隣の話声
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
先日宿泊したホテル。
そのホテルで夕食を摂った。
最上階のレストランがレストランでもあった。
入店して席を案内された。
近くで、60代かと思われる男二人大きな声で話をしていた。
私は案内されて直ぐに違う席を要望した。
しかし、生憎それ以外は予約席になっているとうことで、敢え無くその席で食事をすることになったのである。
ついたてがあるので相手の顔は見えない。
その二人は、どちらかとういうと、一人は起業して経営者という感じ、もう一人は別の企業の経営者という感じで、二人の間でいろいろな話題について意見交換?しているようなやり取りであった。
“まぁ少し話を聞いてみようか”
なぜかそんな思考になってきたのである。不思議なものだ。
“少し脇から聞いててみようか”
そんな邪心である(笑)。いろいろな話題の中で出来てきたのが、 孫の育て方に関するお二人の興味深い内容。私も関心のある内容だったので、聞き耳を立てて聞いていた。
「私は孫を甘やかして育てているんですよ。」
甘やかして育てている?。どういうこと?。
「女房にもあまり甘やかさないでと言われていますが。」
それでも甘やかしている目的は?。
「結末を体験させているんですよ。」
結末?。
「小さい時ほど失敗から学ぶもの」
その通りだ。
「そこから成長していくものですよ」
思わず、拍手をしたくなってしまったほどだ(笑)。
人間、失敗から多くを学び、そこから成長していくものである。
しかし昨今は失敗させない為の先手が打たれることが多い。
それを、その経営者は理解して、孫の正しい成長の仕方を実践しているという。
流石、経営者ともなると人間の成長段階を知ってらっしゃるものである。
そしてそれを、惜しげもなく自分の孫でも実践しようとしている。
しかし、私もその意見には「御意‼」と叫んでしまうほど、共感したのである。先日もセミナーで「人材マネジメント」の話をした。
「人材育成の最終段階は自立自走できる人材の育成である」
それが私の持論であるが、それを我が家庭の我が孫でも同様に実践している。
まさにこれが経営者なのであろう。
そう、感心してしまったのである。
初めはこの二人から遠ざかろうよしていた。
しかし、やはりこれもチャンスだったのである。
チャンスとは、いつどのように巡ってくるかもわからない。
巡ってきた時がチャンスであり、その席から離れずにいてよかったと思ったのである。
PS
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
自分の兄弟や家族からの影響は、当然社会人になる以前には大きな影響力があるでしょうね。但し、その後の社会人生活からの成長と共に人間はどんどん変化していくもの。そういう意味では、過去の自分が今の自分の結果なのですが、未来の自分を如何に想像して今の生きるかも重要なのでしょうね。とりあえず、20年後を想像しながら今を生きようとは思いますが(笑)。
投稿: てっちゃん | 2022年8月24日 (水) 07時01分
可愛い子には旅させよの類いでしょうか。
私は一人っ子だったので兄弟の功罪を知る由も有りませんが一般論では一人っ子は融通の効かないワガママ人間に育ちやすいらしいです(笑)。
兄弟の争い?によって人生の縮図を体得していくのでしょうね。私は孫に巡り会えるのかなぁ・・・鉄爺と孫談義出来る日を楽しみにしてます(笑)。
投稿: dadama | 2022年8月23日 (火) 09時04分