結果を問う
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
我々の使命は地域のお客様のライフラインを支えていく事。
食事というライフライン。
当然、なくてはならない食を支える業界である。
過去に何度かその真実を垣間見る場面にも遭遇した。
この業界に身を置いて良かった、と思える時が何度かあった。
震災、感染拡大、等の折々。
しかし普段に戻れば、ライフラインを支える企業は豊富にあり、その有難みを顧客が感じる場面はほとんどないであろう。
それでも、我々は、日々の業務から業績を達成し、また達成しようと日々働いている。
結果を求めて。
いくら努力しても結果が出ない時もあれば、努力もしないのに結果が付いてくるときもある。
しかし結果は正直なもの。
それ以前の努力に対して、真摯に報いているのである。
では、結果とは何か。
昨今では概ね「売上昨年比」であり「荒利昨年比」を指す場面が多い。
要は「昨年に対しての比較」なのである。
昨年に対しての比較であるから、昨年の実績に大いに左右されることになる。
そこがミソなのである(笑)。
昨年の実績が他人の努力によって作られている場合には、その他人との競争となる。また、その他人が努力して作った実績なのか、それとも外部与件にて作られた実績なのかによっても、その内容は大きく異なってくるからである。
もし本人の努力と外部与件が重なっていたら。
これはもう、相当の努力をしない限りは、その昨年実績は超えることは容易ではない。
もし本人の努力無しの外部与件での実績なら。
おそらく、自分の努力で一年回る前に、昨年実績を超えることが出来るであろう。
問題は外部与件後にすぐさまいろいろな努力を継続したかどうかだ。
それによって、一年間一回りせずに昨年実績を超えることが出来るか、はたまたその努力をはじめた段階まで経過しなければ昨年実績を超えるることが出来ないのかが決まってくるのである。
要は地道な努力は必ず結果を伴うのである。
しかし、それでもそれ相応の時間はかかるもの。
だからこそ、その努力を地道に継続できるかどうかによって、最終結果は大きく異なってくるのである。
いずれにしても一年間の継続が全て。
それが、昨年に対しての比較という結果の現れ方なのである。
「これを一年やり続けてみな」
しかし、この一年間は長い。その長い一年間を地道にやり続けられるかという忍耐がいるのであるが、その忍耐に耐えてやり続けた人間だけが、その一年間の重要性を知るのである。
だから継続出来るし継続は力なのである。
なんか、今日も精神論に終始したなぁ~(笑)。
PS
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
コウモリの視点が如何にピンチをチャンスに転換していくか。今日カンブリア宮殿の録画を見ていたら、西友を取り上げていました。社長の大久保恒夫さんが店長達相手に、自分は店長じゃないんで売りたいものが売れない、それが出来る店長達が羨ましいと店長会で激を飛ばしていたのが印象的でしたね。まさに今のdadamaさんの境遇ですね。うらまやしい限りです(笑)。
投稿: てっちゃん | 2022年8月 5日 (金) 21時25分
話は逸れますが当社もコロナの脅威が忍びより数店舗で運営が厳しい店舗が出て参りました。私はグロッサリー(出身は生鮮ですが、笑)指導の立場上グロッサリーチーフが自宅待機の店に入ったのですが個人的にお客様目線の売場でなかっのでお盆に向けてのドンデン返しをして参りました。
最低5日、本人が陽性ですと更に5日。つまりお盆期間は私のやりたい放題(笑)。さて結果は如何に。コロナ感染のマイナス要因も蝙蝠目ではチャンス&プラス要因だったりして(笑)。
投稿: dadama | 2022年8月 5日 (金) 20時11分