまでも残り続け、そのワードに関心を寄せ、そのワードを追求しようとモノを売り続けてきたように思う。

  先輩が発する強烈な商売に対する格言。

そのようなものに突き動かされて、ここまで来たように思う。しかし果たしてそれが、別の人間に通ずるのかというと疑問が残るが、それでも、それと同様の言葉に感動して伸びてきた部下達が大勢いるのも確か。

  自分が感動した仕事の捉え方。

積極的に部下に伝えていく必要はあろうか。






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2022年9月28日 (水)

解放感

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


定年により業務から解放される。

  役職定年を迎えた心境。

よくそのような表現で、今までの役職からの解放感を表現する方がいる。

  その気持ちはよくわかる(笑)。

確かに、私も定年を迎え(2年前)、そこで一応会社との規定の契約から解放され、嘱託としての契約がスタートした。

  しかし店長という役職からは解放されなかったが。

実際に企業を離れたのは昨年の6月からであるが、そこからは完全に店長職からも解放され、更にはサラリーマン生活からも解放された。

  完全に定年後のフリーな生活が始まって今に至るのである。

しかし、正直を言うと、コロナ過が始まった2020年の3月からは、この業界に入って以来の業績という縛りから解放されたという実感である。

  業績からの解放。

それはどういう意味か。

  コロナ禍が襲ってきたから。

要は、この業界、何もしなくても大きな売上増が発生したからである。

  逆に「売り込むな」の指示。

そう、皆さんも経験していると思いますが、逆に密を避ける為の施策が全店に指示されてきたのである。

  業績対策から解放された。

一瞬、そう思った。そして逆に店内が密になることに対しての罪悪感を覚えていくのである。

  この矛盾。

しかしそれも一週間程度、そのような業務をこなしていると、どうしても体内から解放感とは逆にストレスを感じるようになってきた。

  “なんとつまらない日々なんだろう”

今までは、業績を上げないことに対しての罪悪感を持つことなどなかった。むしろ逆に業績を上げないという行為に対しての罪悪感しかなかった。

  業績対策をせずに日々の業務をこなしていく事への罪悪感。

それが故に、いろいろと試行錯誤しながらも、面白おかしく仕事に取り組んできたのであるが、コロナ禍においてそれが一変した。

  そこからの業績への解放感と閉塞感。

想えば、そこから退職するまでの一年間は業績への関与の無い虚しさを伴う日々が続いたように思う。

  だから今が充実しているのであろう。

仕事の楽しさ。いい悪いはあるかもしれないが、やはり業績という目標があって初めて、そこに向かう気持ちの高鳴りを「楽しい」と取るか「辛い」と取るかで、大きな差が生まれていくのであろう。




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2022年9月27日 (火)

敬老の日

皆さん、こんにちは。
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9月のイベントが過ぎ去ろうとしている。

  “今年の9月の52週はどんな反省だったか”

そして、その反省から次年度への対応や今後の対応を検討していく我々の業界。

  敬老の日もその一つ。

従来の敬老の日は曜日に関係なく9月15日であった。ただ近年は、敬老の日は9月の第3月曜に設定されたため3連休の最終日という色合いが濃くなっていた。

  よって敬老の日は秋の3連休の一環。

そんなイメージであった。だから、以前よりも敬老という意味合いで行動する方も少なくなっていると思われる。ましてや核家族化が進み、おじいさんやおばあさんと暮らす日常からもかけ離れているという現実もあろう。

  それが私の敬老の日のイメージである。

そんなイメージを打破される事件が、先日起きたのである。

  娘から女房に電話があった。

明日は、家にいるのか、との問い。

  自分もお父さん(私)もいるよ。

単に、その確認の電話。なんのこっちゃ?、と不思議でいたが、翌日、娘と婿様が孫を連れてやってきた。
仕事をしていた私が、それに気づいて下の居間に降りていったときに、娘と婿様が私たちに言った。

  「孫の〇〇からのプレゼントです(笑)。」

孫って言ったって、まだ稼いでいないゼロ歳児である。それが私たち夫婦にプレゼントだという。

  要は、孫からの敬老の日のプレゼントだという。

完全に、娘夫婦の計らいであることは一目瞭然であるが、私たち夫婦が敬老の日といういことで、孫からお祝いをされるという祝日。

  今まで自分が敬老の日で祝福されるとは思ってもみなかった。

それは、商売人としての単なるイベントとして、その対象の方達に対して、どのような売場を計画して実践していくかを考える立場でしか考えてこなかったことであるが、まさか今回のようにお祝いされる立場になってしまった突然の日であった。

  女房は大喜びであったが。

私は、どうも釈然としない。それは娘たちの気持ちは嬉しいに決まっている。しかし、自分が敬老の日としてお祝いされることへの心理。

  慣れの問題かもしれない。

だから、まだそのような自分の存在に慣れていないのであろう。

  娘たちもそこを配慮して「孫」をだしに(笑)。

はやく、自分の存在を慣れさせ、敬老の日を素直に受け入れる立場に慣れさせていこうと思う。

  そして子供たちには本当に感謝だ。

そのような配慮は本当に嬉しい限りである。

  敬老の日。

この祝日への捉え方が変わった日であった。




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2022年9月26日 (月)

喜びの臓器

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先日のBSプレミアムでの「ヒューマニエンス」。

  「胃」がテーマだった。

我々業界にも関係の深い人間の臓器である「胃」。

  胃の働きとは。

とは言われても、今更のような気はする。

  食べ物を消化するところでしょ。

簡単に言えばそうだが、この番組はそんな単純な事だけを取り上げる番組ではない(笑)。
そのなかで、なるほどと思わせる部分があった。

  胃は喜びの臓器だという。

胃は上記のように食べた食物をいったん胃にためて、そこで消化作用をする場であるが、そこでグレリンというホルモンが作られる。

  グレリンの作用。

それは、食事に伴う幸福感というシグナルを脳の報酬系に伝える役割を果たすという。

  報酬系とは幸福感を喚起する部分らしい。

人間が食事を取ると、グレリンが放出され脳の報酬系がピークに達し、人間は喜びを感じるのであるという。
よって、胃を摘出した方のインタビューに、以前は美味しく飲んでいたビールと酒の肴が今では全く美味しく感じないという。

  グレリンの作用が無くなった為。

それがこの番組での回答であった。なんとも寂しい話ではないか。ここからも自分の体、特に内臓類を大切にしなければならないと感じたのである。

  我々の仕事は味覚とか美味しさと密接に関係する業務。

だからこそ、胃という役割や舌という役割を失うことは出来ないのである。

以前から疑問に思っていたことがある。

  下戸の私でも多少のアルコールが入ると食事が美味しく感じること。

それも、アルコールというグレリン、そして食事を取ることによるグレリンという二つの飲食によるグレリンが多くの幸福感を自分に与えてくれているのであろうか。

  これはまったくの私個人の見解ではあるが(笑)。

アルコールを入れたときの食事は、また格別の味がする。

  だからご馳走感のある食事の時は必ずアルコールを入れる。

その方が、飲まない時よりも美味しさ感が倍増するからだ。もしアルコールを入れないで食べたご馳走もそれなりに味覚はあるのであるが、多少のアルコールを入れたときは本当に美味しき感じるのである。

  やはり人間とは複雑な動物なのであろう。

そして、脳だけではなく、すべての体内を作る臓器や骨、筋肉や血液全てが相互作用によって活動していることがわかるのである。




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2022年9月25日 (日)

歌姫

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今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

歌姫と呼ばれた女性歌手。

  古くは美空ひばりから最近ではMISIAまで数多く存在する。

もっとも、歌とは個人の嗜好が強いものであるから、個人個人によって自分の歌姫が存在するのも自由であろう。
それでも歌姫として、その時代時代に嗜好が集中した歌手が、その時代の歌姫としていろいろな伝説も生まれていくのであろう。

  私にとっての歌姫とは「坂本冬美」であった。

大分麦焼酎の「いいちこ」のコマーシャルで流れた時から、いい歌であると感動し、それが坂本冬美がカバーしている「また君に恋している」という歌であることを知ってから、坂本冬美の歌声を聞くようになった。

  坂本冬美のオリジナル曲はあまり知らない。

しかし、彼女の歌声が好きなのである。

  音痴の私には到底出せない歌の上手さ。

それに加えて、張りのある歌声と情感が重なった歌い方。

  それは演歌歌手の強みであろうか。

そういえば、最近は演歌歌手が従来のヒットナンバーをカバーする機会が多くなったような気がする。

  島津亜矢を初め多くの女性演歌歌手がカバーを歌っている。

演歌歌手にありがちな「こぶし」を聴かせることも無く、さも自然にオリジナルナンバーの良さを壊すことなく、更に彼女らの歌唱力と情感を自然に表現しながらの歌声は、やはり聞いていて感動するのである。

そして最近注目している歌手がいる。

  市川由紀乃。

以前はあまり関心を持たなかったが、先日の歌番組で、梓みちよの「メランコリー」と奥村チヨの「終着駅」をカバーしていたのだが、これがまた良かったのである。

  何と言っても歌の上手さ。

これは絶対であろう。歌手として更には歌姫としての歌の上手さ、音程を絶対に外さない音感の良さはプロとして当然だと思う。更に、その歌ごとに自らの情感を重ねて、そしてカメラ目線で歌い上げるところが、歌手というだけではなく女優としての素質も必要となってくるのだろうと思う。

  他人の歌をカバーする。

それには、上記のような要素があって初めて可能なのだと思うのである。

  オリジナルを壊さずに更に感動を与える歌。

それは、やはり演歌歌手としての場数なのだろうか。

  これからも注目していきたい市川由紀乃である。




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2022年9月24日 (土)

