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2022年7月21日 (木)

競合対策セミナー最終回

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


本日は、データコム主催の競合対策セミナー。

  好評にて第4回目となった。

当初は3回の予定だったが、1回、2回と重ねる毎にアンケートでの好評な評価となり、第4回目を迎えたのである。

  本日は、当方の実践してきた歴史を振り返って見たいと思う。

特に、ホームページやこのブログにも記してきた内容で、ラスト5年間の新店立ち上げからの取り組み、そして地域の競合店との関係作り等を織り交ぜながら、どのような経緯で42勝3敗へと進めていく事が出来たのかを公開したいと思っている。

  もはや競合店の無いスーパーマーケットは存在しない。

よほど地方のエリアで、過疎化が進んだ地域ならまだしも、ある程度の人口のある地域であれば、多少人口減となっていても、競合店は今後も増加していくであろう。

  そんな中で個店としてどう対応していくのか。

競合店が新規に開店するということは、新たにそのエリアを中心としてお客様が確実にシェアされていくことになる。

  どんなに小さな競合店であろうとも影響はゼロではない。

まして新店が新規に出店しなくても、既存店同士の顧客獲得競争は今に始まったことではない。

  そして競合店のチラシに一喜一憂しているのが現実である。

また、競合店との日々の関係から、顧客を吸引し続ければ売上は右肩上がりになっていくし、その逆であれば右から下がりで年々厳しい状況に陥っていくであろう。

  店舗の業績は競合店が必ず関係しているのである。

そんな環境がどんどん増加しているから、競合対策という言葉が我々業界の重要なワードとなっているのであろう。

  “競合店なんて関係ないよてっちゃん”

意外によく聞く返答ではある
関係無いほどに、圧倒的な支持をあつめているような企業や店舗ならいいが、実際には大きな影響を受けている店舗がほとんどではないだろうか。

  目の前のお客様に最大の関心を持つ。

それは当然のことであるが、ならば実際に目の前のお客様はどのような基準で普段の買い物先を選定しているのであろうか。
そして、その情報に対して自店はどのような対応をしているのであろうか。その情報を知ることとそれに対して直接的に行動することで、より効率のよい業績対策が可能となるのである。

  それは現場で実際に業績を改善してきたからこそ見える行動なのである。

理想論はいくらでも言える。それも現場以外の場所でなら、私だって大いに理想を語ることが出来るであろう。

  しかし現場では現実に競合店からの影響を大きく受けているのである。

更に、人口減となっていく今後の環境では尚更のことであろう。
そんな中での、一店舗一店舗の業績をどう改善していくのか。

  そこに競合店という存在が必ず立ちはだかるのである。

そして、その存在に対して私の現役時代はどう対応し、どのような結果となって表れてきたのか。

  その辺の具体的な話を今回は公開したいと考えている。

ご参加の方は、本日もよろしくお願い致します。



PS
競合対策セミナー全4回が終了致しました。
過去の4回のダイジェスト版を視聴は以下からどうぞ。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら

7月5日(火)開催の「52週MDセミナー」(8月編)の一部を公開致します。

  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら

是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。



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当方の執筆は以下の通りです。
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お楽しみください。




 

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
ファイブマネジメントにおける競合の位置づけは一番最後に実践していくもの。それ以前に商品や人材をマネジメントして販売力を高め、そこから組織マネジメントを学びながら店舗力を高めていく。ようやくその段階で隣の競合店が見えてくるものだと考えます。そこまで店舗力を意識した内部強化という土台作りも充実させたいところですね。

投稿: てっちゃん | 2022年7月23日 (土) 07時24分

敵は内にあり。競合以前に今来店されているお客様と真摯に向き合う。幾らデータ活用だAIだと騒いでもインプットされるデータ(お客様の購買動機)の精度が低ければ導き出される答えもいい加減になってしまいますから。
お客様と向き合えば向き合うほどデータの精度は上がりますしひいては競合対策にも繋がるのですけどね。

投稿: dadama | 2022年7月22日 (金) 19時02分

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