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2022年8月15日 (月)

引き出しの中身

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


このブログに何度も出てくる「引き出し」。

  要は個人が所有するブラックボックスのこと。

ブラックボックスとは、仕事上にいろいろな技術はノウハウであり、企業毎に存在するマニュアルという一般的なノウハウではなく、そのマニュアルに沿った業務遂行をするうえで、その個人が独自に習得した思考であり手法であり技術である。

  それはマニュアルのように公開はされていない。

逆に公開できないほどの細部にわたる感覚的な部分が多いからでもある。よって、その感覚を言葉に置き換えようとすると、より多くの枚数が必要となるのである。それは微妙な場面場面によって異なるものであり、更にその場にいて初めて感じる感覚でもあるからだ。

  だから事前に予知することが不可能なのである。

そして我々の商売も52週毎に、毎年異なる環境の下で売場であり作業であり計画を立案実践するのであるから、常に毎日同じ職場同じ店内で上司と部下の関係で同じ屋根の下で働かない限りは、そのブラックボックスは見えてこないのである。

  だから部下は上司に多くを学ぶのである。

その場合には、部下は上司のノウハウを学ぶのではなく、仕事への向き合い方であり、生き方であり人生観を学ぶのである。

  要はマニュアル以外の部分を学ぶのである。

業界や企業に公開されているマニュアルという教本以外の多くを、直属の上司から学ぶのである。

  その根本を学ぶからブレないのである。

マニュアルとは理解しやすいし真似やすいものである。だから全店に導入され、それを企業の土台としているのであるが、個人のブラックボックスとは、言い換えれば状況や環境に応じてマニュアルを応用することなのである。

  その応用の仕方を日々の環境に合わせて学ぶこと。

それが直属の上司と部下の関係であると言える。

  だから部下は上司によってその後の仕事観が変わるのである。

新入社員当時の上司であるチーフ。
チーフ時の店舗の上司である店長。
店長時代の組織の上司である部長。

  そんな関係の上司からは多くを学べるものだ。

いいも悪いも含めて(笑)、その上司の生き方が見えてくるのである。

  まずはその生き方を真似るのであろう。

だから、最初に就いた上司の動作、振舞い、行動が永遠に付いて回るのかもしれない(笑)。

  しかしもっと大切なのは状況に応じた行動である。

それも、マニュアルに記載されていない状況に陥った時の判断と決断と行動と、それに付随する結果であろうか。

  そのような時ほどリアルな人間のマニュアルには無い実践力が現れる。

そして、それを常に背中で見てきた部下にとってみると、それ自体が実践の場でありそれ二度と来ない学びの場となる。
 
  一人一人が異なる能力と強みを有する。

よって、人生は一期一会、常に目の前の上司が自分の一生を変えてくれると信じて就業するという前向きの姿勢が、後悔の無い人生なのではないだろうか。

 



PS
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
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8月3日(水)開催の「52週MDセミナー」(9月編)の一部を公開致します。

  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
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是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。



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お楽しみください。

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
目の前に何が見えるか。
本部は目の前に派閥やら上司が見えるだろうし、現場は目の前のお客様が見えるもの。現場の強みは何といってもお客様と対峙し最新の情報が手に入ること。その楽しさと爽快さに気づけば、遠い存在の本部よりも目の前のお客様との対応からの数値結果に魅了されてしまうもの。誰が何と言うと結果は目の前のお客様がもたらしくれるものですから。

投稿: てっちゃん | 2022年8月15日 (月) 09時17分

どのような動機でこの業界に携わる事になったのは人それぞれでしょうし、私もまさか企業人生を食品スーパーで全うするとは夢にも思わなかったですね。30代までは転職ばかり考えてましたよ。
でもある時この業界の面白さに気がついたのですね。辞める事しか考えてなかったから本部の柵とか派閥を気にする事なくお客様が喜ぶ事ばかり考えてました。結果本部の意向に反した方が業績が上がる事実(笑)。今省みればこの頃に「蝙蝠目」を使う様になってましたね。肩書なんて一時的な物、この業界お客様と真剣勝負して勝つのが全てですよ。その努力を見抜けない上司やトップの存在があったら不運ですが結局その様な輩は淘汰されていきましたね(笑)。自分を信じましょう。

投稿: dadama | 2022年8月15日 (月) 08時26分

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