やらない理由

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昨日は「スピードがもたらす効果」を記した。

  リーダーが部下と共有するスピードが重要。

そんな記事であった。

  今日は「やらない理由」。

スピードを以って事に取り組もうとすると、必ず反発がある。

  当然である。

いままで、以前の取り組みを構築することが当面の課題だったわけであるから、また新たな取り組みをスピードを持ってリーダーが部下と共有して実践に移そうとするが、それに納得いかない部下は必ずいるものである。

  そんな彼らをどう説得するか。

このような対応でも、個人個人の考えと行動は全く異なるものである。

  問題は「やらない」のか「やれない」のか。

その事をリーダーがしっかりと確認することが重要である。

  やらないことを一括りにして決めてしまう事の失敗が多いのではないだろうか。

要は、新たな取り組みに対して、どうしても追随できなくて戸惑っている場合が多いのである。

  なぜ、やらないのか?。

部下ひとりひとりとそのような視点で率直に意見を聞いているのだろうか。

  「やりたくでも、出来ないのです。」

意外に、そのような方も多いのも事実である。

  なぜ従来の取り組みが否定されてしまったのか。

そこが解決しない限り、自分としては前へ進めない。進むことが出来ない。進む気力がわかない。

  そこに自分マネジメントの「自分の言葉で話す」ことが重要なのである。

上司やトップからの一方的な指示命令だからという他人の言葉ではなく、自分がどう理解しどう納得したのかという過程を含めて、自らの言葉で部下とコミュニケーションを取ることで、部下の納得度は大いに高まるのである。

  そこには普段からの信頼関係が重要なのであるが。

しかし中には、それでも頑なに新たな取り組みを拒む部下もいるだろう。

  そこが問題だ。

その理由は何だ?。

  しかしそこから先へ進まないケースが多い。

上司やリーダーの諦めがほとんどである。

  “やらない人間は去るしかない”

そんな組織の論理に負けているのである。

  そこを引き出してこそのリーダーなのであるが。

そこの部分を感情を押さえて冷静に、受信者(相手)に理解できる自分なりの納得性を以って伝えることが重要である。

  それでも理解されない場合。

どこから部下の自己責任というステージに移すのか。

  リーダーの腹ひとつであろうか。





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スピードがもたらす効果

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この業界で古くから語り継がれる言葉。

  「変化への対応」。

基本的な優先事項は普遍であるが、とは言っても世の中は刻一刻と変化しているのも事実である。

  商売の基本4項目は普遍。

しかし、世の中の流れに合わせて、我々業界の品揃えや売り方は常にその時代に合わせて変化させていくことが、如何に重要かは、時代の推移を見ていると明らかである。

  このような経験を積むと見えてくるものがある。

如何に時代の先手が打てるか、という課題に対していち早く行動した企業が勝ち抜いていくということだ。

  またはそのようなスタンスで仕事をしていく企業が最後は強いということ。

それは、基本を継続していくこととは全く異なるステージでの話となる。

  どんな時代が変わろうとも「鮮度」「接客」「品切」「清掃」は普遍である。

これはどんなに時代が進化しようとも、この業界を支える部分であり根底であると思う。
そこを土台として、どう時代の潮流に乗り、基本4項目を維持しながら新たな時代の商売にて存在感を維持していけるか。

  自店や自企業の位置づけがお客様に伝えることがより重要となっていくのである。

自企業は、お客様に対してよりどのような存在であるのかを、より明確に打ち出し、お客様に伝わってこその商売である。

  しかしほとんどの中小スーパーはなんでもありの以前のままの存在。

まずは、自分は「何屋」なのかを明確に打ち出し、そして明確にお客様に伝えること。

  売場作りで伝えるのか。
  品揃えで伝えるのか。
  売り方で伝えるのか。
  サービスで伝えるのか。
  価格で伝えるのか。
  接客面で伝えるのか。
  
それと顧客のニーズとの接点で、これからの方向性を探り、そして決定して、それを現場に伝え、現場が確実に実践して、それが顧客につたわってこそ、その企業の存在価値が顧客の間で話題になり、そこに顧客が集うのである。

  しかし途中途中での試行錯誤は生まれるもの。

そこで重要になるのがスピードである。

  スピードを以って試行錯誤を繰り返すこと。

そこから、必ず発見があり、学びがあり、仮説が立ち、そして実践からの発見、学び、仮説と繋がっていくのである。

  そこにスピードが加わるからそのサイクルが加速するのである。

このような時代だからこそ、まずはやってみる、というスピードが重要なのであり、そこからまた新たな可能性を見出すことのスピードも速まることになる。

  それではそのスピ―ドをどのようにして養うか。

そこに大きな課題があるから、なかなかスピードに乗れないのであろう。

  そしてそこにリーダーの役割の重要さがあるのである。

組織をスピードに乗せる。

  その為にはリーダー自らのスピードある関りが重要となる。

スピードとは、リーダーのスピードに大きく左右される。ごく当たり前の話であるが、どうしてもリーダー自身が周囲に振り回され、上司に振り回される存在であると、受け身の行動が目立ち、率先して変化への対応と行動、そして組織を同じ方向へ向けることに躊躇が生じるのである。

  それを理解した上でのスピードある行動が組織を牽引するのである。

そして、確実にひとつひとつ関わって、確実に実践していくことを部下と共有しながら実践していくことが出来るかどうかであろう。

  言いっぱなしや丸投げでは部下の行動が伴わない。

リーダーと部下が同じスピードで歩める環境作りと、部下と共に歩み、部下と共に売場を構築していくスタンスが重要となる。

  そこから組織が動き始めるのである。



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2022年9月22日 (木)

受講生の一致団結

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は「実践に活かす」を記した。

  年間5回の同じメンバーによる研修会。

そこから同期意識が生まれ、切磋琢磨し、そして自らの実践意欲を高めて自企業に持ち帰る。

  それが年間5回の繰り返しから得られる学び。

それがこのようなセミナーの最大の効果であろう。

  そんな環境のセミナーに講師として参加してきた。

テーマは企業のテーマを受けて自店に活かし、そのテーマに沿って、地域で勝ち抜いていける店舗作り。

  要は企業特性を強みとしてエリアで勝ち抜く店舗運営。

そしてそれを学んで、自企業で実践し、その成功事例を積み重ねて、店舗運営者としての能力を身に付けることが目的となるセミナーだった。

  私のテーマは上記のような実践力を身に付けることにある。

初日は座学中心、そして翌日は話題の他企業視察。

  偶然か必然かその視察店舗の近くに参加者の店舗が存在した。

要は、その受講生からすると、バリバリの競合店の視察がそのセミナーの中に組み込まれていたのである。

  偶然か必然か(笑)。

そして、受講生のテーマは、自分がそのお店の店長だったら、どのような対策を打つかという具体策をチームで擦り合わせて発表し合うという研修の流れ。

  ある意味その受講生からすると大きな情報を得ることが出来る。

自分の目線、そして本部目線で捉えた競合対策とは異なり、違う文化を持つ他企業の視点で捉えた競合店とその対策は、新鮮なものがあるだろう。

  違う視点の対策を受け止めどう取り入れていくか。

ここに、このセミナーの偶然を如何に自らのチャンスに転換出来るかが問われるのである。

  そして私から言わせれば。

このような機会を設けられたのであるから、受講生が一丸となってその競合店の店長仲間を如何に成功へ導いてあげられるか。

  それを受講生が一丸となって我がコトに捉えて応援出来るか。

応援も当然だが、その結果に拘り、数値に拘り、我がコトとしてこのセミナーをきっかけにして、残り2回の研修で共通の話題として捉えることが出来るかである。

  全受講生がこの店舗を成功に導く為に知恵を出し合う。

結果として、最終5回目でこの店舗の業績を我がコトとして受け止めることが出来るかどうか。

  全受講生の意地にかけてこの店舗を成功へ導く。

このように、この期の受講生が一致団結出来る別の目標を持つことも、このようなセミナーの大きな収穫ではないだろうか。

  そんなセミナーだったら自腹ででも参加したいものである。




PS
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  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
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8月3日(水)開催の「52週MDセミナー」(9月編)の一部を公開致します。

  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
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是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。



食品商業10月号が発売されました。
10
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
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2022年9月21日 (水)

実践に活かす

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は「想いを伝える」を記した。

  セミナー講師の想いがどれほど伝わるか。

そこが、受講生の今後の実践力に繋がるという内容だった。

  受講生が実践に活かせるセミナー。

セミナーであり講義であり、コンサルテーションであり、受信者がその想いに共感し、それを自らの現場で実践すること。

  それがセミナー参加の最大の効果であろう。

要は、学ぶとは自らの現場に自らの意志で導入するということ。

  そこから全てが始まると思っている。

そこから、自らの学びが始まり、そしてPDCAが回転していくのである。
私が先日参加したセミナーは、年間5回の講義がある。

  同じ参加者が年間5回集いセミナーを受ける。

よって、毎回同じ参加者同士が集うわけであるから、いつしかそこから交流が生まれ、お互いに学び合っていくセミナーである。

  大きなコストを掛けて人材を送り込むことになる。

しかし、参加したメンバーの多くは、そこで他流試合をして井の中の蛙から飛び出し、自らの遠心力を高めていき、それが自らの率いる組織に活かされ、大きなウネリを作り出していくのである。

  このようなセミナーの一番の効果。

それは、参加者同士の交流である。

  セミナー講師から受ける学びもあるだろう。

しかし、最大の効果は、このように他企業からの受講生同士の交流であり、そこから他企業のマネジメントや売場作りの考え方、そして価値観、成功事例等の意見交換を繰り返しながら、お互いの価値観を理解しそして自らの価値観とぶつけるのである。

