お盆商戦を考察する
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
いよいよお盆商戦も間近に迫ってきた。
地方スーパーほどお盆商戦は稼ぎ時。
しかしこの二年間は帰省の少ないお盆を迎えていた。
特にUターンを見込んだお土産産業は厳しい状況。
と同時に、帰省によるご馳走関係も12日~15日の盛り上がりに欠ける状況であったろうか。
普段の3倍~5倍の売上になる店舗もあろう。
そんな店舗ほど、さて今年こそは、と意気込んでいたと思われる。
さて、今年のお盆商戦は如何に?。
7月も中旬に入ってからの急激な感染拡大。
感染者数は既に過去最高を更新しているのである。
しかし、人々の関心はそこではなく、経済優先行楽優先、そして人流優先の意識になってきているのではないだろうか。
いい悪いは別にしてもある程度の情報が蓄積されてきたのは確か。
よって、以前から言われていたように「正しく恐れる」という意識が更に高まってきているのであろう。
とは言っても最後は「誰が感染してもおかしくない」。
よって、恐れずに従来通りの感染対策をしながら、人流に対しても正しく恐れて対応しようという意識。
それは、帰省する方も、そして帰省される方にもそのような認識が芽生え始めているのだろう。
よって今年のお盆商戦の帰省は昨年以上に高まるであろう。
但し、そこから更に行楽であり旅行でありに行くかどうかは別問題である。
よって、帰省はするが、そこでの内食という暮らしが更に高まるのではないだろうか。
但し以前も記したが今年のお盆商戦は短期決戦。
14日が日曜日の為、帰省のピークは13日、Uターンは14日から15日。そこにガソリン高が輪をかける。
よって、帰省はするが、それ以外への旅行や外出は控える傾向にあるだろう。コロナ感染拡大もそれを控える理由として高まってくる。
そしてワクチン接種。
若年層ほど接種率は進んでいないが、高齢者は4回目接種完了の方も続々と進んでいる。
そう考えると地方の帰省におけるリスク感も減少していると思われる。
しかし、やはり早期決戦早期衰退の今年のお盆商戦に日程。
早期売切りで利益確保を優先すべきか。
PS
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③9月3週(9月12日~9月18日)
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④9月4週(9月19日~9月25日)
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
直前のPCR検査次第で帰省するかどうかを判断んするという方も多いようですね。
早く5類に移行してほしいものです。
でもそうなると、この二年間のツケも回って切るのでしょうが(笑)。
投稿: てっちゃん | 2022年7月28日 (木) 06時44分
本日は某所で極悪予定を控え日付けが変わって早々に失礼します(笑)。当社も今年は帰省が多いと予想しています。但し里帰り=親=高齢者と連想すると長期滞在型では無いかも知れませんね。お供や手土産は動くでしょうが団欒食材はどう出るか?外食を控え内食で感染リスクを抑えるか。
私も母が近くに居るので家族で父の仏前に合掌しに参りますがあまり長居はしない方がお互いに安心かなと感じてます。表からは見にくい心理に悩むお盆商戦となりそうですね。
投稿: dadama | 2022年7月28日 (木) 00時15分