信念と執念
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
さて今日は土用の丑の日。
絶好の丑の日日和となっているようだ。
是非、各企業、各店とも予定通りの販売金額を達成して頂きたいものである。
昨日からの予行演習にて、鰻蒲焼の実演販売をされている方も多くいるであろう。熱中症には十分注意されて実践して頂ければと思うのである。
そして今日は以前の「覚醒」から。
7月18日の記事。
そこで、dadamaさんのコメントに以下のような内容を返した。
信念で仮説立案して
執念で数値検証する
我ながらいいことを言ったものだと、振り返ってみてそう思った(笑)。
仮説立案と数値検証。
全ての行動に対して、このような流れで考え、行動し、そして反省をしてまた次へ挑む。
そのような流れを、一つ一つ捉えた時に、仮説立案する場面では「信念」を以って行動にあたるし、数値検証する場面では「執念」を持って行動するのではないだろうか。
“いやいやそんな覚悟を持って行動してませんよ”
そういう方が多いかもしれない。
しかし成功の裏側には必ず「信念」と「執念」が潜んでいるのだ。
どうせやるなら成功したいし業績は上げたい。
その時にどのような精神状態であろうか。
確たる「信念」を持ってチャレンジしたり挑戦したりトライしたりするのではないだろうか。
その為には自らがしっかりとした信念を持つことが求められる。
求められるし、自らがその信念に支えられて行動する場面が多いのではないだろうか。
何かに支えられて挑戦する。
その何かが「信念」なのである。信念とは何らかの根拠を元にした論理的な勝算だけではない。
その裏側に確固たる譲れない背景が必ずあるものだ。
それは、お客様の為、自社の為、仲間の為、そして自分の為の確固たる想いがあり、その想いが高まってくると「信念」になるのであろう。
そして信念を持って行動したら次にその結果検証が待っている。
結果検証とは一回や二回で終了するものではない。
定着するまで継続していくものである。
よって、仮説立案も同様に何度も何度も繰り返して実践し、その仮説に対して結果がどうだったのか。
その仮説は当たっているのか。
その仮説を今後どう変えるのか。
変えた仮説をどう検証するのか。
仮説立案と結果検証をいつまで続けるのか。
いろいろな流れが生まれていくであろうが、仮説立案の段階から、この挑戦を成功させることを前提で実践するわけであるから、必ず成功させるという強い信念で実践するし、その後には成功させるまで継続するという「執念」が伴ってくるのである。
その執念に支えられるから結果検証が持続出来るのである。
そして「信念」と「執念」に支えられて、PDCAは回り続け、それが企業の文化となっていくのである。
PS
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
今日のコメントは丑の日の話題かと思いましたが、最後に「信念」と「執念」を取り上げて頂きありがとうございます(笑)。
昨日はエリアによってゲリラ豪雨のところもあり、個店格差が出た一日だったようですね。但し感染拡大からの家中需要の伸びが追い風になったことは大きいですね。それも含めた、如何に信念を持って執念で焼き切るか、そして売切るか、最後にお客様の集中は何度も辛酸を舐めてきた我々世代だからこそ持てる執念でしょうか。
投稿: てっちゃん | 2022年7月24日 (日) 09時14分
幸い天気にも恵まれて予定数は焼き切りましたが楽勝の予想に反してお客様のピークを感じなかった土用丑でした。店内告知や予約をしたのにも関わらず昨日が土用丑と知らないお客様が意外と多かった。一原因として毎年大々的にTV CMを流す某大手企業が原料不足の影響で今年は流さなかったのもあるのかと。他人のふんどしで勝負する時も必要と感じた土用丑でしたね(笑)。
弱気になってた店長を無視して在庫の鰻は焼き切ってあとは頑張って売ってねと。案の定夕方より家族連れのお客様が続々と来店され結果、終業時18時過ぎにはほぼ完売。
流れを読む信念と売り切る執念も楽しめた1日でした(笑)
投稿: dadama | 2022年7月24日 (日) 08時10分