  このような行動から学ぶ仕事の幅は他の研修会では学び得ない。

それは、概ねの研修会やセミナーはその場限りの一回こっきりの場であるからだ。

  講師は一回毎に入れ替わるであろう。

よって、講師からの学びは年5回も一回こっ切りも大きな違いは無い。

  あるのは同じメンバーが集うという仕組み。

そして、年5回ということは、毎回の学びから自らの現場で実践する部分を持ち帰り、実践した結果を再び持ち寄って検討するのである。

  これを5回も繰り返したら一回りも二回りも自らの力量の幅を広げるであろう。

そして一回毎のセミナーが2泊3日である。

  一回毎の内容や学びの機会も加速度的に高まるであろう。

一回毎の学びも一泊二日よりは3倍ほどの重みをもち、そして同じ仲間との交流であるから、そこから生まれる友情であり共感から、自らのモチベーションへと連動していくのである。

  人間とは不思議なものだ。

一人で単独で学ぶことも重要であるが、そんな人間が同じ志をもって一同に集まることで、自らの想いを加速度的に実践へ移していこうとする意欲が高まるのである。

  それが競争心であり連帯感であり、そして維持継続力である。

そんな研修会に参加している受講生。

  自らはまだ気づいていないだろう。

しかし後々になって、“もっとやっておけばよかった”とか“もっと親しくなっていればよかった”と後悔しないよう、更にいろいろな交流を仲間同士で図っていくことが重要であろう。




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2022年9月20日 (火)

想いを伝える

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


セミナー講師。

  その最大の使命は「想いを伝える」ことではないだろうか。

そしてそれは、なにもセミナー講師だけに限らず、一般の仕事においても重要なのではないかと思う。

  上司が部下に想いを伝える。
  部下が担当に想いを伝える。
  店長が主任に想いを伝える。
  社長が部長に想いを伝える。
  本部が現場に想いを伝える。

全ては、伝える側の想いが、伝わる側の胸に刺さっているかということであろう。

  伝える。

以前からこのブログでも書いてきたが、我々が売場で商品を試行錯誤しながら販売しているが、結局は、その想いがお客様に伝わってナンボである。

  売れないのは伝わっていないから。

そう考えると、どのような状況においても、人間として自分の想いを伝えることが最優先であり、それが最大の効果をもたらすことには違いないのである。

  自分の想いが伝わって初めて受講生は現場に活かせるのである。

それがなければ、結局はセミナーに参加して参考になる話を聞いてきたというだけのこと。

  講師の想いが伝わり共感し現場に活かせるかどうか。

これが、研修に参加した最大の効果であり、学びとなるのである。

  そこから参加者は現場でそれを実現するのである。

参加者が実現するということは、受講時に強烈な印象を抱き、そして共感し、だから自分も同様の想いを部下に伝えようとするのである。

  それが想いの連鎖とでも言おうか。

セミナー講師のその想いを何とか自分の現場で実現出来ないか。
そして自分が受けた共感と同じ感動を部下にも味わってほしい。
それがいずれお客様に伝わり、そしてそれが購買へと連動する。

  そのような連鎖が現場には必要なのである。

その想いが取り掛かるスピ―ドを速め、取り組みの徹底度を高め、次への仮説力を生み、更にまた次へのチャレンジを求めていくのである。

  だからセミナー時には受講生の態度がリアクションとなるのである。

そして時に、そのリアクションの高まりで、熱くなってしまうこともままある。

  そうなったら歯止めが効かなくなってしまうことも(笑)。

先日、そんな状況になってしまった。

  それだけ受講生の視線を感じたのである。

その視線を感じると、更に深い話、更に共感する体験談、更に具体的な行動案などが取りとめもなく出てくるのである。

  気が付けば予定時間を30分もオーバー。

とは言え、自分なりに納得していたのが不思議である。

  それは受講生の表情にも現れていたから。

特にその時のテーマは、いつどこでどの企業相手に対しても、熱くなってしまうようなテーマであるから尚更だ。

  しかし全ての行動はそこから始まると自負している。

だから、しっかりと想いを伝えることを最優先としているテーマ。

  「自分マネジメント」

やはりここから全ては始まるのであると思うのである。





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2022年9月19日 (月)

店内撮影

皆さん、こんにちは。
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店内での写真撮影。

  かってこの業界では厳禁だった。

もし、そのような輩(やから)を店内で見つけたなら、即逮捕(捕獲)して、事情説明させたものだ。

  中には自分の携帯を半分に割って詫びた輩(やから)もいた。

よって、店内での盗撮には十二分に気を使い(笑)、その結果、盗撮のプロとなる輩もいた。

  そんな店内での盗撮の記事も載せた記憶がある。

そんな輩を見つけた際には、その撮影を咎めるのではなく、こちらから名刺を差し出し、

  「どちらからお越しですか?😎。」

と歩み寄り、相手の素性を聞き出したものだ。
  
  そこから先は相手次第。

相手が、謙虚に自らの名刺を差し出したなら、逆にこちらは、

  「撮影なら、どうぞどうぞ。ご自由にお取りくださいませ。」

そう言って許可したものだ。なぜなら、自店の売場の写真を業界関係者が撮影したとて、どれほど自企業に役に立つのかを考えると、ほとんど役に立たないであろう。単なる他店の売場の情報としてだけのものである。

  逆に昨今は店内撮影許可を出している企業や店舗も多い。

業界関係者の撮影もあるだろうが、顧客が撮影してSNSにアップしてくれることでのメリットの方がはるかに大きいからである。

  それだけ売場に自信があるということだ。

ということで、先日、そんな撮影可能な店舗で撮影させていただいた。当然、さも撮影してますよという撮影スタイルではなく、さもお客様を装いながら、買い物かごに購入する商品を入れたままの顧客スタイルで、撮影もスマホを片手にサッと撮影するスタイル。

  それだけ見事な売場であったということ。

競合店の出店が重なるその店舗は、この一年間で二店舗の競合出店にあえぐが、そのピンチをチャンスと捉えてお客様に近づく売場提案を実践していたのである。

  如何にお客様に伝わるか。

いろいろな取り組みをしている企業は多いが、実際にそれが顧客に伝わってナンボである。

  伝わるからお客様は理解し来店する。

これだけ情報過多の時代に、やっているつもりの企業や個店が多いのも事実。

  取組みは伝わってナンボ。

だから、もっともっと派手に伝えなければならない。そして派手に伝えようとすれば、顧客の情報拡散も一つの手段として活用しようとするのである。

  それが現代の店内撮影事情なのである。

さらに、どんどん店内撮影店舗が急増してくることを望むのである。




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2022年9月18日 (日)

10月ドラマ紹介

皆さん、こんにちは。
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今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

早くも9月も半ば。

  7月スタートのドラマが最終話を迎えている。

今期一推しの「石子と羽男」も今週で終了となった。

  そして、10月スタートのドラマの紹介となる。

今回は、放送開始の早いドラマから紹介していきたい。その方が、皆さんの録画予約への気持ちも早いであろうから(笑)。

  まずは「最果てから徒歩5分」。

10月1日午後9時より、テレビ東京にて放映。主演は岡田結実。
 
番宣から「糸井のぞによる同名漫画を岡田結実主演でドラマ化。「生きること」も「死ぬこと」もできない主人公・すもも(岡田)は、自殺の名所から徒歩5分にある“オーベルジュ・ギルダ”を訪れる。店主の言葉を受け、住み込みで働くことになったすももは、さまざまな事情を抱える客と出会い、心境に大きな変化が生まれていく。」

いきなりのシリアスなドラマのようであるが、『不倫報道でバッシングされている女優』『定年退職した日に離婚を突き付けられた男』――彼らは滞在を通して“生きること”に気がつき、再生してゆく。その様子を目の当たりにし、すももの心境にも変化が生まれる、とのコメントもあり、人生いろいろな場面での葛藤とそのリカバリーに共感できるドラマとなりそうだ。テレビ東京放映もある意味楽しみではある(笑)。

  次に「高嶺のハナさん2」。

10月1日午後24時より、こちらもテレビ東京にて放映。主演は泉里香。

番宣から「第1弾で、両想いの高嶺華(泉里香)と弱木強(小越勇輝)は晴れてお付き合いを始めたものの、2人の恋愛レベルは小学6年生のまま進展しない。ハナを嫁にしたい部下・更田元気(猪塚健太)や、弱木を慕う天井苺(香音)も気が気でない。そんな時、淀屋橋うめ(中村里帆)と不動凪(小柳友)が商品企画部へ転属してくる。ハナの憧れの先輩で、密かにハナに想いを寄せる不動。弱木の同期でやたらと馴れ馴れしく商品企画部の人間関係をかき乱すうめ。二人の登場により、また新たに多角関係の恋愛模様が動き出す中、ハナと弱木がまさかの破局…!?バリキャリ美人OLの恋愛赤面ギャップ満載!?青春オフィス・ラブコメディ第2弾!」。

やはり面白そうである。とにかく見ていて単純に笑えるドラマであり、お気楽なドラマと言える。そして、このようなドラマがかってのゴールデン時間帯ではなく、深夜での放送であることが嬉しいではないか。

  その次に「ファーストペンギン」。

10月5日午後10時より、日テレ系列。主演は奈緒。更に周囲を固める男優人が多彩である。

番宣は「縁もゆかりもない漁業の世界に飛び込んだシングルマザーの奇跡の実話を基に、森下佳子のオリジナル脚本で描く“リアル・サクセスストーリー”。寂れた港町に移り住んだ若きシングルマザー・和佳(奈緒)は、一人の漁師と出会い、漁船団の立て直しに協力することに。和佳は素人ゆえの大胆さで、革命を起こしていく。」

ちなみに「ファーストペンギン」の意味は、もともとペンギンとは臆病な動物でなかなか海に飛び込めないのだが、勇気ある一匹のペンギンが海に飛び込むと、次々に後を追って大勢のペンギンが飛び込んでいく。その第一歩を踏み出すペンギンをファーストペンギンというらしい。

