10年に一度の猛暑
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
昨日は「20年に一度の梅雨寒」
今日は10年に一度の物語(笑)。
そう、今年の夏は猛暑の予想。
まさに10年に一度の猛暑の予想である。
6月前半は20年に一度の梅雨寒。そして7月は梅雨明けが例年よりも早めで、その後は20年に一度の猛暑の到来。
いやいや今年も例年にも増して異常気象となる模様。
世界的にはラニーニャ現象が今夏まで続く。
よって、今夏の日本が猛暑となる予報は上記のラニーニャの影響から来ているものだと言える。
梅雨明けが早く猛暑の見込み。
その予想から、政府では今夏の国内での電力不足を予想し、今月当初からの節電の呼びかけが始まった。
猛暑。
早い梅雨明け
節電による冷房温度の上昇。
どう見ても、今夏の生活環境は悪化するであろう。
ましてや、マスク生活もある程度は継続されることになろう。
熱中症。
人々の関心はその部分に集中するに違いない。
熱中症対策用品の需要。
我々食品小売業では、今夏の大きな課題として熱中症対策用品をどれだけ前倒しで確保し、前倒しでダイナミックに展開できるかが7月からの課題となるはずである。
バイヤーの商品手配と店舗での売場計画。
これが今月の店長会やチーフ会で話題としなければならない。
もしかするとマスク着用の有無が問われる夏となるかもしれない。
コロナ感染と熱中症のどちらのリスクを優先するのかという議論が生まれるかもしれない。
特に外出しての高温状態でどこまでマスク着用を優先するのか。
最近ではようやく運動公園等でランニングをする方などを中心にマスクを外す空気が広がっているが、とは言ってもまだまだ野外でも多くの方はマスクを着用している。
政府の方針とは言え・・・ 。
という日本人のリスク回避意識は高い。
そのような国民性であるから、自分の体調は自分で守るという意識であり、熱中症対応商品への関心も必然的に高まってくるであろう。
同時に店舗内での節電対応も相当な勢いで実践しなければならない。
店内の冷房の温度設定や店内照明の節電対策もダイナミックに実施せざるを得ない。
日中の照明も相当数、落とされるのではないだろうか。
しかしそれも致し方ないであろう。
2・11当時を思い出すような、店内の売場環境になるであろうか。
当然日中の来店も減少し朝と夜型に集中した来店時間。
夜のリスクを避けて、朝市等を中心とした来店動機を如何に高められるかが、今夏の販促手段となるのではないだろうか。
PS
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次回は6月22日(水)の開催となります。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
dadama流ADMAは
てっちゃん流では「4つのハードル」となります(笑)。
しかし目指す目標と姿は一つ。
売場の感動、立ち止まり、商品選定、購入、そしてリピーターとしての再来店。
そのようなストーリーを描きながら売場のレイアウトを作ることが、売る楽しさに繋がるのでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2022年6月14日 (火) 09時59分
当たろうが外れようが予報がそのように出ているのですから売場を作るしか無い。然しながら並べるだけでは簡単には売れない現実。
鉄筆POPが威力を発揮する時ですね。
言葉は不適切かもですが「殺気」が要になってくるのではないでしょうか。AIDMAの法則を思い出して売場を見渡す事も良いのでは?
投稿: dadama | 2022年6月14日 (火) 06時48分