  そしてこれはリアルストーリーだという。

事実に基づいたドラマ。感動のストーリーの予感がする。

  続いて「帰らないおじさん」。

10月6日午後11時より、BS-TBSにて放映。主演は光石、高橋克実、橋本じゅん。

番宣は「西村マリコによる同名漫画を光石研主演でドラマ化。働き方改革によって“アフター定時”という自由な時間を手に入れたおじさんたちが、自らのアイデアによる“金のかからない楽しみ方”を見いだしていく。おじさんたちのリーダー格で銀行の支店長・星さんを光石が演じる他、高橋克実、橋本じゅんらが出演。」

  まさに我々世代の今を捉えたドラマであろうか(笑)。

働き方改革は、我々世代の生き方であり仕事観を一変させた改革である。そして今でも、この改革とは自分にとって、そして日本にとって何を意味するのかと問うのである。しかし、そのような現実にどう合わせていくかも重要であり、それをお気楽にコメディーとして表現するこのドラマに期待したいと思う。

  更に「最高のオバハン 中島ハルコ」。

10月8日午後11時40分より、フジテレビ系列にて放映。主演は大地真央、松本まりか。

番宣から「女性の本音を鋭く描き出した<林真理子>原作の小説「最高のオバハン」シリーズ(文春文庫刊)を、「妖怪シェアハウス」「民王」など話題作多数の<西荻弓絵>が大胆にアレンジ!。今度は「日本のへそ」岐阜を舞台に、絶滅危機にある伝統文化を守るべく、悪徳政治家や諦めている老人、無知な若者たちを相手にチームハルコが大暴れ!」

まさに痛快現代劇ドラマと言える(笑)。かって痛快時代劇ドラマという表現があったが、このドラマはそれに匹敵する爽快さがウリである。
そして、時代に流されず、その本質を突いた言葉と表現は、ある意味現代の新語に翻弄される我々世代への応援歌としても聞こえてくるのである。よってセカンドシーズンへのリクエストも多かったのではないだろうか。

  そして「恋と弾丸」。

10月27日午後24時59分より、TBS系列にて放映。主演は古川雄大と馬場ふみかのw主演となる。

  古川雄大と言えば朝ドラのエール(笑)。

あの時の御手洗役の古川は最高に面白かったし、そのイメージが付いて回るのである。あのイメージで今回のヤクザの役をやれたら最高にと思うが、どんな演技をみせるのか楽しみである。

番宣は「この物語は、ヤクザ×女子大生と、相反する世界で生きる2人が超運命的な出会いを果たしお互いに惹かれ合い、死と隣り合わせの状況で禁断の愛を育んでいく、史上最高にキケンで、シビレるほど甘い“烈愛”ラブストーリー。」

とのこと。楽しみである。

今回のドラマ案内は、どちらかと言うと従来のゴールデンゾーン(午後8時~午後10時)のドラマではなく、深夜ドラマも多く含まれているが、昨今のドラマの放映時間や視聴率といった数値で選択するよりも、大人が見て感慨を深めるドラマとそして笑えるドラマを集めてみた。

  是非、皆さんもいろいろと検索してみてください。




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2022年9月17日 (土)

成形肉の味比べ

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成形肉。

  精肉売場で拡大されてきている。

特に、冷凍品コーナーで大袋で大陳している企業が増えてきている。

  相場高の生肉の需要低下。

それが一つの要因ではあるが、実際に食べてみるとそこらの赤肉と比較しても、脂身のある牛肉のテイストを感じさせるものがある。

  脂身好きな舌を持つ方には最適な普段の食材。

なのではないだろうか。

  しかし、・・・ 。

成形肉は見た目には、その食感や味を見極めることが難しい。

  見た目はほとんど同じ。

逆に、生肉の場合はサシの入り方や筋の入り方で、食感や味がある程度見えるのであるが、成形肉は食べてみないとその美味しさがわからないのが現実ではないだろうか。

  やはり精肉部門は食べてみての部門である。

だから、安さや量目でのコスパでは図り切れない部門であり、食べてみてからのリピーターを重視しなければならない部門なのである。

  しかし成形肉は安かろうに走る傾向にあるのではないだろうか。

それは、見た目も同じ色目や同じ中身であり、またこの商品を購入したお客様は成形肉の味に関してはあまり関心が無いのではないかという思考があるのではないだろうか。

  しかし私は想う。

成形肉を甘く見てはいけない。

  なぜか?。

肉好きが成形肉を購入して食する場合が多いからである。

  成形肉とは言え焼肉には変わりない。

そして昨今の食品スーパーや業務スーパー、更にはドラッグにまで品揃えが拡大しているのが成形肉である。

  私だったら ・・・ 。

逆に成形肉で差別化をしてでも売り込みを図るべき商品化と思っている。

  味にこだわる成形肉でも価格的には安価で提案できるから。

食べて感動するほどの成形肉を、コトPOPを付けて販売したら、絶対にリピーターが付くに違いない。

  成形肉を食べ比べて思う、今後の精肉部門である。





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2022年9月16日 (金)

売れ筋の変化

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夏から秋冬への売場の変更。

  概ねの企業では完了したことであろう。

何度経験しても想うのは、夏のあの熱帯夜が一気に秋の気配のなっていく短さである。

  加速度的に気温が低下していくこの時期。

よって、この3月から続いてきた夏への提案も、一期に変化の時を迎えるのであり、商品の売れ筋のまた大きく転換していくことになる。

  特に野菜の売れ筋の変化は顕著である。

従来は、サラダ材をとしてのレタス、キュウリ、ともろこし、そして豆類や葉物、パプリカやゴーヤ等が動きの目立つ商材であったが、10月からは完全にこれらの商材と秋冬の商材が逆転していくのである。

  そこに安さ感をどう演出するか。

よって、重要なのは9月の売価設定である。

  9月の売価が10月の期待感となって現れてくるのである。

9月の売価設定で、お客様は自店に対しての経験値を積んでいく。
その経験値が、10月からの期待値として来店動機を高めていく。

  この関係が10月に花開くのである。

だから、今の商売、9月の商売が重要となるのである。

  大根。
  さつま芋。
  白菜。
  里芋。
  ごぼう。
  しいたけ。

これらの野菜類が、冬場の主役となる。

  10月~11月~そして12月。

この冬、そして年末商戦を迎えた時に有利な商戦としていくには、この9月の商売、商いが重要な季節となる。

  “てっちゃん、まだまだ期間はあるよ”

と言っていられるのは、今の内だけだ。

  いずれ10月は目の前に迫ってくる。

だから、9月の今から手を打たねばならないのである。

  従来は一か月に一単品だけを手を打った。

しかし、10月以降の商売を考えると、この9月は、上記単品全てに手を打ち、競合売価を確認しながらの商売が重要となる。

  これは価値訴求を目指す企業や店舗も同じこと。

野菜だけは、来店動機の№1に位置するカテゴリーである。そのカテゴリーで負けているということは、価値訴求を訴える相手のお客様の数を少なくしてしまうことに繋がるのである。

  価格だろうが価値だろうがお客様が来店して初めて効果が出る。

そうでなければ、価値もへったくれも無い。あるのは縮小均衡に陥っていく店舗の未来だけである。

  9月の商売をどう実践していくか。

それは、野菜での競争力を高める時期として取り組む事が重要なのである。





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2022年9月15日 (木)

懐かしい顔

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日、懐かしい顔に出会った。

  それも二日連続で。

二人とも、かって所属した企業の、同じエリアの店長仲間である。

  あるお店をMRしていた時のこと。

店内に入り、精肉の売場を見ていた時のことだ。

  “あれっ、どこかで見た顔だけど誰だ?”

そう思って、胸のネームを見たら、即思い出した。

  あの時の店長仲間だ。

そして、彼に向って、名前を呼んだ。

  相手は自分の名前を呼ばれてキョロキョロし始めた(笑)。

しかし、私の方をなかなか向いてくれない。よって、再び彼の名前を呼んだ。

  ようやく私を見たその顔は怪訝そうな顔つきをしていた。

“誰だっけ?”というような顔つき。

  「てっちゃんですよ。覚えていますか?。」

ようやく、私を認めてくれて、微笑んでくれた。

  まさかここで会うとは思わなかっただろう。

20年ぶりぐらいであろうか。定年を迎え、自分の実家のある場所に最近異動してきたのだという。彼が面白いことを言った。

  「声で分かったよ。」

顔はマスクをしているので、思い出せなかったが、聞き覚えのある「声」で思い出したという。

  自分の声。

ダサい声だと思っている。訛りの入った声に気恥ずかしさを未だに持っている。

  しかしその声が決め手となるのだという。

声。確かの人間の声って、以外に変わらないものかもしれない。

  そして癖のあるイントネーションはその人間特有のものだ。

そして、そのような癖のある声ほど、人からは覚えられているのであろう。あぁ~恥ずかしいぃ―(笑)。

  二人目は翌日の店舗MR。

話題の店舗がオープンした。早速MRに行ったら、そこにいたのだ。

  どう見ても農作業からたった今戻ってきたような恰好。

首に巻いた手ぬぐいが、見事にそれを物語っていた(笑)。彼はまだ現役の店長として活躍しているが、年齢は私と変わらない為、定年後も店長として活躍しているのであろう。

  彼とは目があった瞬間から認め合った。

どう見ても忘れ得ない顔と恰好。

  “彼ならこの格好もあり得る(笑)”

彼も、話題のこのお店をMRに来たのだという。彼の店からはかなり遠いが、勉強熱心なのだ。競合店の店内なので、いつまでの世間話をしているわけにはいかないので、ほんの10分程度の世間話で終わったが、私と一緒にMRしていた仲間は、その彼を産直の農家さんの知り合いでもあるのかと勘違いしていたそうだ。

  しかし世間は狭いものだといつも痛感する。

同業者が興味を持つ場所。

  やはりそこは世界を狭くしているのだなぁ~と思うのである。





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2022年9月14日 (水)

国体の思い出

皆さん、こんにちは。
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昨日は「再びのウォーキング」を記した。

  以前から実践していたウォーキング。

この夏の猛暑(毎年猛暑だが)により、約三か月間休んでいたのであるが、先日から復活し、また記録を狙える体にしていきたいと思っている。

  久しぶりに目にしたスタジアム。

当方の家の近くには、近年完成したスタジアムがあり、そこで今年の秋(10月より)に国民体育大会が行われるのである。いわゆる「国体」である。

  “そうだ今年はここで国体なのだ”

思い出したのである。今年の春ごろから、スタジアム周辺では白い幕で「国民体育大会」の開催が謳われていたが、再びのウォーキングによって、新たな謳い文句が見えてきた。

  「いちご一会、とちぎ大会」

という幕が至る所に張られている。

  “いちごの国らしいネーミングだなぁ~”

皆さんもご存知の通り、こちらはいちごの一大産地。そのいちごと「一期一会」を掛け合わせた素晴らしいスローガンである。そして想った。

  “国体かぁ~”

実は私、学生時代に国体でボートを漕いだのである。

  “えぇ~っ、国体に出場したの!”

そう思われる方が多いと思う。確かに競技によっては、国体参加するほどの能力を持っていれば、今頃別の人生を歩んでいたのでは、と思われても仕方がないが、マイナースポーツであるボート競技は、人口も少なく、漕いだ経験があれば、国体出場も可能なスポーツなのである。

  とは言っても県内予選があったが。

なんとか予選を突破して出場した「あかぎ国体」。1983年に開催され、当時大学4年の私は卒業前の国体参加となった。

  その時は榛名湖が競技場であった。

普段は山の中のダムのせき止め湖を利用してボートの練習をしていたため、ある程度幅の広い川で練習していた。よって、左右の距離感のある場所での練習だったため、船がまっすく進んでいるかどうかが体感できたのであるが、榛名湖のような大きな広い競艇場では、自分の船がどのように進んでいるのかさえ体感できなかったのを覚えている。

  結果はともあれ大学生活の最後の思い出となった国体。

あれから40年、とてもとても今更ボートなど漕げはしないし、漕ぎたいとも思わないが、国体のスローガンを見ていると思い出してしまった。

  ボート競技。

今から想うと、なぜあのような過酷な競技が出来たのだろうかと不思議に思う。

  自分のペースで漕げない。

よって、体力の限界を超えてチームのペースに合わせて体を酷使する競技。
だからこそ、チームとしての結束力が重要なのであるが、練習中はよくチーム内で喧嘩した(笑)。

  競技者同士の喧嘩。
  コックスとの喧嘩。

特にボートは、一人のコックス(掛け声を出す役割)とオアズマン(漕ぐ役割)とに分かれて、お互いに向かい合って一つのボートに乗るのである。

  よって声を出すだけのコックスはよく餌食にされた(笑)。

「そこまで言うなら、お前が漕いでみるよ!」等の罵声を浴びせながら、コックスとオアズマンのぶつかり合いが始まる。

  しかし不思議に陸に上がると「同じ船の仲間」。

そんな同じ船の仲間も、大手で活躍している奴らが多い。

  “今あいつ等なになってんのかなぁ~”

久しぶりに、あいつ等と思い出話を肴に飲みたくなってきた(笑)。




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2022年9月13日 (火)

再びのウォーキング

皆さん、こんにちは。
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独立して体を動かさなくなった。

  よって今年の初めごろから積極的に運動することにした。

それが、ウォーキングであった。

  いつしか一定のコースを時間測定して歩いていた。

どこかに、かってのスポーツでの競技性を求めてしまうDNAが宿っているのであろうか(笑)。

  自由に歩くというよりも競技性を求めて時間測定。

そのような方向性に進んでいった、当方のウィーキング。

  よって一定のいつものコースで時間測定が始まった。

それが春の頃からである。

  最終的には1kを何分で歩けるか。

よって、計6kウォーキングするのであるが、1k毎の積み上げでトータル6kを歩ききるため、周囲の景色もほとんど目に入ってこない状態で家に辿り着くようになっていたのである。

  イイカンジで毎日が充実してきたのである。

が、いつしか季節は6月。

  今年の6月は早くも梅雨明けとなっていた。

熱中症のリスクから、ウォーキングを中止していた。

  確かに暑かった。

ウォーキングに慣れていない私は、外に出るのをためらい、結果、今の再開になってしまったのである。
きっかけは、9月に入り朝晩の涼しさが増してきたことと、日の沈みが早まり、6時には太陽が西の空から消えていくようになったからである。

  “日が沈めば涼しさ倍増だ”

そんな思いから、勇気を出して(笑)、外に出た。

  日陰に入ると一気に涼しさが増してきた。

更に、5時ごろからだいぶ太陽が西の空に傾いていたので、外を歩いていても日差しが建物の陰になって、日差しがさえぎられるのである。

  これには驚いた。

まだまだ日差しが強いのであるが、以外に自分の体に日が当たらない。

  よって初日のウィーキングは快適であった。

しかし、翌日からの筋肉の痛みも同時に体を襲ってきた(笑)。当然であろう、約3か月振りのウォーキングなのだから。

  しかし不思議なもので3日目ぐらいから筋肉が慣れてきた。

二日目の筋肉痛が数日歩くごとに消えていくのである。

  体の慣れが早くなってきたのである。

一度継続してきたものは、ある程度のタイムラグがあっても体が覚えているものだ。しかし、再開したからそれで済んだが、完全に止めてしまえば復活には相当の時間がかかることも承知できる。

  さて、そろそろまた記録を狙っていこうかと思っている(笑)。




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2022年9月12日 (月)

自らのコンセプト

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店舗コンセプト。

  今コンサル先の企業に提案している。

セミナーで提案している店舗コンセプトであるが、先日、ある企業のコンサルに入った時のこと。
その店舗は所属するグループから独立して、店舗を立ち上げたのであるが、その独立した社長と会話する機会があった。

  一番の独立理由とは?。

そんな話になり、その方が言うには、従来は営業部長として活躍していたが、その役職になるとトップからの指示命令を各部署や各店へ伝達する役割が主であり、自らの理念や考えをメインに組み立てて部下達に話をするというよりも、トップの意図を組み入れて、そこから現場の現実や自らの指向性を多少取り入れての具体策を現場に行って話をする機会がほとんどであり、なかなか自らの理念を軸にした店舗運営が出来ないという不満があったという。

  よってトップから独立の話に乗って今があるという。

企業のトップや上司の考案した理念、コンセプト、そして方向性を受けての、現在の自分の仕事を組み立てていく。

  企業に入社してからずぅ~っと、実践してきたスタイル。

おそらく、概ねの従業員であり、店長であり、部長、取締役は、トップという絶対的な存在のコンセプトを如何に具現化していくかを、組織内で実践していくかが問われる仕事を、ごくごく当たり前に今でも実践しているのであると思う。

  当然私も当時はそうだった。

そして今、こうして独立してみると、その社長が言う「自らのコンセプトを立案し実践する楽しさ」が非常に理解できるのである。

  自ら考え自ら行動する。

働く従業員にとって、これほどやりがいのある仕事の仕方はないと思う。

  それは店長でもチーフでもましてやパートさんでも。

そしてそれを可能としているのが、この小売業界なのである。ここでは、パートさん一人一人が発注も持ち、自らの考えで計画発注を実践し、そして売場を作り結果が出る。

  自ら考えて実践した売場に対するお客様からの評価。

それが、翌日にはデータとして確認出来るのである。自らの実践を自らが評価し、再び今後の自らの仕事へ役立てる。

  売上は小さいがやりがいは大きい。

それがこの業界の特性であると言える。

  しかし店長職以上となるとそこが課題となる。

なぜか?。

  自ら考える領域が狭まっていくから。

トップに近づけば近づくほど、どちらかと言えばトップの意向や方針に左右されやすくなっていくものである。

  逆に専務や常務や営業部長ほどトップに左右されやくなっていくもの。

そしていつしか、現場で営業をしていた時ほどの自らの発想や独自性を失っていくものである。

  独立した社長は今が一番楽しいという。

周囲からは、休日等の現実から労いの言葉を多くいただくが、そんなことよりも、自らコンセプトを立案して、それを現場の担当者達や店長と実現できるという達成感があれば、どんな疲労感も感じないと言っていた。

  まったく同感である。

私自身も企業に属して店長をやっていた時のほうが、よほど自由な時間(なにもしないで休める日)があったが、それでも全てを自ら発案し、行動し、そして結果をだせるという環境は、代えがたいものである。

  是非皆さんの中からもそんな経験をしてほしいものである。





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2022年9月11日 (日)

泰時の成長

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鎌倉殿の13人。

  いつの間にか9月も半ば。

残り三か月余りで今年の大河ドラマの終焉を迎える。

  “ここからスピードアップしていくのかぁ~”

ここから、更に御家人たちの内紛が生まれ、鎌倉幕府創設以来の人材が離れていき、そして後鳥羽上皇の承久の乱が起こり、北条義時が鎌倉の御家人達を引き連れて京に上り、朝廷軍を平定する。

  そしてその後を受けた義時が御成敗式目を制定するのである。

おそらく、それらの流れを今回の大河ドラマでは描いていくのではないだろうか。

  最後は乱世を評定する法律を泰時が作り上げるという結末。

それが今回の大河ドラマのストーリーなのであろう。

  北条泰時。

御成敗式目の制定者であるが、歴史の授業では御成敗式目だけが独り歩きしていき、自分の記憶の中での制定者が浮かんでこなかった。

  しかし大河ドラマにてそれが明確になったのである(笑)。

そしてその父親が北条義時。そのオヤジが北条時政という繋がりも記憶に無かった。

  記憶にあるのは北条時政と北条政子。

そして北条政子に至っては、怖い独裁者というイメージが覆われていた。

  尼将軍として御家人達をまとめ上げた人物だから。

男勝りの女性というイメージが凝り固まっていたのであろう。

  そして今回の鎌倉殿の13人。

登場当初は、ユニークな描かれ方で話題となった。そして小池栄子がそれを彼女のキャラクターで演じるから、そこから鎌倉殿に入り込んでいったのである。

  しかし御成敗式目を制定したのは北条泰時。

このドラマでは、義時の息子として成長していく過程を描かれているが、いずれ義時の死後、いままで抱えていた御家人内のトラブルに対しての、正式な決まり事を制定することで、その秩序を公文書として公開し、裏表の無い組織を作っていくかをまとめたのであろう。

  結果としてその法律は江戸時代まで存在感を持っていたのである。

そして、そこに至るまでの鎌倉幕府の不安定な時代と、頼朝から義時に引き継がれる組織運営手法、そこから多くを学んだ泰時、時房らがより安定した社会にしていこうとの願いを込めた法律であったのだろう。

  しかし現在のドラマの段階はまだそこまでには届かない。

まだまだ、内部紛争があり、朝廷とのいざこざがあり、義時の暗躍が必要な段階である。

  北条泰時、そして時房。

今後の成長と活躍が楽しみとなってきた。



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2022年9月10日 (土)

基幹店

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企業内での一番店。

  このような店舗は基幹店と呼ばれている。

そして、どの企業も基幹店の売上を死守しながら、そこの売場を実験代としていろいろな商品や売り方を試し、成功事例を他店舗へ水平展開して既存店の活性を図っていく。

  そういう意味では基幹店は重要な存在となる。

基幹店で挑戦しているか否か。

  これはその企業の未来を語る上で需要である。

企業の大小を問わず、伸びてきた企業はいずれも既存店を踏み台にして拡大し、その踏み台を超える店舗を出店しながら、基幹店をどんどん変えながら成長していく。

  よっていつまでの同じ店舗が基幹店ではない。

とはいっても、そう簡単に出店時から基幹店になれるほどの好立地に出店できる可能性はどんどの少なくなってきている為、基幹店の存在を大切にしながら、それでも守らずにその店舗で、その企業の明るい未来を描ける挑戦をし続けていく事が大切なのではないだろうか。

  基幹店の改装。

そんな機会を利用して、基幹店を更にブラッシュアップして、その企業の最先端の考え方を基幹店で立証し、そこからの成功事例を如何に増やして、既存店へ導入出来るか。

  ここにその企業の将来性が見えてくるのである。

よって、既存店で商品開発、レイアウト導入、そしてオペレーションの改善を図っていくという挑戦は常に実践していかなければならない。

  そこが企業の明日を握っているのではないだろうか。

そして、特に成長企業の既存店での改装を見ると、惣菜への注力が特徴的である。

  素材から惣菜への注力。

基幹店で惣菜を伸ばしている企業ほど、全般的に好調さをキープしていると言える。

  そしてその惣菜での成功事例を素材へ導入。

そうやって、素材から惣菜へ、そしてまた素材へと連動しながら、食というものの深堀を図っていくのである。

  結局は素材で惣菜が作られる構図は同じである。

だから、惣菜ほど自社の素材を活かし、結果として自社の素材の深堀が図られていくのである。

  そんな連動が店舗を一個の商品として強化していくのである。

今後は惣菜が利益を生み出し、そしてドラッグ等のディスカウントに対抗し、ネット販売にも対抗していけるのである。

  特に地方の中小はそんな構図を描いていなけばならない。

そして、惣菜での商品開発力がその企業力を左右していくであろう。

  最終的には惣菜にどれだけ人材を投入し育成できるか。

それがリアルに地域で支持される店舗になっていくのであろう。


 

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2022年9月 9日 (金)

季節の先取りとは

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先日のブログで、

  上半期を終えて、を記した。

自分自身の下期へとの行動と、店舗における秋型への切り替えを記事であった。

  そこで記した夏型商材の転換への対応。

8月という月は、お盆商戦を上期最大の量販期とはしながらも、事実上の夏型商材(涼味商材)は徐々に売減らしを図りながらお盆商戦に突入し、夏がた商材を一掃させながらお盆後には秋型へ一気に切り替えていく転換点であることを記した。

  旬の先取り。

この業界でもよく使われる言葉である。しかし旬の先取りをするには過ぎ去る旬の売りきりが連動しなければならない。これが対になって初めて旬の先取りが可能となるのである。

  概ねグロサリーがメインとなろうか。

生鮮は日付があり、鮮度劣化があり、最後は腐っていく商材であるから、必然的に過ぎゆく商品は整理されていくが、問題はグロサリーだ。

  腐らないから手を打たない。

結果的に、旬の終わりに、売り切れずに売場に放置されるのである。

  旬の先取りの前提としての売切り。

これがセットで実践されないと、旬の先取りは口先だけのことになってしまう。

  それが9月であり4月の時期の重要項目である。

そして、9月の入れ替え時期は、その前月が8月のお盆商戦であるから、どうしても在庫は過多になりやすいし、7月いっぱいが最大ピークとなっているわけだから、その直後の8月から一気に売減らしと言われても、どうしても体が付いていかないのが常である。

  そこが経験年数の違いであろうか。

要は、8月の上旬、中旬、下旬での売れ筋の変化を嫌というほどに経験してきた人間は、8月を割り切りの月と捉えているのである。

  それが旬の先取りの第一段階なのである。

旬の先取りとは、これからが旬だという秋冬型の商材を思い切って入れることではなく、その前提としての売場を空けるということであり、その繋ぎをうまく連動させることである。

  その為に商品特性を見極めるのである。

気温の微妙な変化に応じて、一気に動きが止まるカテゴリー、とは言ってもなかなか9月10月までだらだらと売れるカテゴリー、等が存在する。

  しかし昨今は9月の天候の激変が顕著である。

よって、春から夏への転換点よりも、夏から秋への転換点のほうがより一層急速な気温変化があり、よって商品動向も一気に変化していく昨今の気象事情がある。

  それを踏まえた秋への旬の先取りを実践しなければならないのである。


  

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2022年9月 8日 (木)

食品商業10月号の発売

皆さん、こんにちは。
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毎月8日が月刊食品商業の発売日。

  そして本日が10月号の発売日である。

当方は従来から継続している

  「ファイブマネジメント」は競合編。  
  「52週MDマネジメント」は11月編。

の執筆となる。

  ファイブマネジメントはいよいよ競合マネジメントとなる。

データコムセミナーの中でもとりわけ人気のあった「競合対策セミナー」。それもファイブマネジメントの競合マネジメントを更に詳細にした内容である。

  今や企業業績を大きく左右する競合店の存在。

しかし企業によってその捉え方は大きく異なるのも事実。

  “うちは競合店に左右されないよ”
  “自社の顧客対策を実践するのみ”
  “基本の徹底こそが競合対策だよ”

いろいろな見方があるのも事実である。

  しかし・・・ 。

実際は競合店の出店やその商売方法に、自店の業績は大きく左右されているのが実際ではないだろうか。

  事実競合店が出店すると10%前後は影響してしまうという結果。
  更に競合店が閉店しても同様の影響がプラスで発生するという。

いずれにしても、競合店の存在が自店の業績を左右しているが故に、その競合店と如何に競合(共存)していくかが大きなポイントとなるのである。

  しかしそれはあくまでも基本が確立されているという前提である。

そこに経営者は疑念を頂くのである。

  “基本も出来ていないのに競合店対策?”

そう考えるのは当然であろう。しかし、業績は待ってはくれない。

  基本が出来ていようがいまいが競合店との関係は永遠に続くのである。

そして業績の安定している企業ほど、競合店との関係においても常に優位な環境を生み出しているのである。

  競合店との優位な環境?。

そう、最終的には、競合店との関係においても、常に自社や自店が優位な環境を構築しているから、競合店の商売に対して大きな影響を受けないで自社や自店の業績が安定させることが可能となるのである。

  その環境設定とは?。

そのようなテーマで、食品商業10月号から3回に渡り競合マネジメントを執筆していく予定です。

また52週MDマネジメントは11月編。

  秋も深まる11月のMD。

どんどんホットメニューが動いていく月となる。

  また毎年11月第三木曜日が「ボジョレヌーボー」の解禁日。

ここから洋風メニューを12月後半のクリスマス商戦までに定着させていく事になる。ここでの洋風メニューの育成が12月商戦を優位に進めていくポイントとなろうか。

そして「値上げ時代の販売強化策」。

  今月号の特集となる。

ここでも当方の荒利獲得術を執筆しているので、是非、参考にして頂きたい。

  このような一時だけの対応から脱却した対応を記している。

今月号も楽しみな記事が盛りだくさんとなろう。
  


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  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
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8月3日(水)開催の「52週MDセミナー」(9月編)の一部を公開致します。

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是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
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食品商業10月号が発売されました。
10
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
「値上げラッシュ時代の販売強化策」
  グロサリー全般の6つの利益対策

お楽しみください。










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2022年9月 7日 (水)

教育の原点

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


この業界(小売業)にとって、部下育成は将来の企業を支える人材の育成であり、いずれその人材が自分を支え、企業を背負う存在となっていくのである。

  よって部下教育とは重要な上司の役割となる。

しかし現代は、部下教育とは言わない。

  部下育成である。

教育というワードは、どうしても一方通行の教室型をイメージし、そしてその内容も、上司がマニュアルや自分の経験からの成功体験を一ポイ通行的に伝達して終わり、というイメージ。

  しかし受け取る側には一切配慮しない。

伝えたからには、出来て当たり前。出来ない部下は落ちこぼれていけ。付いて来れる奴だけが生き残る、という戦前の発想かもしれない。
しかし、私は想う。

  “いや戦前から部下育成は存在していた”

それは、山本五十六が言った言葉。

  「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」

名言であるが、実はその後にも続くのである。

  「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」
  「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
  「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

このように、人材育成を戦前から正確に把握して言い伝えてきた名言があるのである。

  いつしか敗戦とともに途切れてしまった格言かもしれないが。

私の体験談。

  ある企業にコンサルに入った。

いつものように、売場を青果の入口から歩き、そして幹部や店長、そして部門チーフにいろいろと指摘していく。

  「はい分かりました。今すぐ直します」

そこにいる受講生全員で、私が指摘した内容を現実に、その場で実践しようと行動し始めたのである。

  私にとっても初めての経験である(笑)。

当初は、どのように実践するのかを見ていたが、私の言っているイメージと異なる改善をし始めた。

  よって当然ながら私も手伝いながら改善をし直した。

結果として、私が指摘したイメージ通りにその場が改善されていくのである。

  それが店内一周しながら実践していくのである。

確かに多くの指摘は出来ない。

  限られた時間内で全ては出来ないから。

しかし、重要ポイントに絞って私も指摘し、それが私のイメージ通りに改善されていく。

  このスピード感とリアル感。

私のイメージ通りに改善されていくわけであるから、その後の結果もある程度見通しが立つし、それでも改善しなければ私の指摘が間違っていたことになる。

  逆にこちらも言いっぱなしではいられない。

だから、コンサル終了後の何かと業績報告を受けたがるようになる。

  “その後どうなのかな?”
  “数値は付いてきたかな”
  “次はどう改善させるか”

そこからの関りが深くなっていくのである。

  “この考えは店長と部下にも当てはまるな”

店長が部下に、一方的に指摘する。そして後日その事を確認する。

  “まったくやってないじゃないか!”

しかし、以外にそれは発信者と受信者との意識の違いであり、受信者は発信を受けて実践したと思っていたが、発信者のイメージではなかったっから、全くやっていないとの認識となって大きなギャップを生むのである。

  これがその場で共同作業で売場を改善したならば。

店長が具体的に「やってみせる」ことで、店長のイメージ通りの売場が現実の出来上がっていくのである。それも共同作業による共感を得ながら行動に移るのである。

  確かに多くの実践は難しい。

しかし、確実により効果の高い部分を改善することになる。

  一つでもいいから指摘事項を共同で改善する。

このことが、どれほどの部下育成になるか。

  教育の原点とはこのことではないだろうか。





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2022年9月 6日 (火)

DNA の不思議

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日のNHKプレミアム。

  「ヒューマニエンス」。

テーマはDNA。

  私自身も今一つ難解なテーマである。

逆に女房は学生時代に生物を得意としていただけあって、G,A,T,Cが言えたのである。

  G~グアニン
  A~アデニン
  T~チミン
  C~シトシン

の4つの塩素から構成されているDNA。

  その4つの塩素の二つづつの組み合わせの配列がDNAということらしい。

しかし驚くべきは、今回のヒューマニエンスで紹介していたのであるが、有効な遺伝子はその配列のわずか2%程度であり、それ以外の98%は遺伝子に見せかけた意味のない配列であるということがわかってきたのだという。

  その無意味な配列をヒューマニエンスでは「ガラクタ」と表現。

なんと人間の体を構成するDNAの98%はガラクタであるという(笑)。

  しかしその98%のガラクタが持つ意味が興味深いのだ。

そのガラクタの存在理由の一つに、ウィルス等から意味を持つ遺伝子を守るために、無意味(ガラクタ)の遺伝子が敵から重要な遺伝子を隠す働きをしているという。

  要は敵から身を守る為の存在。

確かに、98%のムダな遺伝子がわずか2%の有能な遺伝子の周囲に張り巡らされていれば、敵(ウィルス)はなかなか標的を探し出せないであろう。

  有能な遺伝子が目立つ存在であれば。

ウィルスからの攻撃を受けやすく、簡単にその遺伝子が標的となり、人間の遺伝子は子孫へと受け継がれなくなっていく。

  子孫繁栄の基本的な構造なのである。

なるほどと納得してしまうような、人間の構造であり、その延長線上に我々人間社会の構造が横たわっているのかと感心してしまった。

  子孫繁栄の行動が人間の体内から仕組み化されているのだ。

そう考えると、ムダとはなんぞや、ということになる。

  この世の中にムダは無いのではないか。

全ての存在は必然であり、意味があり、そして存在価値があるのではないか、という思想。

組織の中でもう一度自問してみる。

  “この存在は本当に無駄なのか”

それを、コウモリの目でいろいろな角度からとらえ直してみる。

  それも意味ある存在との関係から。

そうすることで、その意味ある存在にとってなくてはならないムダであるならば、それは必然なのであろう。

  また、将来のこの組織にとってはどうなのか?。

そのような視点も重要であろう。

  今は不要でも未来の構想にどう関わるのか。

そこから、今のムダが将来活躍する存在に転換していくかもしれないし、それが見えたなら、今の無駄を未来型に変更していくこともあり得るだろう。

  逆に今が有能でも未来はどうか?。

そんな視点も必要かもしれない。
 
  効率が求められる時代。

とは言いながら、今の効率化が未来の組織にとってどう影響してくるのか。

  未来の組織や企業にとって有効に作用させたいものである。




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2022年9月 5日 (月)

上半期を終えて

皆さん、こんにちは。
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小売業界は8月商戦を終えて一休み(?)。

  しかし我々業界(コンサル業界)に一休みは無い(笑)。

逆に、この時期における売場の変更や重点商品の変更、そしてレイアウト変更等、店舗への提案は従来以上となる。

  特に夏から秋冬への売場変更とその提案は重要となる。

単に売場の変更であればそう難しいことではないが、変更しただけではなく、売り込む商品自体も大きく変えていかねばならない。

  特に生鮮、特に野菜の単品。

それはいずれ話をしていくとして、当方のメニューも多少の変更を加えていかねばならない時期が来た。

  てっちゃん塾を立ち上げて一年以上が経過した。

当初作成のメニューを柱にしながら、リモートセミナーやリアルセミナーを繰り返しながら研修をこなしてきたが、特に単発のセミナー等を実施しようとすると、一度使ったネタは使えない。

  より現実に直結した話題とネタに特化しなければならない。

そう考えれば、毎回のセミナーのネタであり資料は、その都度進化していくことになる。

  それがこの9月から新たなメニューとして加わることになる。

その資料作りを今現在進めているところである。

  改めて52週による重点商品のピックアップが重要なのである。

それは、企業毎に昨年の52週MDは市場での出荷量にて何を売るべきなのかは見えるのであるが、そこに競合店という存在と比較した場合に、自社や自店の位置づけを明確にして、如何に秋冬型の商材をこの9月という時期に、お客様へ提案するか。

  この提案の仕方次第でこの冬そして年末の結果となるのである。

そう考えると、9月とはまさに分岐点。

  この9月で年末は決まると断言できる。

だから、9月は勝負の月なのだと今更ながら思うのである。

  それだけ9月という端境期は商品動向が大きく変化する。

もっとも、夏至が6月20日前後であり、そこから日没は早くなっていくのであるから、8月のお盆商戦後は気持ち的にも「秋の到来」を肌で感じる時ではある。

  そこで重要なことがある。

9月に商品を入れ替えるということは、お盆商戦で攻めるカテゴリーと売減らしするカテゴリーを明確にしていくことが必須なのである。

  そうしなければ9月での入れ替えは不可能となる。

特に、昨今は天気や気温の変化が激しい。

  寒くなるときは一気に寒くなる。

よって、8月に仕入れた涼味や飲料が9月になってもさばききれないという事態に陥るのである。

  その攻めと守りが9月の売場を決定づける。

ずばり商品の入れ替えがスムーズに行われている店舗と、未だに夏型の商材が売場に大陳されている企業があるが、お盆商戦で更に涼味関連を突っ込んだ企業は、その後の入れ替えが難となろう。

  それだけお盆前に集中した商品やカテゴリーが激変するのである。

だから、盛夏商材の売り減らすタイミングは重要であり、そのタイミングを店舗毎に実践できるかどうかが、より重要な課題となる。

  特に飲料と涼味類であろうか。

まだ生鮮は鮮度があり賞味期限が短いが故に、盛夏商材も慎重であり商品自体も入荷しなくなってくるが、グロサリーは別だ。

  旬の先取りはせよ後取りはご法度である。

9月とはいろいろな意味で勝負の月となるのである。




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2022年9月 4日 (日)

演技力

皆さん、こんにちは。
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今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

俳優の演技力。

  俳優にとってはその実力こそが命。

それは男優もそうだし女優も当然である。

  特に女優の方が演技力の差が出やすいのかもしれない。

一件女優は美しさやスタイル優先と思われがちであるが、その演技力に引き込まれる視聴者は多いと思われる。
今期ドラマでは、多くの若手女優が各ドラマで演技力を披露している。

  「魔法のリノベ」の波留。
  「競争の番人」の杏。
  「ユニコーンに乗って」の永野芽依。
  「テッパチ」の白石麻衣。
  「石子と羽男」の有村架純。
  「オールドルーキー」の芳根京子。

らが、今期の主要ドラマの女優陣であろうか。

  上記の中で波留の演技力が二つに分かれている。

このドラマの当初は、私も波留の演技が以前よりも単調になったなぁ~と思って見ていた。

  どちらかというと前期の間宮祥太朗見たさで視聴していたのである。

しかし、ここ最近の間宮祥太朗を意識し始めた波留の演技力は流石だとおもうようになってきた。

  特に彼女の表情と目の動きに引き込まれてしまう(笑)。

表情と目の動きで彼女の今の心境が読み取れるほどに、見ているものを引き寄せるのである。

  目は口ほどにものを言う。

そんな諺(ことわざ)が彼女の演技にはしっかりと現れているのである。

  不安に満ちた目の動き。
  安心しきった目の動き。
  怒りを感じた目の動き。
  相手を想った目の動き。

いろいろな場面で、彼女が見せる表情。そして目の動き。いろいろなシチュエーションでの彼女が魅せる目の動きは視聴者を引き付けるのである。

  それは他の女優には無い表情の出し方である。

しいて言えば、有村架純は波留の持つ目の表情と同時、その目の動きと連動した体の振舞いも上手い。

  アップの多い波留の映像。
  上半身が多い有村の映像。

そのような違いが、ドラマの写し方にも現れているのであろうか。

  そして今回の「魔法のリノベ」。

ここに来て、恋敵が現れたり、弟から求愛されたり、元彼とも切れないし、という環境で、これからの流れが楽しみである。

  毎週月曜日の「魔法のリノベ」。

波留の表情をお楽しみください。




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2022年9月 3日 (土)

店舗スタディ

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店舗クリニックとはよく使われる言葉である。

  しかし店舗スタディーという言い方はしない。

なぜなら、同じグループ内で店舗を皆で見に行くということは、そのお店に対していろいろな視点からアドバイスをしてあげて、企業側店舗側に勉強してくださいというイメージがあるからである。

  だからクリニック(治療)という表現をするのである。

しかし実際には、指摘事項もあれば学ぶ部分もあるのは確か。

  特に事前にこの日をわかっていれば尚更だ。

このような場面では、どちらかというと普段の売場よりも店舗側が意識をして普段よりもいい売場を作ろうと意識することが多い。

  よってクリニック側が自店を振り返っても学ぶところが多くなるのである。

しかしそれらはあまり口には出さずに、必死にアラを探して指摘する。

  “これが俺の力だ能力だぁ~”

とばかりにいろいろな意見を言うことが、クリニック側の役割であるという認識なのである。

  確かにいろいろな意見を聞くことも重要である。

更に、一人の意見は店舗側だけではなく、クリニックに来ている全員が参考になる場合が多い。そのような意見交換をしていろいろな視点を身に付ける場としての店舗クリニックの意味が大きいのであろう。

  またそのような意見交換の場が無い店舗視察もある。

その場合は、店舗視察であり店舗MRという表現が多い。

  店舗MR(マーケットリサーチ)。

お店や商圏を調査するという意味である。この場合は数店舗の同業店舗を視察して、企業別個店別の品揃えや価格設定等を比較して、営業店舗の商売の仕方の強み弱みを探り合い、そしてその商売の仕方を自店にも取り入れようとする活動である。

  その地域で勝ち抜いている店舗から学ぶのである。

もし自店の隣の競合店と戦う上で重要な部分はどこか?。もし隣に大型店が出店したら、そのような環境で健闘している店舗をMRするし、もし隣に強力なディスカウンターが出店したら、そのような環境で影響を受けていない店舗を視察する、という具合である。

  競合店を視察する場合は「MR」という表現を使いことが多い。

それは、自店と比較して競合店の商売の仕方や品揃え、売価設定等を常に定点観測し、そこから競合店と比較して自店により多くのお客様を吸引する為に、どのような施策が必要かということを常に思考していくための競合店視察である。

  いずれにしてもエリアの競合店との関係が業績の全て。

現代では競合店の無いエリアはほとんど無いし、もしその競合店が一店舗でも存在しなければ自店の業績(売上・利益)は大幅に拡大し、企業業績を底上げすることになるから、競合対策は必須であり、競合店からお客様を吸引して自店の業績を改善することが一番の近道であることは間違いない。

  しかし視点を変えれば競合店といえでも同じ営業の仲間。

競合店から学ぶ部分も多いし、そのような視点で競合店を見なければ、自企業や自店の独りよがりな商売となり、いつしか顧客がリピーターとして再来店しないお店となって縮小均衡に陥っていくことになる。

  そんな店舗をいくつも見てきたのである。

だから、店舗スタディーなのである。

  学ぶ部分をいくつ発見し自店に導入出来るか。

自店に導入して、逆に強みとして差別化出来るか。

  これが出来たら最大の競合対策となろう。

相手の強みを潰すことになるわけであるから、相手の強みによってお客様はそのお店のリピーターとしてそのお店の屋台骨を支えてきたのであるが、その支えを失う対策を打つことが、より相手へのダメージを与えることになる。

  それが店舗スタディーなのである。



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2022年9月 2日 (金)

十五夜への対応

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今日は十五夜がテーマ。

  なぜか?。

今年の十五夜は早い。

  9月10日(土)が十五夜となる。

通常であれば、9月半ば以降から後半に位置する十五夜であるが、今年は10日と二週目の土曜日が十五夜となる。

  十五夜。

これも非常に地域性の高い日本の催事である。

  十五夜は芋名月。
  十三夜は栗名月(豆名月)。

と言われており、どちらか一方だけやることを片見月(かたみづき)と言い、日本人は嫌ってきた。

  だから十五夜と十三夜はセットで催される方が多い。

ということは、十五夜の打ち出しで売れた商品は十三夜でも売れるという流れ。

  但し十五夜の芋名月と十三夜の栗名月は不動。

よって、十五夜では里芋をメインにした料理(例えばけんちん汁)がお供えされ、十三夜では栗をメインにした料理(例えば栗ご飯)がお供えされることが多い。

  そして地域性。

なぜか、海沿いの地域は十五夜の習わしが盛んである。

  月と航海。

その関連性が高いためと言われている。要は、船乗りにとって月は命綱でもある。そこから月を大切にする風習が根付いたのではないだろうか。

  よって海沿いの店舗での団子類の動きはハンパではない。

更に、幼稚園や小学校でもお月見のイベントが行われており、逆に子供たちからのリクエストから十五夜を催す家庭もあるという。

  最近はこのような暮らしの知恵をスーパーから学ぶ時代である。

逆に、我々はこのような歳時記を如何に商売に関連付け、そして提案し、地域のお客様と一体となって食らしを支えていけるのか。

  重要な存在価値を発揮する時なのである。

その十五夜が今年は9月の10日(土)と迫っている。

  来週の土曜日が十五夜。

よって、今週末から十五夜の提案をしていかなければ手遅れとなり、競合店に先を越されてしまうのである。

  地域の情報を取り地域性を知り対応する。

このようなイベントほど、地域の食を担う地方スーパーの出番であり、そこだけは絶対に負けられない存在価値をとしなければならない。
そして常に先手先手を打って、地域のお客様に地域の情報を提供し続ける存在とならなければならない。

  そして3連休が二回訪れる今年の9月。

まだ中小スーパーにとっては二回に分かれてくれた方がリスクが少ないか(笑)。
それが行楽日和と重なれば、食品スーパーの買い出しも増えるであろう。

  しかし今年の8月後半から9月前半は晴れ間が少ない。

天気予報を見ても、当面傘マークが続く。

  9月らしい秋晴れが懐かしいものである。




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2022年9月 1日 (木)

勝負の秋

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今日から9月である。

  早いものだ(笑)。

お盆という一つの区切りが終わり、そして後半戦。

  とは言っても年末までは残り3か月。

12月にはいると、年末商戦へとカウントダウンが始まるわけであるから、11月いっぱいが後半戦の結果を分ける分岐点となる。

  特に9月は十五夜に彼岸とイベントは多い。

9月の十五夜と彼岸、10月の3連休と行楽、11月の七五三とボジョレ解禁。

  12月までの上記イベントと食材への対応。

それが、12月商戦を決定づけることになる。

  そう考えると9月は「勝負の秋」「勝負の9月」と位置付ける必要がある。

9月の十五夜と彼岸、そして10月のまぐろの日等は、「和」のイベントである。

  和と言えば「魚」。

そう、9月10月は鮮魚を徹底して強化していく二月と言える。

  和と言えば煮物、煮魚、焼魚。

そして本来ならば秋刀魚を筆頭に焼魚の需要が高まり、鮮魚部門の商材の需要が高まる時期なのである。
昨今はBBQ商材に席巻されているが、上記の提案と更にはBBQも精肉だけに頼らずに、鮮魚部門でも大いにチャンスのある提案として伸びてきている単品が多い。

  ほたて、えび、いか等の骨の無い鮮魚商材。

今後、鮮魚部門は骨の無い食べやすい商材をどう導入するかが大きな鍵となる。

  焼肉と同様に鉄板で焼いて食べやすい商材。

これの開発が大きな鍵となる。特に秋の行楽においては。秋は行楽、外に出たい季節となり、また家中でもホットプレートで簡単にアラが出ず匂いも籠もらず、そして骨が無くて食べやすい魚が登場すれば、下手な肉ばかりのBBQから脱却して、珍しい魚介類のホットプレートメニューが出来上がり、大いに秋の主役となれるであろう。

  そしてそれをきっかけに年末の主役となる。

よって、9月10月のこの二月の鮮魚部門のイメージアップは、年末商戦を有利に持ち込めることになる。

  何と言っても年末の主役は鮮魚部門。

特に、際になればなるほど加速度的に鮮魚部門の単品の需要は高まるのである。

  その選択肢となれるかどうか。

それが、9月10月の鮮魚部門の地域での存在感の発揮どころで決定してしまうのである。

  そしてそれを支えやすい時期がこの9月10月となる。

季節的にも火を通して食するメニューを欲しやすい時期であり、また鮮魚の商材も大いに出回る時期でもある。

  あとはもう食べ方の提案に尽きる。

そこはある意味「職人」の出番ではなかろうか。更には部門のパートさんの普段の知恵がモノを言う。

  それをコトPOPには売場に提案する。

単に提案すると言っても、売場では実践されないことが多い。

  コトは伝わってナンボ。

そして、やっているつもりでもお客様には伝わっていないことがほとんどである。

  ここまでやるか。

というところまでやってみて、初めてお客様に伝わるものであり、その粘りと徹底度がリピーターを生むのである。

  是非、9月からの鮮魚育成期間を成功させてほしいものである。




PS
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

8月3日(水)開催の「52週MDセミナー」(9月編)の一部を公開致します。

  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら

是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。



食品商業9月号が発売されました。
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当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。





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